2016_05
30
(Mon)21:15

 5/28に、大阪のアトリエヒロさんところで、猪飼さんの個展があったのでいってきた。

(会期5/25~31)

 

 それにはあまり関係ないことだけど、大阪の方が京都よりなんかほっとする。

 京都は、外国人が多い。なんか、京都のようじゃない。というか、日本のようじゃない。

 大阪は、その点、日本人、というか、大阪の人たちがわんさか。

 ほっとする。

 京都の情緒、なんて、もう、なくなっちゃったよな。

 前にも書いたかも知れないけど、五条坂近辺も、落ち着いた店はべつの場所に移転したか、店を閉じてしまって・・・という話しを、まえ、猪飼さんのとこいったときに、きいた。

 

 ま、それはいいとして・・・。

 というか、それと似た話?かもしれないが・・・。

 

 猪飼さんの個展にいく前に、5/21だったかに、高島屋で、伝統工芸展近畿展が開催されていて、それを見に行った。

 そこに出品されてた猪飼さんの壺とおなじ手の壺が、今回の個展にもかなりおいてあった。

 猪飼さんにしては、今までとはちょっと手がちがう壺。

 デザイン的で、まあ、ちょっと無機質っぽいというか。

(伝統工芸展のHPでみることができる)

 まあ、ある意味、今っぽい感じもするけど・・・。

 で、そんな話しになって、「今時の流行りはこんな感じなんです。入選作とかも、こういう手のが増えてきて。審査員の先生方の評価もひういうものばかりになって。それで、実は、数年前、これをつくって入選して、それからずっとこんなのをつくってるんですが」みたいな。

 このへんが、やっぱ、猪飼さんはなかなかすごい。

 ニーズを感じとって、それにあわせて、つくっちゃうんだから。

 にしても・・・。

 たしかにいいけど、、、。

 で、審査員さん達の評価傾向という話しと、もうひとつ、今の若い人は、という話しになって、猪飼さんが灰釉のひずんだ壺を指さして言うには、

 「今の若い人たちは、こういうのをみたら、『これはなんでひずんでるんですか』って、まず、言うんですよ」と。

 笑っていいのか、、、。

 窯変、とかも、そういう若い人たちからすると、あかんのだそうだ。

 ちょっと、唖然。

 陶芸をこころざしてる、あるいはすでにやっている若い人が・・・そんなこというなんて。

 織部の破れぶくろなんてみたら、、、鼻血出して卒倒しちゃうんじゃ(笑

 なんか、でも、ショックというか。

 そして、また、東京の方のある団体から賞をもらったんですというので、写真を見せてくれたけど、それも、この壺とおなじような手のもの。

 ただ、東京の方は、チェックというか。

 審査員の方達からは、「猪飼さんもこういうデザイン的なものをやるようになった」というのを評価されているって感じだけど、猪飼さん自身は、ぜんぜんそういうデザイン的なものがモチーフ何じゃなくて、自宅の障子をみていて、そのまわりの壁のシミとか、そんなのがモチーフ、だって言うんだから・・・ちょっと、審査する方とされる方のギャップが、おもしろかった。

 で、それの最優秀賞の写真なども見たけど・・・なんか、なあ。。。

 たしかに、そんなもの、陶器でつくる、っていうのは、ある意味、チャレンジであり、よくできているといえばできでる。

 でも、なんか、陶芸、というか、陶磁器、ということからすると、あまり、本質的でないような。

 極端な話、その最優秀賞、金属でも、プラスチックでもことたりる。わざわざ、陶器でつくることないのに、っていうのが、正直な感想。

 まあ、ぼくは、釉薬とか、土肌とか、そういったものが陶器の本質だと考えている方だし。

 猪飼さんのは、一見そういったデザイン的なものにみえるが、数種類の釉薬をつかい(それもどれも灰釉系だったと)土も、数種類の化粧土を使って、そういう市松模様みたいにしていた。

 それがあるから、まだ、いいけど。

 逆に、釉薬とか土味とか、そういったものとデザイン的な意匠との融合、ということで、伝統工芸展の方では、頭一つ抜け出ているような印象をもったのだけどなあ。

 もともと、陶磁器なんて、火を相手にしてる。火なんて、気まぐれで、なにするか、わけのわかんないもんだろう。そういうものに頼って、あるいは、利用して、なにかしらのものをつくるのが陶芸だとしたら、ひずみや窯変がダメってって言う若い人たちって・・・(自然にひずむ場合もあれば、もともとひずませるばあいもあるけど)。

