2015_05
31
(Sun)23:47
 最近、むちゃくちゃ暑い。
 6月終わりから7月上旬くらいの気温だそうだ。
 うちでも、リビングの外の気温、30度近くになるときがある。
 部屋の中は、26度、湿度、40~50パーセントくらい。
 からっとしているので、それほど蒸し暑く感じないし、そこそこ爽やかなのだが。
 
 いちまも、そろそろお着替えしたい~というので。
 いつものとおり、帯から単衣にした、牡丹と読み本の絽。
 
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 帯は、トンボの絞りの三尺帯。
 
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 普通に蝶々結び。
 
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 おすましいちま♪
 
 
 
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2015_05
21
(Thu)22:14
 5/16に。
 5月の、といっていいのかどうか厳密にはわからないが、とりあえず、5月のミニ京のよすが、ということに^^
 
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 紙のリボン、今月は緑だった。
 お雛様用の、ミニ京のよすが・貝づくし のときは赤だった。
 些細なことだけど、こんなところにまで気遣いがある。
 
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 こんな箱。
 知ってる人は知っていると思うが、箱も毎月か、季節ごとかに、変わっている。
 僕も確かめたわけではないので・・・。
 
 ちいさいけど、ずっしり・・・。
 
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 奥のピンクはバラの花。 
 黄色い山吹の花の下は、杜若の花。
 手前の緑は、すはま製のそら豆(笑
 花見団子、というわけではないだろうけど、団子(松露製)。
 この団子が、利いている。
 ただ季節の花をかたどった干菓子と半生菓子だけではなく、団子が入っていることで、行楽気分、物見遊山気分がたかまる。
 お土産、としてもらって、蓋を開けて、ただ「あ、綺麗でかわいい京菓子」と言うだけではなくて、行楽気分・物見遊山気分を引き込んできて、うれしさ倍増。
 
 それにしても、ミニ京のよすが、ほんとにお土産として行き届いている。
 京のよすが、の方は、箱も大きくて、堂々としていて、種類、数ともたくさん入っている。
 それに対して、ミニ京のよすがの、この愛らしさ。
 この愛らしさは、京のよすがにはない。
 堂々としていて種類・数も十分な京のよすがよりは、この愛らしいミニ京のよすがの方が、もし、もし京都土産としてもらったならば、うれしいは気がする。
 しかも、小さいけど、いろいろ。
 これだけで、9種類入っている。
 これが2段になっている。
 下の段には何が・・・たぶん、同じ物が入っているのだろうが、まだ、確かめてない(笑
 ちょっと見たところ、杜若は、白いのが入っているようだ^^
 
 干菓子の詰め合わせ、というのは各店でいろいろ出しているが、1100円くらいの価格で、これだけいろいろな種類が入っているというのは、ほかに覚えがない。
 
 あるいは、たとえば、京都の土産として人気の生八つ橋。
 餡にいろいろな風味のものがあり、詰め合わせもあるが、同価格帯でくらべてみてどうだろうか?
 もちろん、好みもあるから一概には言えないが。
 それに、まあ、もちろん、生八つ橋ほどはお腹はふくれない・・・(笑
 
 下の段は、そのうち。
 ぼちぼち、上の段を食べていくので、そのあとで・・・^^
 
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2015_05
20
(Wed)21:21
かるかるというのは、亀末廣さんの煎餅。
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 そのかるかるのうえに・・・
 ちょっと載せてみた・・・
 
 P5170439 (448x336)
 
 つつじの有平。
 今の季節の 京のよすが に入っている。
 
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 ただ、赤い方はなんとなく、ハイビスカスに見えたり・・・。
 かるかる も、そういえば、サーフボードっぽかったり?
 
