2015_08
31
(Mon)21:42
 そろそろ、いちまお着替え。
 8月中旬から、なんとなく涼しくて、今年は伊右衛門浴衣をきそこねたいちま。
 
 昨日、野分の絽に。
 
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 帯、だらりふう^^
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 いつもどおり、お澄ましいちま。
 
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2015_08
30
(Sun)00:19
 奥さんの弟夫婦に子どもができたので、お祝いを何にしようか、と。
 いろいろ考えたけど、東京の方に住んでいるので、こっちよりもいろいろ物は豊かだろうし、どうせだから、実用的な物よりは、なんか思いっきり実用的ではなくて、かつ、京都らしい物・・・
 ということで、耕園さんの御所人形を贈ることにした。
 
 注文したのが、今年の五月三日。
 だいたい三ヶ月と言うことだったが、祇園祭を挟んでなので、もうすこし時間がかかる、ということだった。
 (なんせ、耕園さんは祇園祭の七月は仕事ができないし、手につかない、とのこと。「お祭り男」なのだそうで・・・)
 で、8/27に「できました」と連絡が来て、今日、見に行ってきた。
 
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 このボンです^^
 
 鶴持(つるもち)、というオーソドックスなポーズのもの。
 甥の名前に「空」が入っているので、それに因んで、空を羽ばたく鶴をもった、この鶴持に。
 
 注文するとき、いろいろと「注文」ができて、ある意味、一品物^^
 
 まず、顔。
 顔は、古典的な顔で。
 表情についてはこれといって注文はつけてないような気がするが、それまでに個展などで何度かお話をしていて、僕がさんざん「にんまりぼうがかわいい」といっていたので、そんな表情にしてくれたみたい。
 どことなく、にっこり。
 ほんのり、気品も。
 ただ、古典顔なので、筆遣いが繊細で、目や表情もくっきりではない。
 
 肌は、磨きをかけず、ほの~とした肌合いに仕上げてもらった。
 
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 髪を結っている紐は、「水引手」にしてもらった。おめでたいものなので。
 色も、朱色に。
 
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 腹掛けは、鶴を持っているのでなにかそれに関係ある物がいいというと、雲の文様の裂れがあるというので、それにしてもらった。
 よく見ると、亀甲菱も入っていて、さらにおめでたく^^
 色も、常磐の松の色で、なかなか、よくフィットしている。
 雲の模様ということは注文したけど、期待以上の腹掛けになって、とてもよかった。
 表情にしても、この腹掛けにしても、こちらの意を汲んだうえで、期待以上のものをつくってきてくれるのは、さすがに、一流のプロの方の仕事。 
 
 さて、鶴については、じつはかなり、変な注文を。
 まず、ふつう鶴持の鶴といえば、金箔で有職の柄と色合い。
 だけど、なんか金はいやなので、白にして欲しい、また、柄もリアルの鶴に近いがらで、と。
 ところが、やっぱり、白にすると人形の肌も白くてなんかぼやけてしまうので、ということで、こんなふうに。
 
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 プラチナ箔に有職の柄と色合い。
 銀箔だと時間が経つとくすんでくるので、プラチナ箔を貼ってくれたのだ。
 そして、柄と色もやっぱり有職に。
 リアル鶴でなんて注文してたけど、これ見たら、たしかに、リアルよりもこっちの方がいい^^
 
 じつは注文するとき、鶴をどうしようかで、プラチナ箔のことも話に出ていた。
 でも、そうすると値段も高くなるし、ぴかぴかするのなんとなくもいやなので、ということだったのでリアル鶴でなんて注文をしたのだが・・・
 やっぱり、このあたりも、さすが。
 このプラチナ有職鶴のほうが、確かにいいと思えるので、うれしい限り。
 
