2011_03
28
(Mon)21:35
 春芽ぶく 鶴屋吉信 2011/3/26
 
 芽吹く柳を思われる意匠。
 その柳の芽吹きで春の芽吹きを象徴している。
 そして、柳の緑と桜を思わせるピンク。
 桜色が少ないことで、まだ芽吹き始めたばかりの春を感じさせる。
 
 画像では見えづらいが、こなしは、白の上にそれぞれの色が重ねてある。
 そのため、緑色と桜色はほんのりと白が透けたようになり、京都らしいはんなりと
した色合いに。
 
 柳らしき枝は砂糖。
 この枝がないと、「春芽ぶく」という銘は、ちょっと説得力がなくなる、かな?
 とりあえず、さみしくなる。
 花もなくなる。
 この枝は媚びている、とも言えるかも知れないし、人によっては「俗っぽい」「く
どい」と思うかも知れないが、これは、この枝がある方が、だんなん的にはいい感じ。
 この枝の、花と媚びとの塩梅が、いかにも、鶴屋吉信っていうふうに感じる。
 
 
 種は、黒漉し餡。
 風味は、いつもの鶴屋吉信。って、当たり前のことだけど。
 とくに素材の何かが突出するわけでもなく、全体として、はんなり、ほっこり。
 柔和で、穏やか。
 まどかで、「円熟」といっても重厚でもったいぶった感じじゃなくて、あくまでも、
軽やか。
 古風ではなく、かといって、今っぽさが主張するわけでもなく、ほどよく、今っぽ
さはこなれて、調和している。
 姿のおしゃれさ、はんなり感を裏切らない風味。
関連記事
スポンサーサイト
2011_03
27
(Sun)01:30
 耳鳴り(?)もおさまり、耳も治ってきて、疲れもとれてきて、ようやく、気持ちも落ち
着いてきた。
 ちょうど、昨日、奧さんが鶴屋吉信の上生を買ってきてくれたので、なんとなく、ゆる
茶。
 鶴屋吉信のは、賞味期限が二日間なので、買ってきた翌日でも美味しく食べられる(と
はいえ、やっぱり、早いほうがいいけど)。

 床 2011/3/26
 
 軸は、二三日前に替えたところ。
 替える前は、深田直城の「柳に鳥」。
 今回は、「静座閑人 写」。誰が写したのでしょうか? 作者不明^^
 
 花は、青木とめぎ。
 先週活けた。
 山に採りに行った。やっぱり、花は、売っているものよりも採りにいったもののほう
が面白い。
 売っているのは、素直すぎる。育ちが良い、ってことかな、ある意味。
 
 青木は、芽が面白かったので。
 めぎは、赤い実。
 
 
 桜餅 鶴屋吉信 2011/3/26
 
 ひとつめの菓子は、桜餅。
 口直しに、ここでお茶。


 茶碗 都の春 2
 
 茶碗  総桜花皮茶碗  銘 都の春
 普通、梅花皮と書いて、カイラギと。
 梅花皮というのは、釉薬の縮れのこと。たいていは、井戸茶碗の高台脇などにあるの
を愛でる。というか、梅花皮のある井戸茶碗を愛でたりする。
 この茶碗は、全部が梅花皮。
 しかも、このカイラギの様が、梅の花と言うよりは、桜の花のよう。なので、勝手に
「桜花皮」と書いたりしている。
 色も、ほんのり桜色。
 そこに、緑色のお茶。
 柳の緑と桜。で、つまり、いつもの、「柳桜をこき混ぜて」の素性法師の歌にみたて
て、「都の春」。
 雪が降ったりして、なかなか春っぽくないけど。
 