 かるかるは、ながっぽそいだ円形、そこに砂糖で刷毛目があり、とても美しい姿かたち。
 はじめ、麩の焼のようなかるい口当たりだったが、よくよく味わってみると、ちょっと、ポン菓子っぽい。
 あんなつぶつぶはないが、軽さ、米の風味が、ポン菓子の煎餅といった感じ。
 そのなかにきなこの苦みがほんのり。
 ポン菓子なんていうとなんかあんまの価値がないみたいだが、でも、この形でああいった軽さ、というのは、どうやっているのだろうと、不思議に思えてくる。
 
 京の土 とは、また、ひと味もふた味も違ったスタイル。
 洗練された、でも、堅苦しくない、軽さ。
 京の土はばりばりといった感じだが、かるかるはさくさく。
 魅惑的する軽さと風味。
 
 ただ、ちょっと玉に瑕なのは・・・一袋5枚500円。
 京の土 のようにどちらかというと、上生などをある程度食べたうえで味わうとなおさら感銘も深まるといったものではなくて、さくさくと気軽に楽しめる風味なのだが、価格ももうすこし手軽になれば、もっとかるかるなのに、なぁ。
 気軽に、さくさくと、一枚、食べると後をひくのでもう一枚、と食べたいところだが、一枚100円となると、さすがに、そうもいかない・・・(泣
 
 つつじ有平  亀末廣
 さっきも書いたように、今の季節の京のよすがに入っている。
 ただ、さすがに、京のよすがは、うちで食べるには多すぎる。 
 ので、いつも、亀末廣さんで干菓子を買うときは、ミニ京のよすが にするのだが、京のよすがにこのつつじの有平が入っているのを見て、欲しくなった。
 
 「このつつじの有平が欲しいのですが・・・バラでもいいですか?」と、きいてみた。
 「はい、いいですよ」とのこと。
 在庫の関係で応じられないこともあるそうだが、そうでないなら、バラでも買えるし、たぶん、これこれを詰め合わせて欲しいとたのめば詰め合わせてもらえるのだろう。
 
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 このつつじの有平は1個、80円か90円くらい。
 昔ながらの、素朴な、飴の味。
 ほろほろと崩れるところと、こりっと硬いところと・・・。
 
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2015_05
19
(Tue)21:12
 青かえで  こなし製  亀末廣
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 5/16に。
 この日、ほかに、「藤きんとん」(きんとん製)、「水のあや」(薯蕷製)、「おりあやめ・唐衣」(外郎製)と見本があったが、「おりあやめ・唐衣」は残念ながら午前中で売り切れだった。
 
 なんともあいらしい、楓の葉っぱ。
 「青かえで」という呼び名なのに黄色いところがあるのは、葉っぱそのものの色目というよりは、香る五月の風にそよぎ、日の光にかがやく様をあらわしたものか(と、奥さんの説)。
 もみじの葉の木蔭と、きらめく青風。
 
 種は黒漉し餡。
 軽やかなこなし。
 このこなしを食べると、「こなしって何?」という答えのひとつが見つかる気がする。
 なんとも、フレッシュな、食パンの、あの風味。
 ふかふかとした・・・といっても、こなし自体はふかふかとしていないが、食パンのあのふかふかとした、小麦の風味がしっかりとした、食パン。
 こなしとは、白餡というよりは、フレッシュな小麦の風味がしっかりとした、お菓子なのだ、と。
 そして、その小麦の風味が「よくこなれている」。
 フレッシュだけど、突出していなく、角が立っていなくて、白餡とよくなじんで、「こなれている」、そんな上生菓子なのだ、と。
 漉し餡が、こなしの風味をよりひきたてている。
 
 ねりきり、というのは、ここに水飴などを入れてねっとりさせた感じ。
 ねっとり、おもい、ある意味「練りあげた」感じがする。
 もっとも、練り切りといっても、店ごとに、いろいろとレシピがあって、一概にこういうものといえないのだが。
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2015_05
18
(Mon)23:01
 藤きんとん  きんとん製  亀末廣
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 5/16に。
 例によって、亀末廣さんでは扱っている上生にこれといった銘はつけていない。
 それは、お客が自分なりに好きな銘をつけて欲しいということなのだが、ただ、お店での呼び名はあって、このきんとんは「藤きんとん」。
 見るからに、藤の花をかたどったきんとん。
 