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 それから、座布団。
 注文したときは、たしか、袱紗と言うことだった。
 ただ、できてみたら座布団の方がいいというので、耕園さんが見繕ってくれた。
 金襴の袱紗も用意してあって、どっちがいいですか、ということで、座布団にした。
 金襴の袱紗も敷いてみたが、座布団に戻したとき、ボンが「にこっ」としたので^^
 そら、金襴の袱紗よりも座布団の方がふっくら座り心地がいいよな(笑
 それに、赤い色もボンを引き立たせてくれる(ちなみに座布団の柄は宝づくし)。
 
 なんかいろいろ書いたけど、でも、いちばんビビッときたのは、顔。
 表情。
 見たとたん、目と目があって、おおっ、こいつはかわいい、って(笑
 それに、なんともしっくり・・・
 いや、なんか、どっかで見たことのある、見慣れた顔・・・
 見慣れた顔、といえば、奥さんか、自分の顔・・・
 そう、なんとなく、奥さんにも、僕にも、似ている?
 
 ほかにも何体かボンがいたが、このボンの顔が一番、しっくりくるし、一番かわいいし、一番いい~って(笑
 
 耕園さんの奥さんの話では、やっぱり、注文した人のことを知っているとつくりやすいということ。作った人形がどういう人のところにいくのか、それがわかっているとつくりやすいのだそうだ。
 
 それに、表情もすごくいい。
 こっちに話しかけてくるようでもあり、こっちの話しを聞いているようでもあり。
 ちょっと、にっこり。
 肩に力が入ってなくて。
 
 僕的に言うと、人形って言うのは、顔。顔と表情。
 で、その顔と表情は、こちらが話しかけたりできるものが、いいな、と。
 話しかけると、なんか、返事を返してくるような。
 さっきも書いたけど、個展で、耕園さんとお話しする機会があって、人形のこと、どういう人形が好きかとか、いいかとかいろいろ話したけど、そういうことをちゃんとこのボンに反映してくれたのだなぁ、と、、、
 感動^^
 いやぁ、さすが・・・
 でも、あまりにすごいので、耕園さんにちょっと畏敬の念も・・・
 
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 お店の亀持くんと、ツーショット。
 亀持くんは、くっきりとした筆で目、眉がしっかり。
 今風な顔。
 (この写真はともかく、実物は、どこかユースケ・サンタマリアに似ていると、うちの奥さんも同意(笑)
 これでもわかるように、一体一体、こんなに顔や表情が違う。
 
 人形は顔と表情で、しっくりくる子に出逢えるなんて、なかなかない。
 なのに、今回の鶴持のボンときたら・・・
 あー、できれば、僕が連れて帰りたい(笑
 
 が、今回のボンは、特使として派遣が決定しているので・・・泣く泣く・・・
 
 義弟夫婦が気に入ってくれるといいのだが・・・
 (いや、もし、気に入らないのなら、遠慮無くひきとろう、などとすでに考えている(笑)
 
 値段の方は・・・
 このサイズの標準だと、税抜き2万くらい。
 亀持くんが、2万。
 あまり高くても義弟夫婦が気を遣うので、ということで、3万(税抜き)でお願いした。
 桐箱入り。
 (注文するとき高くなる、ということでやめたプラチナ箔とか使ってあるのでどうなのだろうとも思うが、そのあたりは耕園さんの方でちゃんと調整してくれてるのだろう、と)
 それなりに人形とか見てて好きな僕からすると、5~6万くらいでもいいかな、と思えた。
 なにしろ、顔と表情が、あまりにもしっくり・・・
 
 あとは、義弟夫婦が気に入ってくれて、子どもも、ものごころついた頃には気に入ってくれて、あと、彼らになんかちょっとあったときなんかに、このボン見て、話しかけたり、話しかけられたりして、ほっとしたり、いやされたり、・・・いやいや、もちろん、なんにもなくても、このボンみて、ほっこり・・・なんて、なってくれると、なによりもうれしいのだが・・・。
 (な、いちま^^)
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2015_08
21
(Fri)22:54
 ミニ 京のよすが  八月   亀末廣
 
