2013_08
30
(Fri)01:58
 久しぶりのブログ。
 あまりにも暑くて、しかも、夏風邪までひいて、さんざんな八月だった。
 
 さて、最近食べた上生を。
 
 をみなえし 葛製  末富
 
 8/27に、京都に行ったとき、四条高島屋の地下で買った。
 くどくどいうのが面倒なので、いいな~、と^^
 
 秋の七草のおみなえし、しかも、葛製で、さらに涼しげ。
 
 
 
                                 躬恒
   をみなへし 吹きすぎてくる秋風は 目には見えねど 香こそしるけれ
 
 『古今集』にある13首の「をみなへし」の歌の中で、涼しげなものを一首。
 「おみなえしを吹きすぎてくる秋風は、目には見えないけど、香りははっきりしている」。
 古今の人は、風に秋を感じていた。というか、「風」を秋の象徴と見ていた。
 
 秋歌の上巻の冒頭の敏行の歌、
 
   秋きぬと目にはさやかに見えねども 風のをとにぞ おどろかれぬる
 「秋が来たと目にははっきり見えないけど、風の音にはっと気づいた」。
 
   河風のすゞしくもあるか うち寄する浪とともにや秋はたつらむ 
 これは、貫之の歌。賀茂川に川遊びに行ったときの歌。
 「川風がなんと涼しいことか。この涼風と一緒にふきよせる浪と一緒に、秋は立つのだろう」
 この二首、どちらも、立秋の歌。
 
 ほんとに、涼しい風が恋しい。
 
 
 種は、こしあん。黒い漉し餡の上に、緑に染めた白餡が被せてある。茂るおみなえしの葉と茎。
 花は、みじん粉を黄色く。
 餡は、水分が多く、ねっとり、柔らかめ。水分が多いのは、涼味と関係がある。
 葛は、ぷるん、でも、粘りはあまりなく、噛むままにさっくり割れる感じ。
 いつもの、末富さんの葛。
 
 
 花桔梗  外郎製  末富
 
 
 これも、秋の七草。
 真ん中の黄色いのは、黄色く染めた白餡に寒天がかけてある。ので、七宝のようにこんなにつやつやしている。 種は、漉し餡。をみなえし、よりは、水分が少なく、かため。とは言っても、他の季節に比べて、水分は多めのような気がした。
 外郎は、厚めで、かためで、噛むと、ぷつ、ぷつとちょっと弾けるように噛み切れる感じ。
 
 桔梗の花にしては、ふっくらめ^^
 
  
 初萩  道明寺製  末富
 
 キラキラの道明寺に、みじん粉をピンクに染めた花を散らしてある。
 キラキラは、遠目には、一見、氷餅粉か何かをふりかけてあるようにも見えるけど、そうではない。
 
 
 道明寺がキラキラしているのは、細かく砕いた餅米の粒毎に角が立っていて、光を乱反射しているから。
 つやつやしている道明寺はよく見かけるけど、こんなふうに、キラキラしている道明寺って、はあんまりみかけない気がする。
 三個セットのうちの、この初萩のキラキラに心惹かれた。
 
 きんとんなどでは、露をあらわすのに細かい賽の目の寒天を使ったりするけど、これは、そのまま、つゆを置く萩といった風情。
 朝露にきらめく萩の葉と、風に揺れる萩の花。
 もちろん、はぎも秋の七草のひとつ。
 しかも、『古今』のなかに、萩のでてくる歌は結構たくさんあったような(萩単独よりは、露や鹿などといっしょに)。
 
 種は、漉し餡。
 道明寺は、ぶあつく、もっちり。だけど、つぶつぶ感、プチプチ感はない。
 口の中で、みじん粉がぷつぷつする。
 ブログにアップした順に食べた。
 そのせいもあってか、この初萩が一番涼味があった。
 とはいえ、分厚い道明寺は、涼感もたっぷり。
 
 春に、桜餅などで食べる道明寺はなんかほんのりとぬくもりが感じられるのに、このキラキラ道明寺はとても涼しかった。
 
 久しぶりに食べた上生。
 最近、上生にもすこし飽きてきていた。
 というのも、上生って、姿形もあるていど似通ってるし、材料も、まあ、ほとんど同じ物ばかり。
 だから、あまり期待していなかった。
 でも、食べてみると、やっぱり、いいなぁ~と。
 
 
 それはそうと、秋の七草の残りの四種、末富さんではつくっているのだろうか? つくっているなら、もう出てしまったのか、これからなのか、どっちだろう?
 