 ほかに、それは買わなかったが、薯蕷で「水のあや」というのがあった。
 このふたつをあわせて、「やまほととぎす」と銘をつけてみても面白かったかも。
 
  わがやどの池の藤波さきにけり やまほととぎす いつかきなかむ
 
 『古今』の夏の巻の冒頭の歌(伝 柿本人麻呂)を思い出したのだ。
 
 
 種は黒粒餡。
 そぼろは、とてもなめらか。
 薯蕷入りのそぼろだとねっとりとして薯蕷独特のなめらかさがあるが、このきんとんは、薯蕷は入っていない。
 白餡のきんとんなのだが、白餡のきめこまかいなめらかさは、他の店のものとはひと味違い、印象的。
 また、そぼろは、しっとり。
 みずみずしいというわけでもなく、きんとんとしてとてもほどよい感じがする。
 種の粒餡が、そぼろの風味の深みを増す。
 白餡のそぼろのうまみを深める。
 ふっくらとした甘みは強すぎず、うまみは濃すぎず、重すぎず、やや軽やかで、甘みとうまみの調和がとてもいい。
 しっとり、ふっくらとしている。
 しみじみと味わうことができる、こころにしみてくるきんとん。
 
 藤の花はこなし。
 
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2015_05
17
(Sun)00:18
 今日(5/16)、亀末廣さんへ。
 扱っている菓子はもとより、店の佇まいも、とても大好きなので、今回は、そういうところを。
 
 P3280089 (512x384)
 
 1804年創業、菓子を作り始める前は、釜師だった。
 松原五条あたりで創業して、いまのところ(姉小路車屋町)に移ってきたとか。
 現在の店舗は、戦後のもの。
 (以上、お店の人から)
 
 右手の建物は、蔵?
 それとも、工場?
 
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 軒の下には、「亀と末廣(扇子)」の、包装紙でもおなじみのあの図柄が。
 
 店舗正面。
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 御池通、烏丸通と交通量もある大通りから一本入っただけの所だけど、とても静か。
 京都ならではの静かさ。
 
 暖簾には、やはり「亀末廣」の図柄。
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 一階屋根の上、「御菓子司亀末廣」のおおきな看板、その枠をよくよくみると・・・
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 お菓子の型木。
 実際に、昔、店で使っていた物を、看板の枠にしたのだそうだ。
 かなりおおきな物もある。
 
 出入り口の暖簾。
 P3280091 (448x336)
  
 亀をあらわす六角形のなかに「寿恵飛呂(すゑひろ)」と。
 こちらの暖簾のむこうにある引き戸を引いて中へ。
 
 店舗正面の画像の真ん中に黒い引き違い戸があるけど、その扉は開かないので。
 以前、こっちの扉を開けて入ろうとしたことがあった(笑
 
 店の中は、こんなレトロな雰囲気。
 P5160404 (448x336)
 
 土間にカウンターがあり、カウンターの上に菓子の見本が並んでいる。
  
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 お菓子を注文すると、干菓子はこの暖簾の向こうから、あるいは、右手奥、柱時計の左手下の出入り口奥にあるおおきな菓子箪笥から持ってきて、詰めてくれる。
 菓子箪笥と言っても、ほんとにおおきな衣装箪笥のようなもので、たぶんいろいろな干菓子がはいっているんだろうな~と^^
 
 上生は、一枚上の写真の右手奥から。
 「萬年堂」の額の下の扉は、庭へ出るのかな?
 
