2012_03
30
(Fri)21:43
 京のよすが でおなじみの亀末廣。
 3/24に京都に行ったおり、ちょっと立ち寄り、ちょっとお菓子を買ってきた。
 
 絹のしずく という干菓子。
  
 絹のしずく 亀末廣
 
 なんと、木箱入り。
 価格は、一箱1300円。
 
 絹のしずく 亀末廣 2 
 
 のしの下はこんな感じ。
 蓋に「亀」のなかに「末廣」の焼き印。
 
 絹のしずく 亀末廣 3
 
 10個入り。
 1枚130円は高いか安いか。
 
 絹のしずく 亀末廣 4
 
 黒い三粒は、一休寺の大徳寺納豆。
 あの、ちょっとねっとり、しょっぱい、納豆。
 
 思ったより、さくさくとした口当たりの落雁。
 さくさく、しょわ~。
 大徳寺納豆が、風味にさらに複雑に、豊かにする。
 
 この大徳寺納豆入り落雁、銘はいろいろだが、まあ、それほどめずらしい干菓子ではない。
 そして、「絹のしずく」という、この姿からはあまりふさわしくないような銘。
 ただ、一口口に含むと、さくさくと崩れたあと「きゅっ」「きゅっ」と絹のような舌触り、それでいてどこかつややかな風味は、「絹のしずくだ」と感じるから不思議。
 まさに、ぴったりの銘。
  
 
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2012_03
27
(Tue)23:02
 3/24の晩ご飯は、買い食い。
 下鴨茶寮のおかずなど。
 
 下鴨茶寮  たきあわせ
 炊き合せ 葛餡かけ
 
 塩漬けの桜の葉っぱと筍・道明寺が蒸してあって、桜の葉の風味がうつって春めいて美味しかった。
 筍もとてもフレッシュ。
 
 海老の右となりは、帆立貝柱の黄身衣煮。
 
 ほかに、菜の花の辛子和え、椎茸煮、空豆、鯛、黒豆、花びら芋、かぼちゃ煮、など。
 
 
 下鴨茶寮 香りあんかけ
 香り餡かけ
 里芋、生麩、たらこ、筍、揚げサーモン、菜の花、湯葉、かぼちゃ、白魚蒸し、小豆、わかめ、など。
 
 
 そして、にゅうめん
 下鴨茶寮 にゅうめん
 
 椎茸、ぎんなん、帆立貝柱、ネギ、おぼろ昆布、生麩など。
 このにゅうめん、なんか表面が細かいスポンジのようで、ダシをよく含む感じがする。
 ダシは、たぶん鰹と昆布。
 おぼろ昆布も美味しい。
 大好物。
 
 
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2012_03
25
(Sun)22:05
 昨日、たまたま京都高島屋の地下和菓子売り場で購入できた、嘨月の上生。
 1セット五種入りで、2200円。

 嘨月 2012/3/24
  
 戯れ  外郎  左上 
 御室の里  こなし  右上
 木の芽焼き  薯蕷  真ん中
 ほのか  道明寺  左下
 里の春  きんとん  右下
 
 と、葛や寒天などは入っていないが、今の季節に味わえる素材が網羅されている感じ。
 ゆる茶で抹茶を飲みながらいただいた。
 
 何から食べようかな?
 まずは・・・ 
 
 木の芽焼き  薯蕷  漉し餡
 嘨月  木の芽焼き
 
 二つに割ると(奥さんと半分ずつたべるので)、餡は赤っぽい。もしかすると北海道産の小豆なのかも知れない。
 薯蕷の皮は、思いの外薄い。ただ、とてももっちりしていて持つと指に吸いついてくる感じ。肌理もとても細かい。
 一口食べた印象は、木の芽がとてもフレッシュで、薫りたかく、すーすーする。
 薯蕷の皮はふっくら、もっちり、まったく薯蕷臭くなく、洗練されている。ただ、澄んだ感じはないが、とてもふくよかな感じがする。
 漉し餡は、これも洗練されていて、ほっこり。
 ただ、薯蕷、餡とも、木の芽の風味を引き立てるための演出に過ぎない、といった趣。
 木の芽焼きという菓銘のとおり、主役は木の芽の香り。
 木の芽を使ったお菓子はいろいろあるし、上生にもそういうのは少なくないが、これほど木の芽の香りがゆたかなものははじめて。
 洗練されているが、痩せた感じや尖った感じはなく、ふくよかに完成されている薯蕷。
 
 
 戯れ  外郎  白漉し餡 
 嘨月 戯れ 外郎
 
 胡蝶の焼き印がおしてある外郎。
 「戯れ」という銘は、たぶん、荘周が夢に胡蝶となった、あのエピソードからなのだろう。
 
 画像ではうまく出ていないかも知れないが、ほんのりと黄色い。
 外郎の生地は白く、中の白餡が黄色く染めてある。そのいろがほんのりと透けている。
 
 外郎に胡蝶の焼き印、という意匠は、ありふれたものだ。
 
 ういろうは、しっとりやわらかくて、歯切れはよい。
 餡はやや水が多い感じがする。みずみずしい餡。
 
 風味のことを言いたいが、なんと言っていいのか、よくわからない。
 食べ物をほめるとき「おいしい」と言うのだが、それでは足りないし、この上生の本質を言い当てていない気がする。
 しんみりといい、じわ~といい、という感じ。
 風味は、完全な球体、とでもいうか。
 過不足なく、なにか突出した個性があるわけでもない。
 目立った主張はしなく、控えめだが、しっかりしている。
 とにかく、はじめに食べた木の芽焼の薯蕷にもこれらは通じる。
 