 無印良品のカップなんかで充分ってことかな、と、かえりに奥さんと話したりした。

 たぶん、そんな、均質な工業製品ばかりしか身のまわりにない人たちなんだろうね、って。

 そんなものばっかりしかみてないから、そんなものだけの感性しか養われず、そんなものだけしか理解できない。そして、そんな人が陶芸を志す、って。。。

 世も末・・・とまではいいすぎだけど、深刻、って。。。

 まあ、今時は、ガス窯、電気窯なので、じっさいの火を扱う登り窯などの窯にくらべたら、コントロールも容易で、不確実な要素は非常に少なく、また、釉薬なども純粋なものなので、やっぱり、不確実な要素は非常に少なくて、ほぼ思い通りのものができるようになってきたのかもしれない。

 けどなぁ・・・火の不確実な要素を含んだうえでの、陶器、磁器じゃないのかなあ、と。

 もちろん、そればっかりに頼って一か八か、みたいのも好きじゃないけど、それなしの・・・ってのにも、違和感。

 まあ、窯変だって、はじめは偶然ではあっても、それをコントロールできるようになれば、それは立派な技術、技法、腕、表現方法、というわけなのだから。

 で、竹泉さんのあの御本手。陶器としては、×な「きず」がいろいろ。でも、その「きず」を意図して作れるようになれば、そして適切に使いこなせば、それは、立派な表現技法、ということになる。

 そして、そもそもそのようにして、アートにしろ、科学技術にしろ、いろいろな技術を習得して、表現してきたのが人類ってヤツじゃないのかい、って。

 それでいくと、いまよいと認められている技法だけでしかものをかんがえられない、作れない若者って、ヤバイよな~(笑

 いやいや、自分であたらしい技法や表現技術を、偶然や失敗からまなぼうとしない、編み出そうとしない、若者達って・・・。

 それどころか、窯変ダメ、ひずみダメ、とかいいだしたら、そうやって習得された技法や表現法までを否定することになる。みずから、首を絞めているようなものだ。

 あの御本手は、現代の若者、あるいはそいう風潮にたいする、痛烈な批判であり、アイロニーだったとも、今さらながら、そんなことおもった。

 

 と、そうこう話したり見たりしていると、御所人形の耕園さんもやってきて・・・(近畿支部お偉いさんもいっしょに。三人は、仲が良い友人というか、「悪友」というふうにも見えたが(笑)

 ちょっと人形の話しも。

 人形も、実は、近畿展では、耕園さんのが抜け出ている印象を受けた。

 うちの奥さんとあとで話したが、彼女が言うには、「耕園さんは御所人形という縛りがある」と。

 でも、ぼくからすると、それは縛りではなくて、自由であるが故にどれもこれも似たり寄ったりの表現しかできていない現代において、個性なのではないか、と。

 

 ま、とにかく、いろいろと、たのしい一日だった。

 

 ふるい、面白い唐津をアトリエひろさんのご厚意で見せてもらって、そのこともいろいろ思うことはあるけど、今日はこの辺りで。

 また、いつか、気がむいたら。

 

 いや、ひとつだけ。

 本物、ニセモノ、という話になって、面白いエピソードを聞かせてもらった。

 ある有名な画家のもとに、これあなたの贋作です、と持ちこまれた絵にたいして、ご本人曰く、

 「これ、おれのより上手いやんか。本物あげるから、これ、おれにくれ」

 というわけで、贋作を持ち込んだ人はめでたく本物を手に入れた、というお話(笑

 すごいね、この画家さんも。

 やっぱり、このくらいの度量がないと。

 (いや、ほんとに、ニセモノに感心したのかな?)

 

 

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2016_05
26
(Thu)22:44

 ここのところ急に暑くなったせいか、G.W.終わった頃から、れいの松喰鶴の釜が、なんかあつくるしくなって。。。

 首から肩にかけてが、なんか、暑苦しい。

 で、涼しげな釜はないか、と、京都の骨董屋さんをまわったり、ヤフオクでずっとさがしているけど、なかなかみつからない。

 なので、鬼霰の鉄瓶をしばらく使っていた。

 なんと、鬼霰だと、かなり涼しげに感じられた。

 

 それで、涼しげな釜の条件、というのを考えてみた。

 あくまでも、うちの場合。

 1 松喰鶴の釜より、サイズが小さいこと。

   とにかく、存在感がある釜は、暑苦しい。

   たっぷり、どっしり、・・・なんて釜は、冬にはいいけど、暑くなってくると、ちょっとよくなさそう。

 2 釜肌。暑くなさそうな、釜肌。

   鬼霰は、霰の具合がとてもいい。あれがもっと密だったりすると、逆に暑苦しくなりそう。

 

 3 地紋。涼しげな地紋。たとえば、流水、とか。。。

 

 4 すがたなり。サイズとも関係あるが、肩の丸い、たっぷりとしたものは、暑そう。

   たとえば、富士釜なんかは、ちょっと涼しげか。

 