 行ったことのある京都の菓子司、菓子店のなかでは、いちばん、気に入っている。
 ほっこり、とても落ち着く。
 長居したくなるけど、そういう場所ではないので、それが残念(笑
 
 京都には、町屋再生などで、以前のふるい町屋を飲食店などに改装しているところなどがいろいろたくさんある。
 ここはそういう場所ではないし、そういう場所とも違うけど、実用的で、必要な物が必要なところにある、そんななかで時を重ねてきた、そして今もそういうものとしてしっとりしずかに時を重ねている、という落ち着きがあって、とてもいい。
 お客さんといっても、飲食店のようにたくさんの人がわいわいざわざわやっているわけでもないし、そもそも、長居する場所ではないので、いつもしっとり、静かで、落ち着いている。
 
 「敷居が高い」という人もいるらしいが、「ほんと?」って感じ。
 実際、使われていない扉を出入り口と間違えるようなことはあっても(たんに、僕がおっちょこちょいというだけだが)、敷居が高くて躓いたなどという経験はない。
 たとえば、デパートのように、店の方から声をかけてきて、いろいろと商品の説明をしてくれる、場合によったらこちらが興味もない商品についてながながと説明してくれる、なんて、そんなお節介はしない(もっとも、京都のふるいお店はどこでも、店の方から声をかけてくるなんて、お節介はしないけど)。
 でも、客の方から、「あの・・・」と声をかければ、なんでも、気さくに、丁寧に、親切に教えてくれる。
 
 それとも、こういうふるい家屋だから「敷居が高い」ということなのか?
 それなら、何度もこの店を訪れて、出入りの練習をすればいい^^
 一日のうちに、二度、三度(笑
 「あの、やっぱり、生菓子も買おうかなって・・・何度もお手数かけてすみません」とか言って(笑
 するとこんな答えが返ってきたり・・・
 「いいえ、何度来ていただいても、うちとしては助かりますので」
 
 それとも、「あの(天下の)亀末廣」ということで、来る前から勝手に「敷居が高い」と思い込んでる?
 だとするなら、そういう独りよがりな勝手な妄想はとっとと捨て去ったらいいだけの話。
 
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 今日も、いろいろと、頂いてきました^^
 
 
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2015_05
09
(Sat)22:24
 祖母昔 とかいて、「ばばむかし」。
 上林春松本店さんの濃茶の銘。
 
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 いつもは、「好みの白」を飲んでいるが、先日、JR伊勢丹地下の店舗で、なんとなく目について、買ってみた。
 なんでも、この「祖母昔」という銘は、家康から賜った銘で、上林家にだけ許された銘だとか。
 初代上林春松の祖母さんがお茶を仕立てる名人で、家康がそのお茶をとても好きで褒美に若森の茶園を贈り、その茶園で摘まれたお茶を「祖母昔」と銘々した、と。
 (くわしくは、→ 綾鷹 上林春松本店の章  第四話) 
 というそもそも書きがあったので、そんな銘のお茶ならば飲んでみよう、と。
 値段も、20グラム2200円と、濃茶にしては特別高いものでもないので。
 

 床は、例のうなぎ用のもんどり。
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 なんとなく暑くなってきたので。
 
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 水盤に青もみじ。
 もんどりなので、ついでに、魚の香立て。
 
 菓子も・・・
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 もんどりついでに、俵屋吉富さんの 鴨川あゆ
 
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 以前ブログに載せたと思うけど、カステラ地の鮎の調布とは違って、麩の焼のような煎餅地に砂糖がかけてあり、漉し餡の干琥珀が入っている。
 梅雨時がすぎるくらいまでは、僕はこっちが好み。
 その後は、カステラ地のほうが美味しくなる。
 
 お菓子も食べて、さて、お茶。
 濃茶用だけど、薄茶で。
 
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 湯を注いで・・・
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 ちょっと、裏風にたっぷり、ふっくらと泡立てて・・・
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 5/6に封を切ってはじめて飲んだときは、苦みが立っていて、でもその苦みと渋みが豊かでおくゆきがあり、深みのあるお茶だった。
 昨日は、旨みが豊か。苦みや渋みはそれほどではなかった。
 4日目の今日は、さらにまろやかになり、突出した風味がなくなり、ふっくらまとまってきた感じ。
 