 それなりに、今まで、京都の菓匠・菓子司の上生の外郎を食べてきたが、そのなかで一番の外郎。
 奥さんもおなじ感想だった。
 
 
 ここで、抹茶を一服。
 そのあと、白湯を飲んで口を清めた。
 
 
 ほのか  道明寺  白漉し餡
 嘨月 ほのか 道明寺
 
 道明寺に氷餅粉を振りかけ、桜の花とつぼみの焼き印が押してある。
 意匠的にはこれもありふれたものだ。
 
 冬には、霜や雪をあらわす氷餅粉が、ここでは満開の桜の花びらを思わせる。
 
 ねっとり、とても柔らかい白漉し餡。とろとろしてる、と言ってもいいくらい。道明寺の種の餡は柔らかめのものが多いが、やわらかめというのではなく、ほんとに、とろとろで流れ出しそうな感じだった。
 
 道明寺は、なんとも言い難い素晴らしいものだった。
 たとえて言うなら、道明寺というのは、餅米を炊いたものを干して砕いてもう一度蒸して突いたりして固めたものだが、その製造の過程が彷彿と思い浮かべられるよう。道明寺というのがどんなに手間がかかっているか、それが思い浮かぶよう。
 それでいて、何ともいえない、弾力、一粒一粒はプチプチしていなくて一体になっているが、かといってそれがやはり粉を練ったものではなく、粒だったと感じさせてくれるような歯触りと舌触り。道明寺の製造の過程が思い浮かぶ、とはそういうこと。
 なめらかで一体になっていて、一粒一粒はプチプチしていないが、それでいて一粒一粒の存在を感じる、というか。
 実際には一粒一粒はプチプチしていないが、プチプチを感じさせる、というか。
 一粒一粒がプチプチしている道明寺、あるいは一粒一粒の粒感がないほど一体化した道明寺、そういう道明寺もそれはそれでそれぞれに個性があって美味しい。
 ただ、?月のこの道明寺は、そういう道明寺を包括している、そして超えている、という感じがする。
 今まで食べたことのない道明寺の食感、
 また、道明寺には透明感がある。
 
 さくさくとした氷餅粉、独特の不思議で素晴らしい口当たりの道明寺、とろ~りと流れ出てきそうな白漉し餡、それらが口の中でひとつになる。
 
 そして、先述の二品同様、控えめで、突出した個性を主張しないが、ふっくらと過不足なく充足している、と言った風情。
 やっぱり、今まで食べた道明寺の中で最高のもの。
 
 御室の里  こなし  黒漉し餡 
 嘨月 御室の里 こなし
 
 さて、きんとんが上生の王とするなら、女王ともいえるこなし(と、だんなん勝手に)。
 
 桜の花をかたどってある。型押し。
 銘は、御室の仁和寺が桜の名所ということに因んでだろう。
 
 餡は、赤みがかっている。やはり、北海道産の小豆だろうか。
 
 こなしはしっとり、粘りが強い。ただその粘りが、蜜などの粘りではなく、小麦粉の粘りという感じ。
 おおくのこなしは、なんとなく粉っぽいぱさぱさとした感じがあるのだが、というか、口溶けに粉っぽいぱさぱさとした感じがあるのたが、それがない。
 かといって、蜜などを使う練り切りの粘りとも違う、ということが言いたい。
 粘りは強いが、それは練り切りの粘りでなくて、ぱさぱさとまではいかないが、こなしの口当たりを感じる。
 
 これもやはり「おいしい」という言葉を超えているし、そのほか、ふっくらとして過不足ない、ほとんど完璧な感じがするのは、これまでの三品とおなじ。
 しみじみいい、素晴らしいこなし。
 
 
 ここで、また、抹茶を一服して、白湯で口をすすぎ、いよいよほんめいのきんとん。
 
 
 里の春  きんとん  黒粒餡 
 嘨月 里の春  きんとん
 
 画像では、上に載っているピンクのそぼろが全部ピンク色に見えるが、実際は、蟹の脚の身のように、白とピンクがぼかしになっている。
 そぼろの肌理は、とても細かい。
 意匠的には、一見、「岩根ツツジ」のようにも見える。
 ただ、「岩根ツツジ」は、たいていは土台の緑のそぼろと花のそぼろの肌理が異なっている。緑の方は粗く、ピンクの方が細かいのだ。
 嘨月のきんとん、ことに「岩根ツツジ」に類するものを見たことがないので、そぼろの肌理についてはわからない。「岩根ツツジ」の場合も緑の部分のそぼろの肌理が細かいのか、どうか。
 とにかく、この「里の春」は、緑のところも花のところも、どちらも、たぶん最も細かい肌理のそぼろを使っている。
 緑の部分のそぼろの載せ方も、やや特殊な感じがする。
 きんとんは、種になる餡を玉にして、そのうえに、こし器で漉してそぼろにした餡を載せていく。その載せ方が、このきんとんでは、花の部分と同じように、おなじくらいの大きさで丸くひとつまみにしてそれをみっしり載せているように見える。 
 