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 8/8に奥さんが買ってきてくれた。
 8/16が大文字送り火なので、もしかしたら、その前後で、次のヴァージョンになっているかもしれない。
 
 種類は、だいたいいつもと同じ。
 奥の緑とピンクが、求肥。
 白い撫子が、カタクリ。
 その前のが、干琥珀。
 ピンクの手前、松露は、そら豆なのだそうだ(色が白いので、なにかと思っていたら・・・)。
 黄緑のは、石(軽石のような飴)。
 白い四角のおしものと、緑の菱形のうちもの(おしもの、うちものともに、なにを形どっているかは、ちょっとわからない。うちものは、エビネか、ギボウシ?)
 
 さて、もうひとつ。
 緑の求肥の左隣・・・
 
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 (干琥珀と・・・)
 
 朝顔のつぼみ。
 「花の雫」と、亀末さんで呼んでいる干菓子。
 外は餅皮(最中の皮のようにさっくりはしていないが、似た感じ)。
 なかに、生薑入りの砂糖が詰まっている。
 この砂糖菓子、けっこう、こりっ、という感じで、硬い。
 もしかすると、もともとはさらさらなのが、うちが湿っぽくて、固まってしまったのかも知れない。
 あるいは、もうすこし、柔らかかったのが、固まって硬くなった可能性も。
 舐めていると、ぱらぱらと砂糖の粒感をともなって溶けていき、生薑の風味が広がる。
 
 今まで、ミニ京のよすがを2、3月くらいから食べてきたけど、この花の雫ははじめて。
 この季節だけのお菓子なのだろう。
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2015_08
21
(Fri)00:18
 かわかぜ  琥珀製   亀末廣
 
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 黄色い琥珀。
 一休字納豆入り。
 
 例によって、店では銘をつけていない、ということ。
 水紋のある琥珀、一休字納豆は石なのだそうだ。
 
 なにかに染まった水、という風情なのだろうか。
 奥さんの説では、この時期なので、大文字の送り火に染まった川(食べたのは、8/15)。
 あるいは、花火に染まった川。
 なるほど。
 
 僕は、かわかぜ、と。
 
  河風のすゞしくもあるか うち寄する浪とともにや 秋はたつらむ
 
 立秋に、賀茂川の川原に川遊びに行った、そのときの貫之の歌から。
 この歌がなんか夕暮れのような感じがして、この菓子をその夕日がはえる川面とみたてた。
 
 琥珀の甘みのなかに、ほのかに一休字納豆のうまみが溶けこんでいる。
 一休字納豆は塩辛くない。逆に琥珀の甘みがしみこんでいて、まろやか。
 口当たりは、粘りけはなく、ざくざく、ほろほろ。
 後味に、ふっくらとしてた甘涼やかさが口に広がる。
 この甘涼やかな後味を、残暑厳しい今頃の河風と(なんとも暑い、この色あいが、残暑の暑さ)。
 ちょっと不思議な、珍味な琥珀。 
 
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2015_08
16
(Sun)14:10
 草の露  きんとん製  亀末廣
 
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 食べたのは、葛焼きとおなじ、8/8。
 じつは、8/15に、京都市美術館(岡崎)でやっているマグリット展をみたついでに、亀末さんに寄った。
 そのとき、葛焼きは置いてあったが(ので、またまた買った)、きんとんの意匠は、すでに、萩に変わっていた。
 
 はやばやと秋を感じさせる意匠。
 8/8は立秋で、その数日前から、なんとなく風も秋めいてきていたし、日射しも夕日などはどことなく秋の物寂しい気配が。
 
 この草の露は、ぼくとしては、雨の露よりは、朝露を思い、涼しさを。
 
 種は粒餡。
 そぼろは水気が多い感じで、口の中に入れると自然に溶けていく。
 甘みも、夏向けに、ふっくらとしているが澄んだ甘みで、さわやか。
 後味にこの色目にもつかっているのだろう抹茶の風味が広がり、これもすっきりと爽やかで、涼味をさそう。
 夏にきんとんなんて、と敬遠しがちだが、暑いさなかのきんとんとしていろいろと工夫がされていているようだ。
 