 薄茶で飲んだら、急に、せっかくだから濃茶でも飲みたくなってきた。
 ひさしぶりに点てる濃茶・・・
 
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 ちょっと湯が多くなり、中濃茶という感じになってしまった(笑 
 おまけに、画像、ピンボケ・・・
 
 苦みがすこし立っていて、その苦みの中に旨みがつつまれている。
 湯の量がちょっと多くなってしまったので、それほどとろんとなっていなかったが、見た感じよりはとろみがあった。
 苦みの余韻がしっかり。
 
 上林さんとこのお茶は、どちらかというと、やや苦みが強い。
 ただ、その苦みが美味しい。
 よく熟した苦みで、苦みに個性がある。
 
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 いちまもご相伴^^
  
  

 
 
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2015_05
09
(Sat)01:33

葡萄棚

Category:
 東側のパーゴラのシャイン・マスカットが、去年かなり伸びて斜めに渡してあった支柱にそってパーゴラを横断したので、次は、左右に誘引するために、支柱を渡した(5/6)。

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 100円ショップの約2メートルの竹の、ビニールを剥がして。
 だいたい30センチ間隔で、4本。
 
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 なんか棚らしくなった^^

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 西側の甲州は、ちょっと生育が悪い。
 去年、斜めに渡した支柱の中程くらいまでいったが、今年、芽が出たのは登り口の所から。
 このままシャイン・マスカットが順調にいくなら、西側のパーゴラにもシャイン・マスカットを伸ばそうか、と。
 
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 ほぼ正午の影。
 奥がシャイン・マスカットの棚、手前が西側の甲州のパーゴラの影。
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2015_05
07
(Thu)21:29
粽  外郎製  塩芳軒
 京都高島屋の地下の上生売り場で。
 買ったのは、5/3、食べたのは翌日の、5/4。
 ほかにも、千本玉壽軒さんのしんこ製、京都鶴屋鶴寿庵さんの葛製の粽があった。
 これも、柏餅同様、奥さんが選んだ。
 外郎の粽が食べたかったので。
 
 塩芳軒さんの包装紙につつんであり、なかは、このように水分が飛ばないようにビニールの袋に入っている。
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 ひと包み3本入り。
 
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 原材料は、砂糖、糯米(もちごめ)、葛。 
 葛が入っているので、やや透きとおった感じがあり、なんとなくぷるんとしたところがある。
 もっちり、ねっとり、ぷるん。
 笹の香りが粽にうつっていて、笹の香りのほかに、風味に深みがでていた。
 
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2015_05
06
(Wed)21:26
 柏餅  亀屋良長
 京都高島屋の地下、上生売り場で。
 亀屋良長さんの他に、今年は、千本玉壽軒さん、長久堂さんのがあった。
 奥さんが選んだ。
 見た目が美味しそうだったから、という理由。
 食べたのは、5/3。
 
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 こちらは、味噌餡。
 
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 こちらは、黒漉し餡。
 
 画像で見てのとおり、漉し餡の餅のほうがみずみずしかった。
 味噌餡の餅は、すこしかたくなっていた。
 とくに、亀屋良長さんのという個性は感じられなかった。
 ただ、京都から帰って、かなり疲れていて食べたので、じっくり味わうことができなかったと言えば、できなかったかな。
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2015_05
05
(Tue)21:04
 若柳 薯蕷製  千本玉壽軒
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 この繊細で風雅なやなぎの焼き印がこの画像でちゃんと出ているか・・・が気がかり。
 柳の枝の周囲は、ほんのりとみどりに染まっているのだが、それも、うまく撮れているだろうか?
 