 種の粒餡の色は、黒い。つまり、だんなんがいつも見慣れている、丹波大納言の、紫ががったような黒。
 風味も、間違いなく、丹波大納言。
 しっかり甘い餡。しかし、甘ったるくもなく、くどくもない。そして、小豆の味もしっかり。
 澄んだ甘み。
 また、餡の粒がなんともいえない。干した小豆を使っててあるのか、草でないのかはわからないが、そういう小豆の粒を餡に煮たときの粘り、独特の弾力を感じた。
 黒粒餡全体も澄んでいて、やはり、過不足ないすばらしい餡。
 
 そぼろも、しっかり甘いが、やはり白餡風味はしっかり。
 このそぼろが口の中でほけ、とけていくのもなんとも言い難い。
 そぼろの風味も、手芒とも、白小豆ともつかない、つまり、手芒の特徴や白小豆の特徴が突出したものでない、白餡そのものといった風味。
 
 しっかりした甘さ、でも、くどくなく、甘ったるくもなく、餡の風味もしっかり。
 これは、理想の和菓子では?
 
 そして、これらのこともさることながら、茶人のあいだで嘨月のきんとんが最高だと言われている理由がこれ? と思えることが。
 なんと、このきんとんを食べると、しきりにお茶が欲しくなるのだ。
 上生を食べて、こんなにお茶が飲みたくなったのははじめて。
 ぼくだけじゃなく、奥さんもそうだった。
 しかも、このきんとんを食べるまでに、もう二杯、抹茶を飲んだというのに、だ。
 しきりにお茶が欲しくなる、といっても、くどいから口直しに、という感じではない。物足りないから、お茶が欲しい、というのでもない。お茶に合う、というレベルも、もちろん超えている。
 きんとんはきんとんとして過不足なく充足していて、とても満足。
 その上で、とにかく、しきりにお茶が欲しくなる。
 
 お茶のお菓子は、引き立て役、あくまでも、主役はお茶、とは、よく聞く言葉。
 でも、実際、お菓子を食べて、このきんとんほどお茶を欲しいと感じる上生ははじめて。
 というか、こんなふうな上生がある、なんて言うことがはじめて。
 それに、しばらく時間が経ってくると、お茶が欲しい、という欲求が静まってくる。
 その時間を考えるに、お菓子を出してお茶が出る、というあの時間にぴったり、という、そんな気までした。
 つまり、このきんとんを食べてどうにもお茶が欲しい、欲しいと客が一番焦がれているそのタイミングに亭主は点前をおえてお茶を出せる、そんな感じなのだ。
 ただ、お茶を引き立てるために控えめにしている、というのではなくて、お茶を欲しくさせる、お茶のお供としてこれほど素晴らしいきんとんは他にはないんじゃないか、とさえ思えてくる。
 
 とにかく、確かに、きんとん一個を独立して風味だけを言えばいろいろいいものもあるが、お茶との関係を考えてみると、いままで食べたきんとんの中で、このきんとんは一番素晴らしいきんとん。
 
 
 
 嘨月のこの五個セットの上生、すべてが、過不足なく充足していた。
 それは、あるワイン生産者の言葉を、思い出させた。
 「ロマネ・コンティがあらゆるブルゴーニュの中で最も素晴らしいのは、突出した個性があるわけではなく、すべてが過不足なくまとまっているから。完璧の球体のように」
 細かいところはどうかもうはっきり憶えてないが、大意は間違いないと思う。
 完璧な球体、というのは、きっと、ギリシャ・ローマ的な完璧さの象徴なのだろう。
 (ルロワのラリー・ビーズ・ルロワ女史の言葉)
 
 一方、孔子も、理想は、突出した、専門的な知識や個性ではなく、すべてにわたって過不足なく充足した個性であり、知識であり、知恵であると。
 お茶は禅に通じ、禅は、老荘思想に通じる。
 孔子と老荘思想は対立的なものだが、補完的なものでもある。
 
 何か突出した特別な個性や専門知識が高く評価されるような今時にあって、嘨月の上生はこういった古典的な美意識や価値観をあらわしていると同時に、これらに想いを至らせてくれる、素晴らしいものだった。
 
 
 もしかして、嘨月の「しょう」の字が出てないかも。
 「瀟洒」の「瀟」の「三水」偏を「口」にしたもの。 
 「うそぶく」と、訓読みする字。
 「月に嘯く」と誰かの漢詩にあったとおもうけど、そこから来ているのかも。
(実は、初代が虎屋で修行していて、虎が月に向かって吠える様をあらわした「月に嘯く」を屋号にしたそうだ) 
 
  
  
  
         
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2012_03
24
(Sat)23:03
 今日、ちょっと京都に行ってきた。
 目当ては、同志社大で開催されていた
 
 市松人形関連
 
 今日最終日。
 ちなみに、パンフの、右上は、「ミス京都市」。京都の丸平大木人形のもの。
 なんとなく、京都っぽい顔立ち?
 実物は、身長約80センチ。
 着物なども当時のものだった。よく見ると、京都市の市章も柄に入っている。
 傘いっかい、ぽっくり二足と草履一足も展示してあった。
 今回は、この「ミス京都市」の修復完了記念だということ。
 ただ、帯揚げが、なぜか逆? じゃないかと思うが・・・(昔はこんな着方もあった?)
 