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2015_08
16
(Sun)13:48
 今年の菓匠会で、その色合いの深みに惹かれて、たまたま選んだ青嵐。
 それが、また、たまたま、亀末さんのだった。
 とても美味しかったので、また食べたいと思っていたが、はたして、通常の商品として扱っているのかどうか。
 8/8、奥さんが京都に用があったついでに、亀末さんに寄ってもらった。
 すると、なんと、置いてあるということ。
 なので、買ってきてもらった。
 
 青嵐  琥珀製  亀末廣
 
 P8091175 (448x336)
 
 菓匠会では4センチ角ほどに切り分けたものだったが、通常扱っているのは、こういう竿物(一竿2000円)。
 ほかにも、3種類ほど琥珀のものや道明寺のものなどの夏の竿物があるようだ。
 
 菓匠会の経緯をはなすと、それはそれは、というので、ご主人さんが出てきてくれた。
 ご主人さんの話しでは、なんでも、京都の人はあまり黒糖のものは好きではないのだそうだ。
 (とはいっても、夏になるとけっこう、いろいろな店で黒糖の物が出ているような気もするが)
 それで、という理由だけでもないのだろうが、黒糖(沖縄産)は、なんどもあく取りをするのだという。
 なるほど、あの雑味のなさ、透きとおった風味、はこのあく取りのお陰なのだ。
 (ちなみに、まったくあくを取らずにつくったうちの黒糖寒天、食べ比べてみると、明らかに、雑味が多い。黒糖の甘みはぼやけ、むしろ雑味が豊か・・・)
 
 竹の皮の中は、銀紙で、筒状の銀紙に流しこんでつくられているようだ。
 
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 あけると、注ぎこんだときにできるあわや砂糖などがこんなふうに結晶している。
 
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 P8091186 (448x336)
 
 菓匠会のものと同じものだと思うが、あのときは気づかなかったのが、ねっとり感。
 
 また、食べるときの気温によって、かなり味わいや印象が違ってくるようだ。
 菓匠会のあの部屋は、何度だったのだろう? よくわからないが。
 すくなくとも、気温32度だと、ねっとりしていて、重く、硬すぎる感じがする。
 32度だと、じつは、うちでつくったゆるめの黒糖寒天の方が、風味は雑味が多くて及びもしないが、やわらかめでぷるんとした食感が慕わしく、好ましく、美味しく感じる。
 青嵐の食感が好ましく、美味しく感じられるのは、気温30度まで、できれば、28度くらいまでがよいようだ。
 幸い、最近は、いっときのあの猛烈な暑さはおさまり、真昼でも室温は30度以下。
 
 ほろほろと口のなかで崩れて、崩れるにつれてひろがっていくみずみずしい、澄んだ、黒蜜の風味。
 暑さから開放されて、ほっこり、癒されるひととき。
 
 (低い方はどのくらいまでおいしだろうか? 食べてないのでよくわからないが、25度くらい?)
 
 
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2015_08
10
(Mon)20:41
 ふくみづ  琥珀製  亀末廣
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 箱入りの琥珀羹。
 中身はフィルムにつつまれている。
 
 箱のそもそも書きは以下のとおり(読める範囲で)
 
  水の色をながめてゐる その動きをながめてゐる 
  美しい現実に若さを夢を漂わせて 生き生き(箱は「くの字点」)としてゐる
   (ふくみづ)
  ふと両の手に掬い 口元に近づける
  生きる力に潤いを加へる
  其の気持ちをお菓子にのせて 流れ出る京の味
  名代 亀末
 
 箱のそもそも書きを読んでちょっとおもったのは、
 
   袖ひちてむすびし水のこほれるを 春立つけふの風やとくらむ
 
 と、「古今」の貫之の春の歌。
 「ふと両の手に掬い」というところは「袖ひちてむすびし水(袖を浸して掬った水)」を連想させるのはもちろん、「生きる力に潤いを加へる」というところが、下の句の「凍っていた水に立春の風が生命を吹きこむ」というニュアンスまでも思わせるので。
 