 でも、そろそろ、とこの茶碗も数日前に出したところ。
 
 乾いているとき、湯がしみていくとき、濡れたのがまた乾いていくとき、お茶を入れ
なくても見込みの変化が楽しい。
 
 手触りも、独特。つる、ざら。
 
 見込みがざらざらなので、茶筅を垂直に立てて、なるべくすれないように点てる。
 泡もたっぷり、ふっくらと点てる。

 春芽ぶく 鶴屋吉信 2011/3/26
 
 ふたつめが、春芽ぶく。
 ふたつめといっても、奧さんと半分ずつだから、正味、一個しか食べてないわけだけ
ど。
 
 菓子のことは、後日、また、いつものように。
 
 それにしても、茶碗と響きあう、というか、かさなる、というか。
 偶然とは言え、それが面白かった。
 
 菓子の方は柳が主。
 茶碗はどっちかな?
 満開の桜をバックに、ふっくらと緑。季節的には、もう少し後。

 
 茶碗 都の春
 
関連記事
2011_03
26
(Sat)00:36
 今回の地震で、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
 また、生き残った人たちの人生や暮らしが、早くよい方向にむかいますように。。。
 
 ところで、東電の原発があかんようになって、節電お願いします、なんて勝手なこ
とを政府が言っている。
 なんで勝手か。
 今の都市や住宅、はたまた、生活は、すでにエネルギー高消費を前提にして設計さ
れ、つくられている。
(また、そんなふうにしてきたのも国だ)
 それが、たまたま発電所がいかれたからといって、そんな都市や生活がすぐに転換
できるわけない。
 そういうわけで、文明が滅びるときは、いともあっけなく滅びる。
 
 ちなみに、だんなんのうちには、前のうちにもいまのうちにもエアコンはない(今
のうちはエアコンがあったけど、売り主に撤去してもらった)。
 40何年の人生のうちで、エアコンなんて、自分のうちで一度も使ったことがない。
 車もないw
 そういうわけで、エコだの節電だのいうまえに、うちは十分エコだったし、節電な
んてする気もさらさらない。
 
 って、別に、だからエコな生活してたとか、そういう意識もない。
 嫌いなだけだ、エアコンだの、車だの、そういう低周波系の道具が。
 
 だけど、都会の家屋やマンションはそうはいかない。
 家屋そのものが、すでに、エアコンを前提に設計されている。
 そんな家屋の住人が、節電なんて言ってエアコン使わなかったら、あるいは使わな
くなったら、今年の夏はどうなるか?
 去年の夏、何人、熱中症で死んだか?
 
 もし、政府がほんとうにやる気があるなら、とりあえず建築基準法を改正して、夏
涼しい家、を強制すべきだw
 違法な家は国が責任を持って取り壊し、夏までに改築すべきだw
 どんな家か? 「徒然草」にあるような家だw
 別の言い方をすれば、たとえば、京都の町屋だ。
 しかし、そんなことは不可能。
 
 都会でなくても、今時の家屋は、エアコン使用が前提になっている。
 窓にすだれが懸けられないような家もいっぱいある。
 西や南に、夏場は家の中に木陰ができるように落葉樹を植えられる家が何軒ある
か?
 風が抜けるように、庭を・・・と思うと、そこは、ガレージ。
 すだれと植栽で、夏はそれなりに涼がとれる。
 それから、風が抜ける庭。
 40数年エアコンなしで生きてきた人間の経験だw
 
 それから、上生菓子^^
 物理的に冷やす、それがエアコンを前提とした生活。
 それに対して、涼しく感じる、上生はそのため。
 物理的に冷やすことばかりやってきたから、涼しげさを演出する、そういう感性
はなくなった。
 工夫もなくなった。
 無関心になった。
 
 それから、浴衣。あるいは、麻の着物。
 でも、ぴっちり着たらかえって涼しくない。というか、夏でもエアコンが普通に
なっているので、涼しい着方、というのを人は忘れてしまった。
 別に、和とかいうわけじゃない。
 着物と洋服、着比べてみたらすぐわかる。
 どっちが涼しいか。
 
 上生と着物も、エアコンなし生活40数年の実績w
 
 とはいえ、去年のような酷暑だと、これだけで凌げるか・・・
 去年までエアコン浸りだった人間が、節電とかいっていきなりこんな生活したら
・・・しーらないっw
 小さい頃からエアコン前提の暮らしの中で育った人は、汗腺の数が少なくなって
いるという。
 そんな人が節電エアコンなし、これは、死ねといわれているようなものだろう?
 