 左下は、平田郷陽作。
 平田郷陽、知ってる人は知ってる、生き人形の人間国宝作家。
 この人形も「答礼人形」として作られた。
 身長は、「ミス京都」などとおなじ、約80センチ。
 ただ、どこの「ミス」かはわからない。
 着物など当時のものではなく新しく着せ替えらたもののようだ。
 
 他に、うちのいちまの姉妹にあたる光龍斎のものもあった。
 やはり、身長や約70くらい。
 
 「答礼人形」とは、昭和二年に、アメリカの子供たちから日本の子供たちに、約12000体の青い眼の人形がプレゼントされたが、そのお礼にとアメリカに贈られた人形。各県と当時の植民地や占領地だった外地(朝鮮、台湾、関東州など)と六大都市を代表する計58体で、それぞれ「ミス何とか」と呼ばれている。(ただ名前もちゃんとあったよう。「ミス京都市」なら、「京子」ちゃん?)
 
 各県と外地は、東京の人形師が受け持ち、六大都市は京都の人形師が受け持った。
 京都のは、すべて、丸平大木製。
 東京は、何人もの人形師がつくったもののなかからよい人形を選ぶ、というふうにした。最終的に、六人(位だったと思う)の人形師のものになり、その中でも光龍斎が圧倒的に多かった。そのほか、東光や郷陽なども。
 やっぱり、光龍斎のは、なんといっても、かわいい^^
 
 それにしても、「ミス大日本」(写真)にはちょっとびっくり。。。
 どんな顔かというと、ストレート「おかめ」さん^^
 当時は、「おかめ」が美人だったのかなぁ。。。
(いまの美人顔に整形したら、二〇年後には、ブスって言われるかもよ?)
 
 で、この人形のやりとりがなんで同志社大かというと、アメリカ人で当時の同志社大の教授だった何とか言う博士が云々かんぬん・・・。要するに、彼が帰国したら、日米関係が険悪になりつつあるご時世を反映して、反日感情がたかまってたりで、こりゃあかん、日米友好の架け橋に、ということで、「青い眼の人形」をプレゼントした、ということ(だったと思う)。
 
 アメリカから贈られた人形も四体展示してあった。
 各地の小学校にひきとられたのだが、戦時中には敵国から贈られたものだというので処分するように指示があり、のこっているものは少ないらしい。
 寝かせていたのを起こすと「ママー」とか言うのだそうだ(壊れてないのは。でも、なんで「ママ」だけなんだ?w)。
 なかなかかわいいものもあった。
 
 日米問わず、人形は、パスポートや旅券まで作られていたようだ。
 展示してあった。
 
 また、お人形をかわいがってねと、日本の女子生徒が書いた手紙もあった。
 なんと、小学校二年なのに歴史的仮名遣いだ!(って、当たり前か^^;)
 やっぱり、人形というのではなく、友達か、姉妹をよろしく、といった感じの手紙だ。
 六年生の手紙になると、なんだか、先生にかなり添削されたのか、優等生的なことが書いてあった。
 
 それにしても、なんだかな~。。。
 人形をダシに、いたいけな少女を使って「日米友好」かぁ。。。
 人形には感情はないが、なんか、切ないな。。。
 ウチのいちまをそんな「大使」にはしたくないなぁ。
 ずっと手元に置いておく(← 完全な親バカ)(笑
 
 
 それはそうと、二十数年ぶりに訪れた大学だが・・・
 「タテカン」とか全然無かった。
 「ゲバ字」の「タテカン」。
 「ゲバ字」の「タテカン」どころか、学生が主張する「タテカン」が1枚もなかった。
 全部大学のもの。
 あの頃は至る所に「ゲバ字」の「タテカン」が林立していた。
 今の学生さんはみんな今の自分に満足していて何も言わないのか、それとも、言ってもしょうがないって諦めてるのか・・・。
 うーーーーん。。。
 まあね、あの頃が絶対的によかった、なんては言わない。
 でも、今のこんな大学がいいとも、あんまり思えない。
 ま、キャンパス通っただけだけど。
 
 
 そのあと、ちょっと亀末廣により、ついで、高島屋へ。
 五代三浦竹泉展。
 色絵もいいが、「祥瑞写し」もとてもいい。
 磁器に藍だけだが、その藍で描かれているものが、いろいろな色彩を帯びて見える。
 というか、想像力で自分で色をつける。 
 「祥瑞写し」の楽しみ方のひとつを発見した気がした。
 
 
 そして、地下の和菓子売り場へ。
 末富のを買おうと思っていたが、売り切れ。
 で、上生売り場へ行ってみると・・・
 なんと、嘨月のが置いてある。
 なんでも、春と秋にすこしだけ置くのだそうだ。
 
 嘨月 と言えば、今さら言うまでもない、京都の上生、ことに、きんとんでは最高ともいわれてる、あの、嘨月。 しかも、予約しないと食べられない。
 今まで食べたいと思いつつ、予約というのがとても嫌いなので、ずっと食べずにいた、嘨月。
 それが、なんと、、、
 