 あとは、貫之の辞世の歌もちょっと。
 
   手に結ぶ水にやどれる月影のあるかなきかの世にこそありけれ 
 
 「美し現実に若さを夢を漂わせて」というところが、辞世の歌の「手に結ぶ水にやどれる月影」のことを言っているようにも。
 
  
 さて、それはそうと、亀末さんのふくみづはというと・・・
 
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 ほんとに、すんだ水を掬って切り出したかのような色あい。
 右の方と左の方で色が変わって見えるのは、ひかりのいたずら。
 そんなところもまるで水そのもののよう。
 
 ひとかけら口にふくむと、ほんのりとしたあまみ。ただ、このあまみは、もちろん砂糖の甘みなのだが、むしろ、軟水のあのやわらかいふっくらとした甘みのよう。
 そして、食べていて、食べ終わって、口のなかにほんのりと広がる清涼感。
 風味で言えば、その清涼感はペパーミントの風味なのだが、あとあじは、まるで、ひんやりとした石清水をのんだあとに口に広がるその清涼感のよう。
 砂糖の甘みで軟水のふっくらとしたあのあまみ感、ほのかなペパーミントの風味づけで石清水の清涼感を、という、なんとも水そのもの以上に水を感じさせる琥珀。
 
 そのうえ、食べたおえてからの、ほっこりとした、ゆたかな満ち足りたこの気持ち。
 暑い日によく冷えたビールを、冷たい飲み物を、かき氷を、アイスを・・・という、そういった、ただ暑さや渇きが癒えたという、即物的な満足感とはまったくちがう満ち足りた気持ち。
 ビールやアイスなどでは得られない、このほっこりした、ゆたかな満ち足りた気持ち。
 この気持ちが、ふくみづ(福水)のゆえんだろう、と。
 
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2015_08
08
(Sat)19:54
 葛焼き   亀末廣
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 やっと、食べることができた、念願の亀末さんの葛焼き。
 今日、奥さんが京都に用があって、そのついでに買ってきてもらった。
 
 表面には焼き目などはついていない。
 表面はさらさらとしていてやや硬い。
 
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 ぷるぷるんとして、もっちり、しっとり。
 こしあんっぽくもなく、特に葛か突出している感じもなく、葛と餡がほどよく調和している。
 口の中に入れると、とろけていく。
 ゆたかな口溶け。
 澄んだ甘みで、ひとかけ頬張り、口の中で溶けていくと、口の中だけでなく、なぜか背筋までひんやりする。
 
 うちはエアコンがないので、今日のお茶の部屋の気温は32度。
 エアコンの部屋では味わえない、葛焼き本来のよさを味わうことができた気がする。
 エアコンの効いてる部屋では、このひんやりは感じないかも知れない。
 
 今まで食べた葛焼きのなかでは、餡よりでもなく、葛よりでもなく、ほどよい調和のとれた、もっとも印象的な葛焼き。
 あまり大仰な言葉もにつかわしくない、控えめな、しみじみとした、ふっくらとして、まるい、ゆたかな・・・。
 
 
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2015_08
04
(Tue)23:04
 8/1、家にいても暑いだけなので、奥さんと京都水族館へ涼みに。
 夕方から8月のイベントがあるので、それまで、京都駅近辺をぶらぶらして時間を潰すことに。
 JR伊勢丹をふらついてたら、美術館「駅」でなんかやってるらしい。
 
 奇々怪々 お化け 浮世絵展。
 暇なのでちょっと行ってみることに。
 入場料、900円。
 は、なんか高いな~と思ったけど、京都新聞のトマトカードで、200円引きに(ラッキー 笑)
 
 入場前に、こんな着物が展示してあったり。
 
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 左袖は、お岩さんのいわゆる、お岩提灯。
 左前身頃は、播州皿屋敷のお菊さん。
 あとの髑髏は、なんかとなんか。
 