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2013_08
15
(Thu)22:08
 そろそろ、伊右衛門浴衣に。
 
 伊右衛門浴衣、というのは、サントリー伊右衛門のオマケの手ぬぐいでつくったから
 浴衣の柄とおなじ色の帯を。
 帯の幅も狭めにして、ちょっと、大人っぽく(笑
 
 
 今回は、ふつうに、蝶結び。
 
 それにしても暑い(それとも、ここまで来ると、熱い? の方か)・・・
 
 でも、いちまは、いつもながら、涼しげ^^
 嬉しげ♪
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2013_08
14
(Wed)21:16
 鴨川あゆ  俵屋吉富
 
 こんな紙の袋に入った、あゆのお菓子。
 (右上の干菓子は、玉菊 亀屋陸奥)
 
 何とか鮎、というと、多くは、三笠やカステラに近いような皮の中に、主に求肥(時には、求肥+白餡)が入っているお菓子を思い浮かべるけど、この鴨川あゆは、ちょっと違っている・・・
 
 
(画像では真っ白だけど、鮎本体は水色。そこに白い化粧砂糖がかけてある)
 
 麩の焼のような皮に、化粧砂糖がかけてある。
 中には、小豆羹が一切れ。
 小豆羹、というのは、一種の干し羊羹? ちょうど干琥珀が、周りは砂糖がぱりぱりとなり、中には寒天本来の食感があるように、これは、周りは砂糖の皮がさくっとなり、中は羊羹のような食感。あっさり、淡泊で、ほんのり小豆の風味がする。
 
 
 
 パクリ、口に含むと、これが絶妙。
 麩の焼の柔らかいほどよいぱっさり感と、化粧砂糖のぽりぽり感。
 そして、ここが絶妙で、この化粧砂糖が口の中で溶けることで、ほんのりとした涼味が訪れる。
 その涼味と、麩の焼が口の中で溶け、さらに、小豆羹のほのかな甘み、後味には、その涼感と砂糖・小豆などのさわやかさ。
 
 口の中に涼味を呼ぶお菓子には、見た目はもちろん、直接冷やすものもあれば、保水のわりあいで呼ぶものなどいろいろあるけど、これは麩の焼と化粧砂糖の食感・溶けていく化粧砂糖、というところが、絶妙。
 一見、包装や姿は涼しげだけどまさか食べた口の中までは、とは思いもよらない。
 こういう涼しいお菓子があったんだと、今さらながら、とても感動^^
 
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2013_08
14
(Wed)20:39
 古都の鮎  笹屋伊織
 
 京都水族館限定、お土産お菓子。
 以前、笹屋伊織は「鮎の流れ」(ブログにアップしてない?かな)という干菓子の詰め合わせを売っていたが、それはなくなり、この「古都の鮎」にかわっていた。
 
 
 個装、五個入りで、税込み630円。
 
 
 皮に、鮎の焼き印が押してある。
 皮はもちもちとしている。
 皮は割と厚く、中にはたっぷりの粒餡。
 粒餡の風味は、笹屋伊織らしく、ちょっともっさりとしている。
 食べ応えがある。
 
 満月さんの「阿闍梨餅」よりは、皮は厚く、また、もっちり感も強い。餡は、こちらの方が濃厚、押しが強い感じ。
 おなじような鶴屋吉信さんの「つばらつばら」のほうが、皮、餡ともに上品で繊細な感じ。
 阿闍梨餅とつぱらつばらの中間といった感じ。
 
 笹屋伊織さんの看板でもある「どら焼き」ほど、皮はねっとりしていない。
 「どら焼き」は漉し餡。こちらは粒餡で、その分、濃厚、食べ応えがあり、ちょっと迫力もある(笑
 
 賞味期限は買った当日だったが、冷蔵庫に入れておいて二日後に食べてみた。
 皮は固くならず、もっちり感はかわらず、餡も硬くなく、ともに美味しい。
 「どら焼き」は、春先のまだ肌寒い頃、レンジで温めて食べるととても美味しくて、「どら焼き」と言えばうちでは「春先のお菓子」なのだが、これは、冷やして夏のお菓子としても重宝しそう。
 価格的にも、一個税込み126円というのは魅力的。
 ただ、ひとつ欠点は、京都水族館に行かないと買えないこと。
 