 しかも、きんとん一個、ではなく、いろいろ五個セット。
 というか、一個買いはできない。
 いろいろ五個セットで、2200円。
   
 嘨月 箱
 
            ・・・つづく
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2012_03
23
(Fri)22:15
 花篝 長久堂
 
 花と篝火。
 花は、もちろん、桜。
 夜の篝火に映える桜、散る花びら。
 
 ただ、アングルによっては、ちょっと、デジカメが顔認識してしまいそうな・・・。
 
 と、冗談はさておき、このロマンチックなこなし、風味がなぜか、おかしかった。
 洗剤のような味が、こなしの表面に。
 奥さんに聞いてみると、やっぱり、そんな味がする、と。
 高島屋の地下で買ったのだが、どこかで、洗剤のスプレーか何かがかかったのか。
 とにかく、この味は、こなしの味でもないし、こなしが熱などで変質した味とも思えなかった。
 しかも、全体ではなく、表面の一部。
 
 種は、白小豆餡だろうか。手芒っぽいところがなかった。色も、手芒の色ではなく、白小豆の色っぽい。
 だとするなら、表面の石鹸のような洗剤のような味はなおさら残念。
 
 銘、意匠、姿とも、あいらしく、控えめで、品があって、長久堂らしくて、とてもよかったのに、やっぱり、残念。
 
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2012_03
22
(Thu)23:25
 春の声 亀屋良長
 
 春の声、と聞いて、なにを連想しますか?
 って、感じで。
 何を連想するかは、たぶん、人それぞれ。
 
 だんなんは、なんとなく、鶯の声。
 朝、鳴いてる。
 一月終わりか、二月初め頃から鳴き始めて、そのころはかなりヘタだったのが、だんだん上手になってくると、朝だけじゃなくて、昼間もぼちぼち鳴くようなってきて、そのうち、一日中鳴くようになる。
 ヘタなときは、やっぱり、ヘタっていう自覚があるのだろうか。
 だから、遠慮して、朝練だけにしておく。
 で、だんだん上手になってきたと、やっぱり自覚しているのか、今度は昼間も堂々と鳴くようになる。
 場所も、朝練の時はある竹藪だけだったのが、いろいろな場所から聞こえてくるようになる。
 縄張り宣言だから、ヘタじゃ相手にされないし、メスにもアピールしないのかも知れない。
 ま、とにかく、春が深まるにつれて、鶯の啼き声もだんだん綺麗になる。
 
 でも、朝、まだあんまり上手じゃない鳴き声を聞くのも、なんかすがすがしくて、希少な感じがして結構好きだったり。
 「笹鳴き」っていうのは、具体的にどのあたりの上達度の鳴き声のことなんだろう、なんて思ったりする。
 
 古今集にも、鶯の鳴き声の歌は結構多い。
 そのなかで、
 
                       読人しらず
  梅がえにきゐる鶯 春かけて鳴けども いまだ雪はふりつゝ
  
    梅の枝に飛んできた鶯が、春が来た、春が来たといって鳴くけれど、でも、まだ雪が降っていることだ。 
  
                     みぶのただみね
  春きぬと人はいへども 鶯の鳴かぬかぎりは あらじとぞ思ふ
 
    春が来た、春が来たと人は言うけれど、鶯が鳴かない限り、おれにはそうは思えないね。
 
 なんとなく、対照的な歌を二首。
 古今風ないけず根性で。
 
 
 この、春の声。
 満開の桜のなかから鶯の声がきこえてきているような、そんなふうに感じる。
 
 
 種は、白漉餡。
 醒ヶ井の水の亀屋良長のういろう製。
 どことなく澄んだ雰囲気は、名水ならでは、なのかな。 
                       
 
 
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2012_03
19
(Mon)22:13
 このまえのお雛さんごっこで、実はこんな写真があったり・・・
 
 一同
 
 義叔母のいちまさんといちま、いちまのお供の、せみ、QP、スノーマン、文鎮・・・
 その右に・・・
 
 
 うさきんとき
 はじめまして。うさ金時です。
 しこ名みたいな名前なのは、怒った顔? というか、踏ん張ってるウサギなのでそう名付けられました。
 金時、っていうのは、坂田金時、つまり、金太郎からだそうです。
 ぼくって、そんなに強そうに見えますか?
 でも、中身は、ふかふかの綿です。
 
 
 ・・・と言うわけで、またまたふえたいちまのお供。
 お茶ごっこの義叔母の姉からのプレゼント。
  
 うさきんとき せみと せみと・・・
 
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2012_03
16
(Fri)18:54
 この季節、笹屋伊織 といえば、どら焼き。
 適当な厚さに切って、レンジでチンして温めると、肌寒い日に、とても美味しい。
 
 さて、おなじ笹屋伊織の、この桜しぐれ。

 桜しぐれ 1
 
 上生ではなく、結構日持ちする。
 種の餡が、桜餡。
 
 桜しぐれ 2
 
 こんなふうに、桜色。
 ただ、色だけではなく、手芒餡に塩漬けの桜の葉の粉末が入っている。
 皮の黄身しぐれは、それほど黄身の風味はつよくない。ほんのりとかおるくらい。
 黄身しぐれと手芒餡の風味に、ふんわりと桜の葉の風味が漂って、春らしくてなかなかよかった。
  