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 着るとこんなふうになる(笑
 
 じつは・・・
 子どもの頃から、こういうの大好きで。
 昭和40年代くらい、こういうの、全盛期だった。
 夏休みになると、決まって、どこか昼のワイドショーで、これ系のをやってた(笑
 
 人魚のミイラ、だの、髪の毛が伸びる人形、だの、ツチノコ、だの、UFO、だの、雪男、だの、エクトプラズム、だの、なんか、どっかの幽霊だの、怪奇現象だの、ユリ・ゲラーのスプーン曲げ、だの・・・挙げてればきりがない。
 漫画でも、「うしろの百太郎」とかw
 
 映画も、夏になると決まって、テレビでモノクロの日本の怪談映画をやっていた。
 東海道四谷怪談、皿屋敷、化け猫、牡丹灯籠・・・モノクロで、しかも、おどろおどろしい。
 「こんなことあるはずない」「ばかばかしい」と思いながら、子供心に、けっこう、じつは、こわかったり。
 しかも怖いもの見たさで、どうしても見ずにはいられない。。。
 
 「エクソシスト」とか「ジョーズ」とか、「13日の金曜日」とか、あと、ゾンビ系とか。
 そういう外国のホラーが入ってきて、日本のこのおどろおどろしいの、ほんと、テレビでやらなくなった。
 
 UFOもなあ・・・。
 最近の、ぜんぜん面白くない。
 「未知との遭遇」以降、宇宙人というとあのタイプばっかり(笑
 (プレアデス星人とか知ってる?w)
 いかに大衆の認識が映画によって操作されているか、といってまずいなら、左右されてるか。
 タコの火星人に限らず、昔はいろいろなタイプの宇宙人が居たのに。
 UFOっていう呼び方だって、もともと、未確認飛行物体なのに、いまではUFOというと宇宙人の乗り物、という意味あいで使われていることがほとんど。
 なんだろう、この単純化、と単細胞化。
 
 お化けのはなしにもどせば、子どもの頃、ほんとうに幽霊だのお化けがこの世に存在するのか、確かめようとしたり。
 怖いもの見たさもあるけど、知的好奇心でもあったし、また、物事の真実を見極める、とそういう感覚もあった。
 
 それにしても、何で怖いんだろう、とも思う。
 たとえば、夜一人で道を歩いていて、ばったり、お岩さんやお菊さんに出くわしたら、けっこう、こわいかな、と。
 でも、出くわしたところで、こっちは赤の他人だし、恨まれるようなことも何もしていないのだから、怖がる必要もないわけだ。
 
 子どもの頃は、夜、トイレ行くのも怖かったり。
 さすがに、屋外の離れのトイレというのなら多少怖いかも知れないが、家のなかのトイレなのに。
 (屋外の離れのトイレ、というのは、夜、べつの意味で怖かった。おばあちゃんとこがそういうトイレだったが、夜、トイレのドアを開けたらマムシがいたらどうしようと、幽霊よりもそっちの方が怖かった。田舎の家でトイレの横にちょっとした池があり、その池の小島にマムシがいたことがあったので)
 とにかく、家のなかのトイレなのに、夜、家族が寝静まってから、一人でトイレに行くのが結構怖くて、朝まで我慢したり(笑
 なんで、怖いんだろう、トイレ。
 