 食べるのが惜しい。
 
 見るからに、爽やか。
 しっとり、ふっくら、もっちり、かろやかで、若やいだ、みずみずしい薯蕷。
 
 食べたのは、4/28。
 
 
 若葉風 きんとん製  千本玉壽軒 
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 透きとおった若葉色のそぼろと白っぽい薯蕷いりのマットな緑のそぼろがまざっている。
 
 それにしても、なんとも、大胆なきんとん。
 きんとんで、「風」を表そうとは。
 
 透きとおったそぼろと白いマットなそぼろは、風にそよぎ、ひるがえる若葉の表裏ということなのだろうか。
 あるいは、風にそよぐ若葉、そこにさしこむ光のきらめき。
 
 とにかく、きんとんのような、「風」とはあまり縁のなさそうな、あるいは、ある意味正反対な、おもおもしいとか、ぽってりとしているとか、塊のようななにかを連想させ、静止していて、動きや軽やかさとはかけ離れているようについつい感じてしまうもので、「風」。
 
 今頃の季節で、「風」と言えばすぐに思いつくのは、たとえば、 鶴屋吉信さんの「五月風(さつきかぜ)」のような、鯉のぼりの吹き流しをかたどったなこなしで、この季節の爽やかな風を見たまま、素直に感じさせてくれるのだが、そうではなく、きんとんで、「風」。

 さすがに、最初は、「大胆」と感嘆しつつも、「風」を感じることはできずにいたが、しかし、しばらく、見つめているうちに、風にそよぎ、きらめく若葉が目の前に・・・。
 若葉をわたっていく風が、目の前に。
 若葉をわたる爽やかな風と光が目の前に。
 
 種は黒漉し餡で、そぼろとともに、きめこまかく、なめらか、ねっとり。
 風味は濃厚で、餡が、白餡と薯蕷入りのそぼろの風味を引き立てる。
 しっかりと甘いが、くどくなく、餡とそぼろはひとつにとけあっている。
 これも食べたのは、4/28。
 
 
 じつは、以前、千玉さんといえば、ちょっと甘めの、ややくどい甘さの、昔風な風味という印象があった。
 だけど、最近のものは、そういうのとはちょっと違ってきて、古風な風味ではなく、ある意味、今時っぽい風味に変わってきている気がする。
 古風な風味、というのは、「甘い=おいしい」といったような風味のことで、味の構成も甘みだけに頼っていた、というか。
 ところが最近は、ちょっと違ってきて、甘さだけではない、個性のある風味に変わって来つつある気がする。
 また、風味だけではなく、以前ブログに載せた、窓の梅 や 下萌え などに見られるように、今までのものに工夫をこらして新しいお菓子に生まれ変わらせている、といった感じもある。
 ヒュー・ジョンソンの「ポケット・ワインブック」というワインの紹介本に、「ライジング・スター」といって、ワインの作り手の注目の新星を紹介するコーナーがあるのだが、最近の千玉さんの上生を食べると、いつもこの「ライジング・スター」という言葉が連想されて仕方ない。
 いやいや、もちろん、今出てきたばかりの店ではなく歳月を重ねてきているお店なのだから、いまさら「ライジング・スター」は失礼と言えば失礼だが、とにかく、今、風味などが刷新されて、さらによくなりつつあり、これからが楽しみで、僕としてはあらためて注目しているお店。
 
 もう一軒、「ライジング・スター」という言葉が思い浮かぶのが、長久堂さん。
 去年の祇園祭の菓匠会でだったか、「パラソル」の干菓子を見て、いままで和菓子が扱ったこともないようなものを和菓子として意匠化する、いや、もちろん、扱うことは可能だが、それを和菓子として違和感がないように意匠化する、その卓越した力を見せつけられた気がする。
 以前ブログに載せた、たとえば、こなし製の古井戸 なども、とても優れたすてきなものだと。
 まだブログには載せていないが、やきがわ製の花どろぼう などもなかなか。
 また、これは食べていないが、こなし製の 行者径 なども、桜が終わった季節に、他店ではまだ旧来どおりの桜のものを出してはいるがすでに京都では季節外れの感があるなか、山奥の修験者の行き来する山道の桜を連想させることで季節外れ感を取り除いていて、とてもよかった。
 などなど、単にこれまで僕が気づいてなかっただけかも知れなく、これらが、最近の作か伝統的な物かは知らないが、それでも、これらの上生は、「パラソル」同様、意匠化の優れた力と独特の感性を垣間見させてくれる。 
 意匠にこういう感性を感じさせてくれる店というのも、なかなかないように思うので、そういった意味で、今後も楽しみだ。
 
