2013_10
31
(Thu)01:29
 最近、あんまり上生を食べなくなって、ちょっと久しい。
 なんか、結構、あれも食べた、これも食べた、で、たべたくならなくて。。。
 で、僕は買わないけど、奧さんが買ってきたら、もちろん、食べます(笑
 
 竜田  こなし製  鶴屋吉信
 
 10/26に食べた。
 以前、食べたことがある。
 
 竜田、というのは、奈良の紅葉の名所。
 
  あらしふく三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり

 とか、
 
  ちはやぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは
 
 など、百人一首にもある(前の歌が、能因法師。あとの歌は、業平)。
 『古今』でも、秋のもみぢを歌うための定番の名所。
 
 種は、漉し餡。
 こなし部分が、以前食べたときよりも、生餡っぽくなった気がする。
 以前も、柔らかめのこなしだったような気がする。
 
 秋山紅  黄身時雨製  鶴屋吉信
 
 秋山紅(しゅうざんこう)という、紅葉の品種があるらしいけど、これは、秋の色づいた山を表しているよう。
 紅くて、黄色くて、麓はまだ緑。
 秋の山、ということで、また、百人一首から。
 
  奥山にもみぢふみわけ鳴く鹿のこゑきくときぞ 秋は悲しき
 
 これだけでは寂しいので、今度は『古今』からも。
 
  山里は秋こそことにわびしけれ 鹿のなくねに目をさましつつ
 
 実は、この二首、『古今』のなかでは、「山里」の歌のあとに「奥山」がつづく。
 「山里」の歌ついでに、『古今』の歌をもう一首。
 ただし、これは「冬」の歌。百人一首にも選ばれている。
 
  山里は冬ぞさびしさまさりける 人目も草もかれぬとおもへば (源宗于朝臣)
 
 種は、黒漉し餡。
 以前よりも、黄身のほろほろ感が増し、しっとりしていて、生餡の感じもつよい。
 黄身の部分が以前よりも分厚い。
 また、以前は、「しっとり」よりも「さっくり」とした感じだったような気がする。
 
 上生以外・・・
 
 俵最中  俵屋吉富
 
 もらいもの。
 俵屋吉富の最中の中で、一番好き。
 限定販売の品で、本店、烏丸店、小川店でしか売っていない。
 四角い「京俵最中」は、デパ地下などでも買える。
 
 最中の皮が、この「俵最中」は、密で、とてもさっくり、芳ばしい。
 餡との調和が、ほどよく。
 
 四角い方は、皮は柔らかめ。密なかんじよりもふわふわ。
 
 って・・・最中なのに、餡のことを書かないないて。。。(笑
 どちらも、粒餡(笑
 
 
 渋皮入り焼き栗きんとん  栗阿彌(りつあみ)
 
 栗阿彌は、お菓子の名前ではなくて、店の名前。
 栗納豆の若菜屋が出している「栗阿彌」とおなじ名前なのは、おなじ会社だから。
 若菜屋の方は、栗以外にもお多福豆などの納豆も扱っているが、栗阿彌が扱うのは栗のみ。
 
 以前食べた、焼き栗きんとんがまあまあよかったのを奥さんが覚えていて、買ってきてくれた。
 渋皮が入っている。
 
 これは・・・一言で言えば、よく瓶熟成したソーテルヌの味(笑
 そう、蜂蜜みたいな甘み(蜂蜜は入っていない)、渋皮のこく、なんとなく酸味。
 結構、複雑な味わい。
 蜂蜜のような甘みも、渋皮が醸し出している。
 まあまあ、かな^^
 
 
 他には、笹屋伊織の「どら焼き」、俵屋吉富の「栗羊羹」「いっぷく芋」「雲龍」、亀屋陸奥の「徳用 松風」など、いつものように。
 
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2013_10
18
(Fri)23:21
 先日(10/13)、用事があり、奥さんと一緒に、大阪の義叔母の家へ。
 その時、ちょっと頂いたお菓子。
 
 秋日和  ねりきり製  高砂
 
 
 今年の10/13は、旧暦9/9、重陽の節句。
 というので、重陽の節句に因んだお菓子。
 
 「秋日和」という銘だが、京都なら「着せ綿」という銘でおなじみの意匠。
 京都のは、菊の花のうえに綿をかたどったそぼろが載っている。
 そのそぼろの代わりに、みじん粉がふりかけてある。
 銘も、「着せ綿」といっても今の人にはわからないので、ということで、「秋日和」ということに菓匠さんがしたのだそうだ。
 時代とともに、意匠や銘が移り変わっていく、という例というか。
 でも、最近はネットで検索すればどっさりヒットするので、むしろ、昔のままの銘を踏襲する方がいいかも。
 知らない人は、お勉強になるわけだし^^
 
 だんなん的には、銘もふくめて、オーソドックスなそぼろが載っている着せ綿の方がいいな。
 
 種は、たしか、漉し餡だったかと。
 
 
 そのほか、ベトナムだったかの、蓮の実のお菓子。
 なぜか、ココナッツ味。
 
 
 もひとつ、瓦煎餅。香川のだったか。
 
 
 その時の茶碗。
 
 
 
 この茶碗は・・・なんかの行事かなにかの、宗匠、お手描きの茶碗。だといいけど、実は、プリント。
 たくさん配るので苦肉の策でプリントにしたのだろうけど、、、と、もうひとつな茶碗。
 