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2012_03
13
(Tue)20:54
 食事も済み、ちょっと一服した後・・・
 
 おきあわせ 2
 
 いよいよお茶に。
 今日は薄茶だけかな、と思っていたら、茶入れも出て・・・
 
 主菓子も・・・(菓子器は根来)
 
 菓子器
 
 花桃  高砂製
 
 さて、銘は・・・
 と、客がお菓子をとっている間に、
 
 おきあわせ 3
 
 点前座では着々と道具が運び込まれ・・・
 
 桃花 2
 花桃(はなもも) 高砂製  種は黒粒餡
 まったりとしたきんとん。やや重く、餡の風味しっかり。
 風味の構成が、なんとなく京都の菓子とは違っている感じ。
 
 濃茶
 濃茶も練り上がりました。
 
 茶碗は、萩。
 「銘をつけるにも決まりがあるのでほんとはつけないところやけど・・・」と言いつつ、「でも、今日は、無茶人の茶なので」と義叔母が披露したのは、「淡雪」。
 濃茶 茶碗
 (カメラを持って片手で写したので、なんかぞんざいな感じになってしまったけど・・・)。
 ガスが吹き出たところがぽつぽつと色変わりしている、その景色を淡雪と見立てた、とのこと。
 
 客一同が濃茶を堪能したあと、
 主茶碗に湯を張って席を立った亭主・・・
 
 おきあわせ 4
 
 干菓子を・・・
 
 薄茶 干菓子
 
 干菓子
 
 そう、ウチがお土産で持参した、亀末廣の京のよすが^^
 「ちっちゃくてかわいいところがお雛様のお菓子みたいやから」と奧さんがお土産にと買ってきた。
  
 どうやら、用意していたお菓子と差し替えてくれた模様。
 糸巻きをかたどったお盆に。
 
 京のよすが  すはまなど
 だんなんは、一番美味しい(好みだけど)すはまをちゃっかりいただきましたw
 
 お菓子を食べて、一服いただいた後が・・・やっぱり、な展開に・・・
 
 こうで・・・(点前座から)
 点前座より
 こう・・・
 謎の一枚(by 奥さん)
 
 一服目は義叔母が立てて、二服目はだんなんが・・・。
 一月の時とおなじ。
 だから、実は道具の配置など全部義叔母がしたのを、そこにいって点てていただけw
 
 最後に、自服のいただきかたの教授を受けたり。
 こういう席での自服の飲み方なんて、知らなかった。
 で、お片付け。
 
 飾り
 最後は、こんなふうに飾って、お茶はおしまい。
 
 ふたおき
 水松貝の蓋置き
 
 替え茶碗
 薄茶 替え茶碗 1
 
 薄茶 替え茶碗 2
 
 上、京焼の鳳凰と、下、赤絵の鳳凰。
 奧さんが赤絵を見て、「これ、にわとりかなぁ」と言うので、
 「たとえ鶏だとしても、今日は、鳳凰やろう」とだんなん。
 いやいや、鶏じゃなくて、鳳凰です^^
 犬山焼(愛知県)だそうだ。
 
 もう一つ、お雛様の絵の茶碗があったが、点前をしたりで、撮りそこねた(それが、これ)。
 薄茶 できあがり
 
 さらに、苺(義叔母の姉のお土産)
 デザート 2
 と

 デザート 3 せいかんいん
 清閑院の桃がさね。
 これが、差し替え前の薄茶のお菓子だったのかも。
 そして、紅茶。
 
 で、その後も、やっぱり、今日の主役はいちま。
 いちまの話で盛り上がった。
 苺のお土産を持ってきてくれた義叔母が染色に詳しかったりして、特に、おべべのこととか。
  
 待合床
 
 
 帰宅してから、お礼のメールを打つと、返信に添付ファイルが・・・
 いちま
 あの忙しいときの、いつ撮ったのかわからないけど、いちまの写真が。
 ただ、忙しいだけじゃなく、実は、だんなん「撮影係」というので、義叔母のカメラも預かっていた。
 そう、義叔母のカメラと自分のカメラと、両方で撮ってたのだ^^
 ブログに載せてるのは自分のカメラのだけど。
 
 とにかく、カメラを預かる前に撮ったのだろう。
 義叔母には、こんなふうにいちまが見えてるんだなぁ、と。 
 
 
 いちま
 
 今はいちまも、おべべ着替えて、帯も三尺帯にして、いつものように。。。
 もらってきた桃の花を生けた、床で。

 初めての外出、しかも「箱入り娘」になっての外出で、いちまも帰宅してしばらくは緊張した面持ちだった(笑
(うちに着た日みたいに)
 むこうでも、お澄ましして、あんまりにっこりしなかった。
 お茶の時、ほんとは、床ではなくて、客の席に来たかったんだよな、いちまは^^
 「お澄ましした床からじゃ遠くて、お腹いっぱいちゅるちゅるできひん~」ってw 
  
 
                                 おわり
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2012_03
12
(Mon)21:56
 炭点前の飾り
 