 そんなこんなな状況で、節電、エアコン使用控えろなんていう政府は無能この上
ない。
 夏には、死ぬ気で電力かき集めてこい、といいたい。
 夏までに、一刻も早く、電力が不足しないように、他国からでも電力を融通して
もらう体制を整えろ、といいたい。
 さもなければ、総理を筆頭に、国会議員、官僚、公務員、東電職員、みんなで自
転車発電機こいで、電力の不足を補いなさいw
 
 それから、もうひとつ。
 今、多くの人の目が被災地ばかりに注がれている。
 しかし、自分の足下は大丈夫なのか?
 たとえば、避難所。避難した後、どのくらい持つのか? ただ、たくさんの人が
集まれるだけの場所、それが「避難所」と呼ばれているところの現実だろう?
 トイレだって、ろくにない。食い物なんかさらさらない。
 東京や大阪の津波対策はどうなのか? 東海、東南海、南海地震といろいろ言わ
れているが・・・
 被災地の復興と同時に、いま無事な都市の足下をちゃんとしていかないと。
 
 原発だって、テレビにたまたま映った他の原発見てると、津波がきたら今回とお
なじことになりそうな原発があったりする。
 非常用の発電機の燃料が波にさらわれてしまっても不思議じゃないような、そん
なところだ。
 
関連記事
2011_03
23
(Wed)00:20
 去年は五月にあった茶会 その1その2今年も招かれて。
 たまたま、このような時にかさなってしまった。
  
 待合には、多めの花。。。
 とはいえ、去年よりは少なめ。
 
 奧さんが気に入ったのは、姫乙女と豆桜。
 叔母 豆桜
 でも、この桜。花を送ってくれた人が、湯気を当てて咲かせてくれたのだそうだ。
 今年は気候が不順で花もよくないようだ。
 
 だんなんが気に入ったのは、これ。
 叔母 竜金草
 竜金花。キンポウゲ科の花で、たまたま花言葉は「必ずくる幸せ」なのだそうだ。
 
 待合の軸は、深田直城 の「ひな鳥」。
 蓮華が咲いている横に、親子の雀(のような)が。
 
 さて、茶室の床。
 叔母 床
 「日々是好日」。
 はじめは、この季節らしく「柳緑花紅(やなぎはみどりにしてはなはくれないなり)」(つ
まり、古今で言うところの「見わたせば柳さくらをこきまぜて都ぞ春の錦なりける」 素性
法師)にするつもりだったそうだが、折も折なので、この軸に替えたのだそうだ。
 日々がつつがないことである幸せ。
 
 茶碗は、朝日呉器。
 替えが、色絵雲錦。雲錦とは、桜と紅葉を、蜘蛛と錦に見立てての意匠名。
 もうひとつの替えは、永楽に、柳の柄。
 
 菓子は、高砂製の蕨餅と伊賀の紅梅屋製のさまさま桜
 叔母 かし
 さまざま桜は、白の方に青のりがはいっていて、ちょっと意外な風味。
 
 叔母 飾り
 水差し、棚などはこんな感じで。
 これは、手前を終えた生徒さんが、入り飾りに。
 
 茶器は、一閑張りの棗。
 叔母 なつめ
 一閑張りというと、和紙と漆をかためてつくるもので、和紙の質感をだしているものを
よく見かけるけど、この棗は、溜め一閑張りで、一見、普通の塗りの棗のように見えると
ころが、面白かった。
 持ってみると、とても軽い。
 芽張柳の蒔絵。
 蓋の裏は朱で、小さな色紙状の金箔ちらし。
 
 茶杓は、白樺。銘、春霞。皮の削り残しの風情が、春霞のよう。
  
 さて、お菓子を食べ、お茶も戴き、拝見も終わって、もう一部屋、別室にしつらえら
れた、床。

叔母 待合の床
「無一物」。
 これは、「無一物中無尽蔵。花あり月あり楼台あり」ということで、やはり、この折
であるから、この軸を選んだとの亭主からの説明。
 そして、お気持ちのある方は、震災でなくなった方々への手向けとして、お花を・・・
ということで、だんなんもちびっと、活けさせてもらった。
 叔母 花所望
 