 奥さんが一服目を飲んだ茶碗は、これ。
 
 赤膚焼きの奈良絵の茶碗。
 なんとも、かわいい^^
 ので、だんなん、二服目はこの茶碗で。
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 ただ、可愛いだけでなく、しっかりしたいいものだったので、相当気に入って、よくよく拝見して、何枚も写真を撮ってしまった・・・^^;

 
 点前に使った建水。茶箱セットの。 
 天神さんで買った東南アジアの漆器を、見立てたとのこと。
 

 花。
 なぜか、このようにしかアップできないので、また、いつか直そう。
 11/3 訂正完了!^^
 
 すすき、貴船菊(白花)、藤袴、紅白みずひき、おとこえし、山ほろし。
 信楽焼花入れ。
 
 用事を半ば済まして、そのあと、食事も。
 
 鯖寿司、枝豆、万願寺のようなホクピー(岡山)、ピリ辛こんにゃく。
 
 
 ステーキと、菊の花びらの酢の物。
 なんとかいう饅頭みたいな麩とキュウリの和え物。

 
 鯛のあらの味噌汁。

 
 もろみ餡かけ茄子。
 
 このあと、また、用事のつづき。
 用事がないときに、ゆっくりと食べたかった。。。
  
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2013_10
06
(Sun)23:47
 10月とは思えない暑さだけど、さすがに、絽もへんなので、そろそろお着替え。
 いつもどおり、もみじの単衣。
 
 
 
 帯は今年の夏、亀屋良長さんへ行った時に買った帯。
 紅葉がまだ緑色なので、この緑の帯にしてみた。
 ちょっと、帽子なしで。
 
 結び方は、前で交差させて。
  
 
 
 
 
 後ろは、普通に。
 
 実は、先月から、匂い袋も秋っぽいものにしていた。
 菊の柄。
 
 
 たまたま活けた花とツーショット(笑
 
 花 ほととぎす(白い花) ほうちゃくそう(黒い実)
 
 厚手の単衣なので、ちょっと暑そう。
 そういえば・・・米沢紬、どうなったん? といちまに聞かれたので、そうそう、と、なんとなくやる気になって、脇を縫いあわせた。
 
 
 あとは、裾、褄、襟付け、腰上げ、袖つけ、肩揚げ、でできあがり。
 いちまの衣装で、紬・格子柄、というのはあんまり見ないので、着せるのが、かなり楽しみ。
 似合うかな?

 今年の1月にして、ずっとそのままだった。
 (実は、横の縞が衽と身頃でいがんでいたので、ここ何ヶ月か前になおしたけど)
  
 
 
 「ちゃんと完成させてね、おとうさん」
 と、いつもながらちょぼん、涼しい顔のいちま。。。
 
 
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2013_10
03
(Thu)22:05
 9/21、久しぶりに東寺の弘法さんに。
 以前ほど、賑やかでなくなっていた。
 出店の数も減っているようだし、骨董品の店など、置いてあるものも種類も少なく、いい物もあんまりないような・・・。
 それに、弘法さん名物(?)、「ハブとマングース」もなかった・・・。
 「ハブとマングース」のない弘法さんなんて、弘法さんやない!
 と、まあ、そんなことはいいとして・・・
 
 さて、東寺の近所に、御菓子司 東寺餅というお菓子屋さんがあって、その餅を買って食べてみた。
 
 左 東寺餅。 右 栗餅(だったかな・・・名前、忘れちゃった)。
 
 先に、栗の方を。丸ごと、甘露煮にした栗が一個入っている。餡は漉し餡。今の季節にしかない、ということで試してみたが、イマイチ。栗と餡と餅との調和がなく、ばらばらな感じ。
 一方、東寺餅は、なかなか。塩芳軒の「福梅」を彷彿とさせる。
 柔らかく、もっちりとした、マシュマロみたいな皮。漉し餡との相性もいい。ちょっと後を引く。
 栗の方は、どうやら、この東寺餅にそのまま栗を入れてある、という感じ。闖入者となってしまった栗が、餡と皮のせっかくの調和を台無しにしている。
 
 東寺餅、弘法さん、何かどっちもテンションが上がらない。
 ので、伊勢丹の地下で、上生をふたつ。
 
 
 萩  きんとん製  亀屋良長
 
 薯蕷入り。種は粒餡。
 もったりとして、ぬくもりがある。
 薯蕷の甘みがほんのり。
 残念なことに、気候が蒸し暑くて、すごく重い。
 これが、涼しいなら、きっと、この時節にピッタリの風味だったろうに。
 
 初雁  薯蕷製  笹屋伊織
 
 伊勢丹の地下の菓匠で、薯蕷を置いているなかで、一番、肌がつやつやとして、きれいで、美味しそうに見えた薯蕷。
 
 
 雁の焼き印も、繊細で品があって、美しい。
 
 種は、漉し餡。
 薯蕷はふかふか。
 「どら焼き」で培われた、餡と薯蕷の調和があった。
 
 
 ついでに、「どら焼き」も買った。
 1500円? って・・・いつの間に・・・?(正確な値段は、忘れた・・・けど、前買ったときより、高くなってるような・・・)
 
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