 羽箒と香合が飾ってあったわけは・・・
 
 炭点前を見せてくれるため。
 羽箒は、炉縁と炉壇の灰を清めるため。
 清めたら、羽箒でぽんと炉縁(のあたり、だっか)を打ち、それを合図に客が拝見のために炉のまわりに寄ってくる、というのが作法だそうだが、まあ、無茶人の茶会なので、そういう説明を聞きいて客一同、へぇ~って感じで^^
 
 羽は、ダチョウの羽だそうだ。
 一月の時は、鶴の羽だったけど、今では、鶴の羽はほとんど手に入らなくなって、ダチョウなのだそうだ。
(フクロウの羽なども使うらしいが、こっちも、希少)
 
 炭点前
 炭点前の前、炉には釜が掛けてあって、釜をどけ、炭を整えた後、濡れ灰 というものを撒く。
 もとの白っぽい灰と、聚楽土のような、緑っぽいところがあるけど、それが濡れ灰。
 この濡れ灰によって、炉のなかに温度差ができて、対流が起こり、炭がよくおこる、とういこと。
 もともとの燃えている炭を崩し、その炭を囲むように新しく炭を継いでいく、というふうにだんなんには見えた。
 炭の組み方は、よく燃えて、見た目も美しく、って感じらしいけど。
 
 最後に、白い枝を置く。
 この白いのは、枝炭といって、ツツジの枝を炭にして、その上に石灰を塗ったもの。
 これを置くことでもとの炭から新しく継いだ炭に火が移りやすくなる、ということ。
 でも、お高いので、今日は使わない^^ 
 炭点前 炉
 
 「以前は、炭を、寸法にあわせて、苦労して、真っ黒になりながら切ってたけど、最近は切ったのを売ってるので便利やわぁ」

 組み終わると、練り香を二粒。
 
 香合が水鳥なのは、水ぬるむ季節ということで、今頃は水鳥の香合を使うのが、きまりなのだそう。
 
 さて、炭が組み終わると・・・
 
 おきあわせ
 
 ほらほら、羽箒と香合はひっこんで、ちゃんと、茶器が^^
 で、湯が煮える間に、いよいよ、お昼ご飯を。
 
 ご飯 1
 なにかな・・・
 
 ご飯 2
 鯛の造り、サワラの西京焼き、ちらし寿司、蛤の潮汁。
 鯛は、菜の花と、黄身がかけてあり、なんとかいう、酢となんかとなかんかをあわせたのがかけてある(忘れちゃった・・・)
 サワラの西京焼きが、むちゃくちゃ美味しかった。ふっくら、みずみずしいけど、しっかりした味。あまりにもだんなんが「おいしい」「おいしい」というので、もう一切れ。
 今日のお雛さんごっこにあわせて、食べ頃になるように魚屋さんに漬けてもらったとのこと。
 「おっちゃんに、西京漬け美味しかった、ゆうとくわな」
 蛤の潮汁も、とても美味しかった。これは、お雛祭り、なので。
 ちらし寿司も美味しかった。
 
 と、これだけかと思ったら・・・
 
 かに酢の物
 蟹とキュウリの酢の物(器は、たしか、モロッコのだとか)
 
 菜の花
 菜の花のおしたし
 
 筍
 わかめと筍のたいたん
 わかめがすごく美味しかった。
  
 うに
 酒盗には、うに(器は、東南アジアのアワビの殻)
 たまたま写ってないけど、もちろん、お酒も。
 
 デザート
 デザート
 このデザートは、名前はなんというのか・・・
 作り方は、水切りした豆腐をすりつぶしてオリーブオイルを混ぜ、黒蜜を掛け、文旦ジャムをのせたもの。
 豆腐の口当たりが、独特の滑らかさ。
 豆腐にオリーブオイル、というのがなんか意外。
 
 寿司や潮汁もおかわりなどして、、、
 楽しい食事もおわり、かたづけやトイレなどをすますと・・・
 薄茶器が飾ってある棚の前には、、、

 おきあわせ 2
 ちょぼんと、茶入れも。。。
 
 いちま
 お膳が出て来たときはお膳の方を見て目を輝かせていたいちま。
 今度は、両茶器が気になって仕方ない・・・(茶器そのものじゃなくて、ね^^)
 
                          ・・・つづく
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2012_03
11
(Sun)23:45
 昨日のブログでいちまのバックに写っていたこの箱。
 
 いちまのはこ
 
 防水綿の袋に入っていて、大きさは、60×25×25。
 二週間かけて奧さんが作ってくれた。
 
 で、何かというと・・・
 
 実は、新年のお茶ごっこの後で、義叔母から、「お雛様ごっこしよう。いちまちゃんも連れておいない」というわけで・・・
 
 この箱によって、いちまは、まさに「箱入り娘」となった次第w
 
 移動時間約二時間。
 運んだのは、だんなん。
 お迎えと、引っ越しの時以来の、しかも長時間移動。
 だから、昨日、だんなん、結構緊張してた。
 でも、無事に帰ってきて、一安心。
 