 その後、どうも最近のつかれもあって、ほっこりしたこともあって、待合で花に囲ま
れてうだうだとしていて、最後の席も終わり、それでもまだうだうだしてると、身内
(お茶や花の生徒さん)の席をするというので、おいでおいでと、招かれて、奧さん
共々結局二回も席に。。。 
関連記事
2011_03
20
(Sun)21:42
 一週間ぶりのブログ。
 そのあいだに、世の中では、なんとも言葉では表現しがたいような出来事があった。
 でも、今は、そのことには触れない。
 
 それに比べれは非常にささやかながら、だんなのにも新しい時代が訪れた。
 南北朝時代だ。
 
 左耳の、北朝。
 右耳の、難聴。
 それを日本の中世の一時代にあやかって、南北朝時代と呼ぶことにした。
 
 急性低音障害型感音難聴。
 どんな症状かというと、低音の耳鳴りがする。
 あるいは、耳が詰まったような感じになる(水が入ったみたいな感じ。または、飛行
機でつーーん)。
 
 以前、パヴァの声のことを書いたが、そのときには、すでに南朝は右耳でその正当性
を主張していたのだった。 
 低周波音症候群かな、と思っていたこともあったが、、、。
 
 ただ、この低音の南朝は、とても低音に敏感。
 つまり、聞こえなくなった音域の音を脳がかってに補う。それによって、聞こえなく
なった音域の低音の耳鳴りがするのだ。 
 その耳鳴りは、たとえば、(エアコンなどの)ファンが回るような音に聞こえたりす
る。
 ヴォーン・・・ヴォーン・・・
 しかも、頭の中で。
 
 で、それがまったく耳鳴りかというと、そうでもない。
 かすかにしか聞こえない低音を感知して、聞こえない右耳が補って、頭の中で増幅す
る。
 低音に敏感になる。

 だから、最初は、外から聞こえる低周波音を探し回った。
 近所のエアコン、電柱の変圧器、病院の空調、工場の自家発電機・・・果ては、冷蔵
庫まで、そういったありとあらゆるものが、南朝の協力者、密通者、楠木正成や新田義
貞に思えてくるw
 夜中に、その低音で太平の眠りをかきみだされることもしばしば。
 また、争乱によって眠れないこともしばしば。
 目に見えない敵・・・
 さすがに北朝も消耗していった・・・
 
 三月に入ってからはことに南朝の活動が活発になり、週に2日くらいはまったく寝ら
れなかったり、寝られてもよく眠れない状態。
 昼は夜のように暗くなり、魑魅魍魎が跋扈する・・・
 それでも、低周波の音源は、南朝方の密通者とおぼしき者たちは、減るどころか、増
えるばかり。
 四面楚歌。
 さすがの北朝も消耗がひどく、ついには、死を望み、覚悟する始末。

 
 そんなある朝、目覚めると、右耳が詰まった感じ。
 さすがに、これは、医者へ・・・。
 そして、実は、急性低音障害型感音難聴ということがはっきりし、南北朝時代の幕開
けとなったのだった。
 
 原因は、ひどい過労。
 過労を自覚さえできないほどの過労。
 睡眠剤をもらって、ここ3日程はよく眠れている感じ。
 気分も明るくなってきたし、難聴を南朝なんて、オヤジギャグを言える余裕もw
 
 ブォーンという耳鳴りも、ファンの回転音、などと嫌なモノに見立てるからより嫌に
なる。
 よくよく聞いていると、チェロの低い音のようにも聞こえる。
 それだけでも嫌さは減るし、チェロは個人的にちょっとした思い出がある楽器。
 耳鳴りがしてきたら、その思い出をひもといて、嫌さも軽くなるし、それどころ
か・・・
 
 
 それはそうと、静かなときに聞こえてくる低音で悩んでいる人で、耳鼻科に行ってい
ない人がいたら、「低周波症候群」なんて思わずに、まず、耳鼻科へ。
 低周波音については、両極端の意見がもっぱら。
 低周波音は怖ろしい、有害、といったものと、反対に、まったく害がない、そもそも、
「低周波音」などという物自体ナンセンス、というようなものまで。
 だんなん的には、内因と外因が絡まって、「低周波症候群」になる、と。
 