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2013_08
14
(Wed)20:16
 涼庭  りょうてい  葛・焼皮製   鶴屋吉信
 
 8/11水族館の帰りに、JR伊勢丹の地下で購入。
 
 
 
 

 葛焼きの表面が焼いてない葛を焼皮でくるみ、焼皮には、筆で描いたようなひさごの焼き印。
 色あい、ひさごの焼き印がなんとも涼しげ。
 葛は、もっちり、今年の菓匠会で食べた葛焼きとおなじ。
 口の中で、もっちり焼皮は葛と一体になって、ほとんど感じられなくなる。
 食べ終わる頃、口から喉にかけて、ほのかな涼感が広がる。
 
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2013_08
12
(Mon)21:41
 暑いし、どうせうちにいても~ ひま・・・
 というので、また、京都水族館へ。
 新しくなったカメラで遊んでみよう、と。
 
 ペンギン
 
 シャッタースピード 400 F1.8
 
 
 シャッタースピード 3  F8.0
 もっと飴のようにのびたペンギンを撮りたかったけど、そうすると明るくなりすぎてしまった・・・。
 
 ウシバナトビエイ
 
 普通に泳いでいるところを普通に連写した一枚。
 頭から鰭への曲線が、なんか面白い。
 シャッタースピード 30  F2.4
 
 ミズクラゲ
 
 シャッタースピード 5  F5.6
 
 
 シャッタースピード 5  F3.5
 上の二枚とも、なんとなくミクロの世界っぽい・・・
 
 
 シャッタースピード 1000  F1.8 
 
 
 シャッタースピード 1000  F1.8
 
 
 シャッタースピード 1000  F2.0
 闇をただようクラゲ。
 ただ、真ん中のは、闇に吹かれるクラゲ(笑 
  
 
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2013_08
06
(Tue)22:20
 祇園祭  献茶会  菓匠会 の その8。
 で、最終回(やっと・・・)
 
 
 八朔・お千度  鶴屋吉信
 
 さて、これらは一体何なのか・・・。
 
 タイトルの「八朔・お千度」というのは、たぶん、旧暦の8月1日(=八朔)におこなわれる「八朔祭」のこと。
 夜、五穀豊穣と天災除けの祈願がおこなわれる。
 本殿での神事のあと、参加者が本殿を三周するのが、「お千度」。
 その後、踊りが奉納されたりする。
 
 
 ピンボケ、ではありません。
 寒天が巻きすで波うっている。
 これは、その夜景?
 
 
 台になっている羊羹は、粒餡が入っている。
 つまり、夜の梅。
 ということからも、何かそういった夜の情景を表しているのでは、と。
 
 
 こっちは・・・。
 奉納される踊りの袖?
 踊りは、櫓を囲み、盆踊りのよう。
 朝顔は、浴衣の柄なのか、朝まで踊り明かした、と言う意味なのか・・・。
 
 それとも、どちらも、まったく別の何かを表しているのか・・・。
 とにかく、最後に展示されていた、ナゾの一品。
 鶴屋吉信さんに行く機会があったら、聞いてみよう・・・。
 
 
 と、これで、展示作品は終わり。
 「はんんなり」とともに、京都の年中行事(春~夏)なども作品化されていた。
 知らなかったことを、ネットなどで調べ調べ(笑)、ようやく、終了!
 こういう場合、普通、総評とか、まとめとかするのが筋かも知れないけど、省略。
 
 さて・・・
 選べる一品。
 
 
 この中から選んだのは・・・
 
 
 すず風  亀屋陸奥
 この六品の中で、なんとも涼しげに見えた。
 食べた後で、聞いたら、偶然か、亀屋陸奥さんのだった。
 亀屋陸奥さんの生菓子、琥珀、というのは、ふつうだとちょっと食べられないかも、とちょっとテンションが上がった。
 ただ、思わず可笑しかったのは、紫蘇風味だったこと。
 玉菊も紫蘇風味。
 松風以外は、紫蘇風味が陸奥さんの好み? なんて思ったり(笑
 ただ、一緒に出てくるお茶が例年どおり紫蘇風味で、なんとかぶってしまっていた。。。
 
