2012_07
18
(Wed)23:34
 先日、7/16に、例年のとおり、菓匠会へ。
 今年の題は、「京の夏」。
 (画像、今までは縮小してたけど、めんどくさいのでそのままアップすることに。なので、ちょっと重いかも。)
 
 
 展示順に・・・
 
 
 菓子を載せてある板に、すだれと幕が映り込んで、ちょっとみにくくなってしまった。。。
 銀の杯のお酒に映り込んだ、大文字の送り火。
 やっぱり、「京都の夏」と言えば、送り火。というわけ。
 
 
 こちらは、蛍と、うちわ。そして・・・浴衣のカップル。
 うちわのがらは、五瓜に唐花紋。
 そう、八坂神社の神紋。
 「京都の夏」とくれば、やっぱり、祇園祭。というわけ。
 
 
 これも、祇園祭。
 末富さんのお孫さんが、何年か前、生き稚児をされた。
 それ以来、祇園祭、というか、お稚児さんをモチーフにした上生が末富さんから出ている。
 「稚児の移ろい」というのは、昔のお稚児さんが、今は、こんな感じで、ってことかな?
 三色の色が、時の流れをあらわしている?
 それとも、祇園祭の様々な場面で見せる、お稚児さんのいろいろな表情か。
 
 以前は、鉾や山が南は末富さんのある通りまで巡行していた。
 でも、驚いたのは、その通りが実は、となりの神社との境で、その神社が伏見稲荷だったってこと。
 なんと、伏見稲荷が京都のこんな街中、松原通まで勢力を張ってるなんて。
 やっぱり、おキツネ様はすごい。。。
 
 ま、そんなことはいいとして、こんな風にいろいろと思いを巡らすことができる、このお菓子、やっぱりいい。
 なりは単純で、古典的だが、深い。
 しかも・・・
  
 包んであるのが、餡ではなく、どうやら葛のよう。
 たぶん外は外郎。
 外郎に葛。
 食べてみたいな~。
 
 そして、瑠璃色のこのギヤマンの器。
 欲しい。
 ちょっと失敬・・・するには、大きすぎた。。。
  
 
 これは、七夕。
 それにしても、これは、キキララの世界。
 コラボしたらどうだろう、なんて。
 悪い意味じゃなくて、これ、いいな~。
 
 亀屋清永さんと言えば、「お団」(正式には、「清浄歓喜団」といいます。決まった日だけに、精進潔斎してつくる特別なお菓子です)。
 奈良時代頃の、古いお菓子の形を伝えているもの。
 その古いお菓子の清永さんが、このキキララ。
 見てみたいよな~、このキキララ琥珀とお団のツーショット!
 
 
 これも祇園祭。
 しかし、この写真だとよくわからないので、アップ。
  
 
 すだれを通して見た、鉾、ってイメージなのかな。
 すだれの寒天、滲んだ鉾がとても涼しげ。
 
 
 これは、工芸菓子の技を惜しみなく使っている。もしかすると、今回の展示の中で、一番手間暇かかっているのかも。
 ゴージャス。
 「恋する惑星」、って映画があったけど、関係あるのかな? ないのかな? ぼくはその映画見てないのでわからない。
 ただ、夏の海に、花。
 甘酸っぱい、夏の思い出?
 あるいは、若い男女の、甘酸っぱい思い出になる前の夏の一コマ?
 にしても、「京の夏」っていうお題からすると、すごく大胆。
 
 
 この写真だとよくわからないので、アップ・・・
 
 あらら・・・なんと、大文字が、逆さま・・・
 展示が間違っているんじゃなくて、水面に映った大文字の送り火。
 それにしても、すだれが映り込んで、見づらくなってしまった。
 
 
 今回の展示の中で、これが一番のお気に入り。
 「京の夏」というお題、かつ、夏ということで、素材も、寒天、葛、外郎など、夏のものが主流。
 その中で、なんと、これは麩の焼。
 麩の焼に砂糖が垂らしてある。
 そして、干琥珀の青椛。
 しかも、左下の濃い椛も、なかなか大胆。
 砂糖の滝の落ち具合も、とても素敵。
 
 麩の焼、といえば、質素で素朴だけど、お菓子の世界(というより、お茶の世界というべき?)では、ちょっと特別なお菓子。
 と、かってに、ぼくが思っているだけかも知れないけど(笑
(そのむかし、利休さんが、茶会で自分で焼焼して出したから)
 
 「御池煎餅」が代表銘菓の亀屋良永さん。
 そのあたりは、さすが、すごいなぁ。
 
 
 お気に入りなので、しつこく、アップ・・・
 
 ほんと、いいな~。
 それだけだとあんまり涼しげでもない麩の焼。でも、こんなふうに砂糖を垂らして、干琥珀を添えると、どうですか。
 大変身^^
 滝の音まで聞こえてくる。。。
 
 と、ひとりでトリップしちゃったところで・・・

  つづく 
 
  
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2012_07
04
(Wed)21:59
 醒ヶ井餅
 
 こんな小箱に入っている・・・
 リボンの上に貼ってある紙、「良長」とある。
 
 蓋を開けると・・・
 
 醒ヶ井餅2
 
 ちょっと、食べかけで、ウチでもう1枚ラップを足したから、なんかラップがもしゃもしゃだけど・・・
 
 醒ヶ井餅3
 
 もっちり、つるん、黒糖のわらび餅。
 菓銘は、醒ヶ井餅
 ラベルの「良長」でおわかりのように、亀屋良長。 
 
 醒ヶ井餅、という菓銘も、あらためて言うまでもないと思うけど、そう、京都の名水、醒ヶ井の水を使ったお菓子。
 醒ヶ井は、亀屋良長が今も守り続けている京都の名水のひとつ(覚え間違いじゃないなら、昔のとは、ちょっと場所は違うらしいけど)。
 
 亀屋良長といえば、真っ先に思うのは、水牡丹。
 うすいシート状の寒天で、ピンク色に染めた白餡が包んである。
(水牡丹と言えば、葛で包んであるものが多い)
 その、寒天がとても印象的だった。
 やわらかく、ふくよかな水の味を感じた。
 
 この醒ヶ井餅は、黒糖の風味ともちっり、つるんとした口当たりに隠れて、水牡丹の寒天ほど前面に水の味は感じられない。とはいえ、そのバックにひろがる、やわらかく、ふっくらとしたあの水を感じる。
 
 きなこがついてるが、だんなんは、かけて食べない。
 きな粉はきらいじゃないけど、せっかくの黒糖味なんだし。
 
 黒糖、で、亀屋良長といえば、烏羽玉。
 夏になると、冷やしたのを食べたくなる。
  
 醒ヶ井餅、一個 940円。
 は、正直、ちょっとお高いな~と思ったものの、食べれば納得。
 皿に盛ったくらい食べれば満足。
 これで、6~7食分になるから、一回150円くらい。
 
 右肩の、ピンク色のは、鶴屋吉信の 京 季のこよみ、6月のあじさいの干琥珀。
 干琥珀、というのは、ほんとに良くできたすごいお菓子。
 
 
 久しぶりのブログw 
 
 
 
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