 内因は、低音性の難聴。それで、低音に対する感受性が鋭くなる。普通の人には聞こ
えないか、非常に神経を集中しないと聞こえないようなかすかな低音が、聞こえるよう
になる。
 といって、聞こえているのは、耳鳴り。だから、頭の中で響く。耳鳴りがなくても、
耳や頭に圧迫感を感じる。
 
 外因は、低周波音。もうすこし詳しく言うと、難聴で聞こえなくなった音域の低音。
でも、この音自体は無害。
ただ、難聴で鋭敏になった聴覚が、かすかな音まで捉えてしまう。聞こえないから、脳
が補って、聞こえるようにしてしまうのだ。
 
 いらいらや、不安感や、その他、「低周波症候群」の不定愁訴は、疲れや自律神経失
調症や、不安神経症。
 もともと、急性低音障害型感音難聴になった人は、心身の過労をかかえている可能性
が高い。
 そこに、わけのわからない音の攻撃によって、さらに疲弊し、自律神経がやられ、不
安も募る。
 
 外からやってきて自分の頭の中で響く音。
 そんな音に晒されつづければ、自他の区別もつかなくなり、不安は募る。
 ただ、それが、耳鳴りだとわかれば、自分の脳が作り出している音だとわかれば、こ
の不安は解消する。
 
 だが、まったくの耳鳴り、でもないこともある。
 ほんとうにかすかな低周波音。
 遮音性の高い家屋では中・高音域の音は遮音されて家の中では聞こえなくなり、低音だ
けがより聞こえる。
 そのかすかな音を、急性低音障害型感音難聴は感じ取り、聞こえない方の耳の脳が、そ
の音を補い、増幅する。
 だが、その低音自体は無害。
 無害なものでも、不安や恐れがあれば、それは有害なものになる。
 もし低周波音がほんとうに有害なら、聞こえようが聞こえまいが、放射線のように病人
があふれているはず。
 冷蔵庫なんて、家の中どこらか、10メートル以上離れても安全とは言えない。
 エアコンの室外機、隣にむけてたら、これは立派な犯罪w
 
 つまり、もともと低音性の難聴の気がある人、あるいは難聴なのに気づいていない
人など内的な要因を持っている人が、ある日、外部から突然聞こえてくる低周波音を
引き金にして起こる耳鳴り、あるいは引き金なしにおこる耳鳴りを外部からの低周波
音と思い、自
律神経失調症や不安神経症のようになるのが、「低周波症候群」。
 「低周波音」によって健康を害されていると思うこと、それこそが、「低周波症候
群」。

 
 もちろん、このメカニズムがすべての「低周波症候群」で苦しんでいる人に当てはまる
とは考えない。
 しかし、いくらかの人は、こうした、だんなんの経験したメカニズムの人もいるのでは
ないか?
 
 夜静かなときに、低音の音が聞こえてくる人は、是非、まず、耳鼻科の受診を。 
   
関連記事
2011_03
14
(Mon)00:00
 草の花  餅  末富  2011/3/5
 
 草餅でかたどった花。
(これも、持ち帰ってくるとき事故にあってすこし姿が崩れてしまった)
 
 鶴屋吉信の 草おとめ を思い出した。
 草乙女 鶴屋吉信

 
 種は、黒粒餡。重く、濃厚な餡。
 きいろい蘂は、芋入りのそぼろ。なめらかでさわやかな風味。なんとなく玉子の黄身
のような甘みを感じるのは、黄身入りなのだろうか?
 草餅は、なめらかな口当たりで、蓬の風味が豊。
 これらが、口の中で、絶妙に調和する。
 
関連記事
2011_03
08
(Tue)21:44
 都桜  羽二重  塩芳軒  2011/3/5
 
 高島屋の地下食品売り場で、火・土曜日限定の塩芳軒。
 そのため人気も高く、いつも売れ残りを買うことになる。
 とはいっても、好みだからいいけど。
 
 以前、福梅 を食べたが、今回は、桜。
 福梅 は、蘂がこなし。
 都桜は、焼き印。
 
 
 種は、白漉し餡。なめらかで、とろけるよう。
 羽二重は、いつものとおり、ふわふわ、ホイップ感のある羽二重。
 塩芳軒の羽二重は、特に好み。
 
関連記事
2011_03
07
(Mon)21:09
 桃の里 きんとん  末富  2011/3/5
 
 同志社大の能楽部・紫謡会の新作能『庭上梅(ていしょうのうめ)』を観に行った、
3/5に。
 高島屋の地下食品売り場で。
 高島屋の地下にはいろいろな菓匠がある中で、まず、土曜日と火曜日限定の塩芳軒
のを。
 ただ、塩芳軒のは三種あるうち二種は売り切れだった。
 のこりの一種を買ったけど、ちょっと物足りなく、追加した末富の三種のうちの一
つ。
 