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2015_05
04
(Mon)21:48
 葵餅  道明寺製   老松
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 今日、ニュースで、葵祭の斎王代が御祓をしたとやっていたが、食べたのは、4/22。
 ただ葵が芽吹いたというだけではなく、葵祭を意識しているだろうお菓子。
 というか、買うこちらは、4月の下旬に葵とくれば、当然、葵祭に思いがおよぶ。
 
 ほんのりと緑色で、葵の焼き印がおしてある。
 冬のお菓子に使ってあると、霜や氷や雪として、いかにも冬っぽい氷餅粉が、こんなふうに使ってあると、今度は、なんとも春を感じさせてくれるのが、不思議で、面白い。
 風にきらめく新緑のかがやきのようでもあり、あるいは、芽吹いた葉っぱのふんわりとした感じとも、そんな春のものに感じられる。
 
 一見、求肥のような餅に見えるが、道明寺製。
 うっすらと、種の白餡が透けて見えるのも、春っぽく感じさせる。
 春のほんわか、ふんわり、はんなりした感じ。
 (おなじように透けて見えても、季節によってそれぞれ、その季節を感じさせるのだが)。
 
 道明寺はもっちりとしていて、ぷちぷち感はないが、粒のものだったという名残のような感じはある。
 華やかな白餡。
 氷餅粉が口の中にくっついて、もっちりだけではなく、さらっとした食感も。
 奥ゆかしく、品があり、はなやかで、なんとはなしに、上七軒のあの街並みが彷彿となった。
 
 
 桜餅  道明寺製   老松
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 以前、ブログに載せたことがあるが、今回は、奥さんが、おなじ道明寺製で食べ比べてみたいと、買ってきた。
 
 道明寺はつややか。
 葵餅よりもさらにぷつぷつ感はないが、氷餅粉がふってないおかけで、よりもっちりとしていて、みずみずしい。
 桜の葉の香りがさわやか。
 
 種は黒漉し餡。
 桜の葉っぱは剥がして道明寺の食感を味わって欲しいと、以前テレビでご主人が言っていたが、あえて逆らおうというわけではないが、桜の葉っぱも薄く、やわらかく繊細なので、ついつい、いっしょに食べてしまう。
 いっしょに食べると、ほんのり塩漬けの桜の葉の風味が口の中にただよい、さらに風味がますように思うのだが・・・。
 (桜の葉っぱの風味も引き立つ)
 結局、桜の葉っぱといっしょにも、桜の葉っぱを剥がしても、両方で食べている。
 
 * * *
 
 それはそうと、この二つを食べたあと、最近の老松さんは・・・という話しになった。
 最近と言っても、ここ、2、3年くらい、ということだが、はなやかて、艶っぽくなった、と。
 それ以前は、「老松」というその名のとおり、枯れていた、というか。
 その頃のお菓子をたべると、「うん、名前のとおり、なんか、松の老木の樹はだの枯れた感じが・・・」なんて、そんなイメージが思い浮かんだものだった。
 
 今の老松さんの上生の印象は、品があって、控えめだが、はなやかで、艶っぽい。
 ついでに、末富さんは、やはり、押しが強く、堂々としている。
 亀末廣さんは、盛りを過ぎて、しっとり、落ち着いた花。盛りをすぎたからこそ、かもしだせる、あのしっとり感と、あの落ち着き。
 僕の好みの「京都」というイメージにぴったりくるのは、亀末廣さん。
 店のたたずまいもとてもいい。
 
 とはいえ、老松さんのこの品や、はなやかさ、艶っぽさは、亀末廣さんや、末富さんにはない。
 どうように、末富さんの押しの強さや堂々とした感じは、ほかにはない。
 それぞれに、よさがあって、その時のこちらの気持ちにあわせて、なにをあじわいたいかにあわせて、食べるのがいい。
  
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