 
 さて・・・
 奇しくも、3/11という日なので、東日本大震災で亡くなった人たちの冥福を祈った後、、、
 
 
 お雛様ごっこ のはじまり。
 
 ただ、いちまを連れてくるだけではなく、実は・・・
 
 まちあい 床 待合の床
 
 ご対面。
 義叔母の市松人形。
 
 いちまと
 
 そ・・それにしても、いつもドヤ顔のいちまw
 それに対して、義叔母んちのしとやかないちまさん(名前もあります)。
 
 ゆうこちゃん 1
 
 しとやかでちょっとものさみしげだけど、抱くとにっこり。
 いちまとはもしかすると姉妹かも。
 時代もほぼいちまと同じ頃と推察。
 ただ、落ち着いた雰囲気なので、身体は小さいけど、お姉さんといった感じ。
 
 ゆうこちゃん 2
 
 
 おひなさま
 
 また、いちまの他にも、ちょっとしたお土産を持参。
 このブログではおなじみ(?)の・・・
 
 おみやげ 京のよすが 1
 
 亀末廣さん の ミニ京のよすが。
 3月バージョン、なのかどうかははっきりわからないけど、箱も春らしく。
 
 京のよすが 2
 
 義叔母もたいそう喜んでくれたので、よかった^^
 「格式があってなかなか入りづらい店構え」ということだが、確かに。
 はじめて亀末廣さんを訪れたとき、だんなん、実は店に入れなかったのだ。というのも、いくら引いても引き戸が開かない。といって、休業日でもないのに。
 すると別の引き戸から出て来たお客さんが、「そちらは開きませんよ」と。。。
   
 そして、もうひとつ。
 
 香合 1
 
 かわいい、仁清写しのおしどりの香合。
 は、義叔母ので・・・
 
 香合 2
 
 何かに似てるけど、何かじゃないですよ、この黒い粒。
 火にくべれば、かぐわしい匂いが・・・。
 そう、今日のために調製した、練り香を。
 
 
 さて、準備も整い、、、
 
 茶室 床
 
 ふたりも席入り。
 しかも、床に。
 
 軸は、「柳は緑にして、花は紅なり」。
 茶席の禅語でポピュラーなもの。というか、これ、似たのが漢詩にもあった。
 花は、桃の花。
 ま、そんなことはいいとして。
 おひな祭りらしく、そんな気分で、どうぞ、と。
 
 それにしても、なんか、いちまが義叔母のいちまさんをいじめたみたいな感じ・・・がしてしまう。。。
 けど、決してそうではなくて^^
 実は、昭和初期のいちまさんは、義叔母のいちまさんのようにほっそりしていた。
 いちまももとはこんな感じだった。
 それが、だんだん着ぶくれて、ぷっくりしたものになってきた。
 で、その流れに合わせて、ウチのいちまも、扱っていた店でいまのようないちまの体格にした、というわけ。
 それに、着物を着せずに売られているいちまさんもあった。
 いちまさんを買って、自分で縫い縫いする、というわけだ。
 
 花
 
 棚の飾りは・・・
  
 炭点前の飾り
 
 香合と、羽箒。
 なんで、茶器じゃないのかな・・・?
 
 と思いつつ・・・
 
 水差しをよく見ると・・・
  
 水差し

 水差しの唐子
 
 ちょっと、ヤバイ(?)唐子が?!
 いやいや、ヤバクないですね。
 ちょっと、マギラワシイだけの唐子が・・・w
 
 (でも、この水差し、すごくいいなぁ^^)
 
                               ・・・つづく

 
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2012_03
10
(Sat)21:03
 いちま120310
 
 今日のいちま・・・
 いつもながら、いつも以上に、なんか、嬉しそう?! 
 普通なら三尺帯にするところだけど、先週着替えたまま、盛装なのにはちょっと理由かある。
 
 ただ、だんなんは、ちょっとか、かなりか、緊張気味。。。
 
 いちま、懐紙と楊枝を忘れないように!
 って、いつもながら、ちょぼん、どこ吹く風で、にっこり。。。
 
 
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2012_03
04
(Sun)21:35
 ひな祭りの上生と言えば・・・
 
 この ひちぎり
 
 桜餅 老松
 
 今年は、老松さんの 引千切(ひちぎり)。
 左、きんとんは手芒。台は、蓬入りのこなし。
 右、きんとん、手芒、台、こなし。
 
 後ろは、引きちぎったような形になっています。
 
 いちま
 
 おひな祭りということで、いちまも、ひさびさに盛装。
 
 店によってすこしずつ違っていて、去年食べた鶴屋吉信のはこんな風。
 ひちぎり 鶴屋吉信  2011/3/3
 白餡 こなし。黒漉し餡 こなし。粒餡 草餅。
 
 老松の、こなし・手芒は、そぼろの手芒の風味がみずみずしい。
 蓬入りこなしの蓬もフレッシュで、なんとも春らしい。
 軽やかな感じだが、結構、食べ応えあり。
 
 もうひとつ、老松の、桜餅
 ひちぎり 老松
 餅の部分、道明寺は桜色に染めてない白いもので、粒は細かく、粒と粒がよくなじんだ感じで、つぶつぶ感はない。
 しっとりした漉し餡。
 桜の葉は小ぶりで、細長く、柔らかい。二枚使ってある。
 全体にとても上品。細かい道明寺がよくなじんでつぶつぶ感がない、透きとおった風味で、もちっとした感じが、とても気に入った。今まで食べた桜餅のなかでは、一番好み。
 
 
 
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