 京都のデパ地下で手に入る上生の中で、末富さんのものは、素材がもっとも上質・良
質なもののひとつ。
 ただ、買いにくい面もある。
 ひとつには、三種セットになっていること。良質な素材を使い、大きさも少し多いの
で、一個の価格もやや高め。それが三個セットになっているので、ちょっと手が出しに
くい。
 また、三個の中に意匠や姿がいまいちと思えるものがあると、やはり、買うのをため
らってしまう。
 前日までに予約すれば個数や種類など融通してくれるとのことだが、京都に住んでい
ないので前日にどんなものがあるか下見することもできない。
 そういうわけで、末富さんは、食べたいと思いながら、なかなか手を出しにくい店だ。
 
 今回の三種セットは、意匠や姿をどうこうというものでもなく、また、どうしても、上
質な美味しい上生が食べたかったので買うことにした(他の菓匠のものがまずいという
わけではない。姿や意匠を含めてそれぞれの個性がある)。
 
 末富の上生の特徴は、素材のよさ。上質、良質な素材を使っている。
 その反面、姿、できばえはざっくりとしている。
 また、大粒である。
 
 この桃の里。
 実は、持ち帰るときちょっとした事故に遭ってしまい、店頭の向きとは違う向きから写
してある(笑
 ひな祭りの菱餅と同じ色の組み合わせ。
 とはいえ、桃の里という銘から、桃の花と、菜の花、雪、だろうか?
 あるいは、桃の花と柳と雪だろうか?
 
 
 種は、黒漉し餡。
 そぼろは、緑の部分が抹茶入り。さわやか。
 白が、たぶん、ほぼ大和芋。それほど粘りはない。芋の風味が豊。里芋っぽい感じ
さえする。
 桃色のところは、芋入りの白餡。ねっとりとしていて、むしろ、芋の風味を強く感
じる。
 口に含むと、非常になめらか。とろけるよう。
 餡とそぼろは、やわらかさの塩梅、風味などはいうまでもなく綺麗に調和している。
 後口に、はんなりとした甘みの余韻。この甘みのはんなりとした余韻が、意匠、姿、
銘、季節とてりあっていてとてもよかった。
 甘みは、きつくなく、シャープというほどに鋭くないがしまりがあり、また、古風
でもない。この甘みにもとても好感が持てた。
 ぱくりと一気にいかないで、部分部分を別々に食べ、そのあとでまとめて食べたが、
そのどの一口一口にも満足がいく。
 このきんとんは、どうしても抹茶を誘う。 
関連記事
2011_03
04
(Fri)21:53
 引っ越ししてから、なんとなく落ち着かない家、部屋、リビング・・・
 けど、その理由も原因もわからなかった。
 
 数日前、夜中に妙な音が聞こえてきて、目が覚めた。
 ぶぉーん、ぶぉーん、というような低い響き。
 ちょうど奧さんも目を覚ましたので、変な音がしないか? と聞いてみたが、ほと
んど何も聞こえない、という返事。
 そのまま、だんなんは音が耳について眠れなかったが、奧さんはすやすや・・・。
 
 後でネットで調べてみて、どうやら、「低周波音」だと言うことがわかった。
 低周波音というのは、人によって聞こえたり聞こえなかったりする。
 低周波音症候群、といって、中には健康を損なう人もいる、ということ。
 なんか、えらくたいへんなことになったなぁ・・・。
 といって、どこからその低周波がしてくるのか、よくわからない。
 家の中、何処へ行っても聞こえてきた・・・
 