 トイレ、といえば・・・もう一つ、結構怖いはなしがあった。
 はなし、というより、夢を見た。
 子どもの頃、近所で、トイレでなくなった人がいた。
 なんか、血まみれになって死んでて、一人暮らしの年寄りで、しかもしばらくだれにも気づかれなかった。
 そのことが夢に出てきた。
 どんな夢かというと、トイレに行くと、血まみれのおにぎりになって死ぬ、と。
 そう、死んだ人が血まみれのおにぎりになって(相当おおきなおにぎり。ちょうど体をそのまま三角形にしたような)、ドアが開いたトイレからころころころがってくるのだ・・・
 血まみれのおにぎり、なんていうと滑稽にも聞こえるが、ようするに死後硬直がおにぎりというイメージになったんだろう。トイレでなくなったその人が、発見されたとき硬直してかたくなっていたと聞いていたので。
 ところで、なんで、トイレに行くと血まみれのおにぎりになって死ぬ、のかというと、原因は、水。
 水洗トイレって、便器に水がたまっている。
 その水の中に、水幽霊がいて、その水を見ると、だめだ、と。
 ところが、初めは便器の水だけだったのが、そのうち、水という水がやばくなって、つまり、水という水に水幽霊がいて、どこの水を見てもだめで、水も飲めなくなる。
 これは、かなり、こわい。
 トイレくらいならどっかで適当にすましてもかまわないけど、水が飲めないとなると・・・。
 血まみれのおにぎりなって死ぬのを覚悟して水を飲むか、それとも、水を飲まずにいて干からびて死ぬか。
 やっぱり血まみれのおにぎりはいやだから、水から逃げまくった・・・。
 と、そんな夢だった。
 しかも、たちの悪い夢で、わすれたころに、続編がw
 続編、っていってもなにというわけでもなく、とにかく、水を目にしないこと、水から逃げ回る、とそれだけのことだけど。
 厳密には、水ではなくて、水幽霊を見ないこと、であり、水幽霊から逃げ回っていたわけだけど・・・。
 
 それにしても、なんで、水に追いかけまわされないといけないのか・・・。
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2015_08
03
(Mon)22:52
 8/1に京都へ。
 亀末廣さんへいって「青嵐」があれば、とおもっていたが、あまりにも暑いので、水族館へ行くことに。
 で、亀末さんには行かなかった。
 ただ、よく考えてみれば、黒糖を寒天でかためたもの、なら、自分でも作れそうな。
 ネットで、奥さんがレシピとか調べてくれて、作ることに。
 思い立ったのが、8/2だったので、近所のスーパーで材料調達。
 
 いろいろレシピはあったが、とりあえず、見たなかでは、いちばん、濃そうなので。
 
 黒糖 約110グラム
 寒天粉 小さじ2 (寒天を戻すとなると時間がかかるので、今回は寒天粉で)
 水 400cc
 
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 沖縄産黒糖約110グラム
 
 レシピを見たといっても、作り方までは見てなくて(笑
 材料の割合だけ。
 
 あとは、黒糖を水200ccでとき、のこり200ccを沸騰させ、ボールに移して、寒天粉を入れて泡立て器でよくまぜ、そこに溶いた黒糖を入れ、よくかき混ぜて、容器に。
 
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 アワを潰して、あら熱をとって、冷蔵庫に。
 適当な容器がなかったので、ありあわせの、ジップロックのフリーザーパックに(笑
 
 で、今日、食べてみた。
 8つに切り分けた、そのひとつ。
 
 P8031149 (448x336)
 
 青嵐に比べて、やわらかく、ぷるんとしている。
 青嵐は、ざくざくした感じ。
 ゼリーのようななめらかな口当たり。
 風味も、青嵐に比べて、うすい。
 後味に、じわっと黒糖の甘みと旨み。
 お茶の菓子としては、もうひとつ。
 ただ、食後のデザート、しかも、ミルクをかけたり、クリームをかけたり、というのなら、悪くないかも。
 
 それにしても、青嵐のあの味の濃さ、上品さ、そして、寒天のザクザクした感じ・・・
 水をもっと少なくしないと。
 
 まあ、このゼリーみたいななめらかな、ぷるんとした口当たりは悪くないとしても、もうすこし、黒糖の風味がしっかり出ないと。
 そして、色。
 200ccの水で溶いたときの色、風味はそれなりによかったので、このくらいの水の量にするといいのだろうか。
 今回つくったのを食べ終わったら、また、つくってみよう。
 
 あと、黒糖も、それなりに厳選しないといけないみたいだ。
 
 
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