 
 会場をあとにして、そのあと、亀屋清永さんへ。
 ちょっとしたお菓子を買ったら、菓匠会の招待券を頂いた。
 ので、ふたたび会場へ。
 実は、すず風の他にもうひとつ、食べたいと思っていたお菓子があった。
 だが、入場料・お菓子一品が500円、で、もう一品食べるとなるとさらに500円払わないといけない。
 それなら普通に食べた方が安いので、どっかで葛焼きを買おうと思っていた(亀屋清永さんに寄ったのも、そのため。でも、葛焼きはなかった)。
 が、無料入場券をもらって、かなり、ラッキー(笑
 
 
 葛焼き  鶴屋吉信
 もっちりとした葛焼き。
 葛の風味よりも、練り込まれている餡が、葛でかるく、もっちり、涼しく感じられる。
 これは、葛の風味を楽しむと言うよりも、餡の風味を楽しむ葛焼きだった。
 
 そのあと、四条烏丸へ。
 長刀鉾で、粽を買って、会所へ行ったり
 
    おわり 
 
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2013_08
05
(Mon)23:49
 菓匠会の方をそろそろ終わりにしたいと思いつつ、土・日と芝刈りをして、へとへとに疲れた。
 (ネジバナが咲いていたので一ヶ月ほど芝刈りをしなかった。ら、芝が結構伸びて、大変だった)
 ので、今日は、これ。
 
 
 
 
 
 レースかん  大極殿本舗
 
 
 
 レモンの薄切りが浮いている寒天。
 (ここまで、キャノンIXY)
 
 
 
 寒天は、噛むほどに、ほろほろと口の中で砕けるが、溶けないので、細かくなってもどこまでもほろほろとして、涼しげ。
 ほんのりレモン風味だが、酸っぱくない。
 薄切りのレモンが、ほろ苦く、さわやか。
 
 食べるときは、レモンの薄切りが黒文字などでうまく切れないので、あらかじめ一口大に切って器に盛るのがよさそう(上の画像はそうなってないけど・・・)。
 
 こんなふうに・・・
 
 玉菊  亀屋陸奥       三彩  磯田本舗
 レース羹  大極殿本舗    鮎の流れ  笹屋伊織(7/28に水族館に行ったときは、なかった) 
 
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2013_08
05
(Mon)00:11
 ヘンな天候がつづいて、ずっと紙風船の駒絽を着ていたいちま。
 ブログにアップしてなかったけど、祇園祭のときに、牡丹の絽から紙風船の絽に着替えていた。
 
 
 
 でも、もうそろそろ、というので、竺仙の浴衣に。
 
 
 
 すずしそうやなぁ~、いちまぁ^^
 帯。
 膨張色だけど、ちょっと、こんなのに。
 薄藤色のところは、鈴のがらの絞り。
 
 
 と、実は、先週の日曜日(7/28)に京都水族館に行った折り、今使っていたデジカメラが壊れてしまった・・・。
 ので、その帰りに、ヨドバシカメラによって新しいのを。
 今までキャノンのIXCYだった。
 が、今回オリンパスに。
 紫色がどうしても青っぽくなってしまうキャノン。
 それに対して、オリンパスのXZ-10は、まだ自然の色に近いので、これに決めた。
 絽の写真は、前のカメラ。
 
 
 
 
 
 カメラがプチ一眼レフなので、こんなふうにバックをぼかしたりも。
 
 
 
 足も涼しげ(笑
 (袖丈と着丈を、絽よりもさらに短めに仕立ててあるので^^) 
 
 
 今、たまたま、自閉症についてのテレビを観ながらこのブログ書いてるけど、なんと、自閉症とカメラが無関係じゃないんだ、と(笑
 自閉症になる人というのは、赤ん坊の頃視力がよいのだそうだ。
 普通の子は、0.1とか0.2。発達とともに視力もよくなっていく。
 で、普通の赤ん坊は、相手の目を見ている。
 けど、自閉症の傾向のある子は、目を見ない。
 要するに、自閉症の傾向の子は、デジカメで、撮影深度が深いので、見えるモノがすべて均質に見えてしまう。中心と背景の区別がない世界、って感じ。
 番組では、もちろん、カメラと関係あるなんては言ってないけど、今、たまたまカメラのことを書いていて、おもったので^^。
 
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