 何となく落ち着かないのも、そのせいだったようだ。
 で、音源を突き止めるのも大切だが、何か防ぐ手はないかとヤフー知恵袋で検索し
てみると、結構、低周波音の苦情、ってあるんだ。
 低周波音は、実はなかなかやっかいで、防音、遮音などは難しいらしい。
 波長が長いので相当なものでないと防げない(レントゲンと同じ。波長が長いので
ものを透過してしまう)。
 
 ただ、その中で、あるオーディオマニアさんの回答の一つに、「家具などを壁と平
行に置かない」というのがあった。
 で、とりあえず、リビングの家具を微妙に壁と平行にならないように、置き直して
みた。
 
 すると・・・なんということ、すっきり、した。
 今まで、リビングにいると、静かなときでも何か変な感じ、というか、音があるわ
けではないが、なんかぼやんとした感じがしていた。
  
 それが、すっきり、静か。
 まるで、すごいシテさんのときの能舞台みたい。
 あるいは、「水を打ったように」と言うが、そんなすっきりとした静けさ。
 
 で、さらに、試しに、パヴァロッティ全集のドニゼッティのCDをプレイしてみる
と・・・
 す、すごい・・・なんて美しいパヴァロッティの響き・・・
 新しい家に来て、テレビの音や音楽の音も、なんか冴えなかった。
 静かになったばかりか、こんなにも美しパヴァロッティの響き・・・
 
 またまたネットの検索にお世話になってみると・・・
 スピーカーを壁に平行に置かない、というのはオーディオマニアの間では常識・・・
だったり・・・
 
 考えてみると、前の家は間取りの関係で自然にスピーカーと壁が平行になってなかっ
たようだ。
 そんなことも知らず、スピーカーを平行に置いて、なんかききづらいな~、パヴァ
ロッティの声もなんか前と違う・・・ききづらいな~と感じていた・・・無知なだんなん(笑
(実は、スピーカーを替えたのでそのせいだと思っていた)
  
 それで・・・そういえば、音楽のホールとか、舞台から壁とか天井が放射状になって
るな、というのを思いだして、天井・壁は無理でも、せめて家具を・・と思い、さっき
壁とまちまちに非平行にした家具を、コンサートホールふうに置き直してみると・・・
 
 う、美しい・・・パヴァロッティの響きに・・おもわず・・うるうる・・・
 まじ、涙で目が潤むほど美しい・・・
 
 部屋も、何となく落ち着かなかったのが、落ち着ける感じになった。
 冷蔵庫の音も静かになった。
 音響学的にはいろいろあるらしいけど、そういういろいろのいやな音が消えた感じが
する。
 
 禍転じて福となす、とはこういうことか(笑
 
 低周波音の方も、音源はともかく、これであまり影響しなくなれば、とりあえずはい
い。
(音源も、ちょっと目星がついているが)
 
 さっそく『愛の妙薬』を聴いてるけど・・・
 パヴァだけじゃなくて、他の歌手の声も感動的・・・
 今、ちょうど、ドクトーレ(ダーラ バス)だけど・・・すごくいい・・・
 
 20年前のスピーカーでも、ちょっと家具を動かすだけでこんなに美しい響きになる
なんて・・・
  
 とにかく、また、パヴァロッティのあの美しい響きがぼくのもとに戻ってきた・・・
 
関連記事
2011_03
03
(Thu)22:49
 ひちぎり 鶴屋吉信  2011/3/3
 
 京都のひな祭りの上生といえば、このひちぎり。
 手前から、草餅・粒餡、右が、こなし(白)・漉し餡、こなし(紅)・白餡。
 餡の代わりに、きんとんだったりする店もある。
 
 鶴屋吉信のは、下のところが、草、白、紅と菱餅の色。
 餡もそれぞれ、違う餡がのせてある。
 
 いちまも大喜びw
 
 草餅と粒餡は、餡は芳ばしく、草餅は蓬の香りがしっかり。
 こなしのものは、それぞれ、こなしと餡のかたさの塩梅がとてもよい。
 
 品があり、甘すぎず、はんなりとした風情。
 昨日今日と急に冷え込んで「ひな祭り寒波」なんていってるけど、これを食べると、
はんなり、ほっこり、春めいた気持ちになった。
関連記事