 と、この四つの条件を満たす釜はないかと・・・。

 ないこともないが、なんだかなぁ・・・、もう一つ、だったり。

 というのも、条件を満たしていても、松喰鶴の釜とくらべると、なんか、ちょっと・・・って。

 

 そう、涼しげな釜探していて、ブレーキになったのが、松喰鶴の釜。

 この釜、あらためて、よくできているなぁ、と。

 とくに、姿なりと地紋のマッチングの妙なる調和。

 このドーム型の肩が、天上の雰囲気を醸し出していて、そこに鶴が舞っている。

 

 たとえば、肩衝きの筒釜なんかにこの鶴の地紋だとすると・・・。

 肩衝きだと肩で地紋が切れてしまう。一幅の風景にはなるが、天上感はなくなる。

 横に広い真形釜でも、鶴が、天上に舞っている感じは出ない。

 富士釜だと、なんか、富士山に鶴が舞っている・・・って。。。天上感はなくなるし、そのもの過ぎて、俗っぽい。

 そのほかにも、いろいろ釜のカタチはあるが、この地紋にどんぴしゃなのは、この真形のカタチだけではないか、と。

 羽も微妙で、この大きさが、やはり、鶴が天高くを舞っている感じを引き立てている。

 大きすぎてもいけないし、羽がないと、逆に、天高くなくなる。

 

 また、地紋も、鶴と松の枝だけで、あとは余白というところが、やっぱり、天上感につながる。

 これが、たとえば雲があったり、山があったりしたら・・・風景にはなるけど、天上感は出ない。

 

 ほんとに、姿なり、釜肌、地紋が、絶妙に調和した、すごい釜なんだ、と。

 銘碗とかいうけど、釜の場合はなんていうのか、とにかく、銘釜だと。

 

 そんな発見をしてしまうと、どうしても、次に買う釜は、これとおなじレベルか、それ以上、と思ってしまう。

 そうすると、とたんに、、、。

 だから、探しつつも、あきらめてる感じ。

 

 それに、暑さになれてきたせいか、そこまであつくるしく感じなくなってきた。

 そのうえ、釜が暑苦しくても、まわりのもので涼を演出すればよいわけで。

 

 と、いうわけで、なにかないかな~と・・・。

 そういえば、あった、あった、こんなのはどうか、というので、やってみた。

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 ダチビン。

 いつもは、黒いホーローのヤカン。

 

 客席から。

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 亭主目線。

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 釜の曲線と、ダチビンのカクカクしたところが対照的でおもしろいかな、と。

 すずしげ、といえば、涼しげ、かな。

 また、沖縄のものだから、夏っぽくていいな、っていうのもあるかな。

 なんか、最初思ったより、いいかな、って。

 

 まあ、なんか、涼しげな水差しを置く、というでもあるが、お茶道具として売ってる水差しって、ちょっと面白みがないし。。。

 

 釜が暑苦しい、というのも、ふつうなら、風炉の釜を斜め上から見ないわけで。

 しかも、風炉もなくて、釜が丸見え。

 逆に言うと、ゆる茶では、釜が今までのようなカタチに収まらなければならない理由もないわけで。

 

 そのほか、今の季節は、

 茶入れは、乾隆硝子小壺。

 茶碗は、猪飼さんの灰釉茶碗、または、竹泉の染付の曳舟。

 

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2016_05
16
(Mon)22:51

 最近、というか、ゴールデン・ウイークちょっと前から、マイ・ブーム(もう、死語か?)な食べ物があって・・・。

 

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 これ。

 ほたるいかの素干し、ってやつ。

 ホタルイカを、そのまま、ほしたのらしい。

 例の、魚石さんですすめられて試食してみたら美味しかったので、嵌っている(笑

 兵庫県産。

 兵庫や富山では、差して珍しいものではないらしいけど、ぼくは、初物。

 なんか、ことしは、ホタルイカが高くて、生のとか、炊いたのとか、食べる気にならなかったが、これは、100グラム500円。

 100グラム500円というと高いように聞こえるかも知れないが、何匹入ってることか。

 1パック、100グラム弱入ってるけど、食べても食べても減らない。

 

 電熱で網のうえで、焙って食べると、とても美味しい。

 また、お茶漬け。

 湯でちょっと柔らかくなり、ぷりぷり感も。

 そのままでも、烏賊の風味が凝縮されていて、おいしい。

 

 で、ちょっと、小耳に挟んだのが、炊き込みご飯。

 レシピがよく分からないので、奥さんがネットで調べてくれて、でも、やっぱりよく分からないので、適当に、つくってみた。

 

 米 2カップ

 水 2カップ

 醤油 大さじ1

 酒 大さじ1

 素干しホタルイカ 20匹ほど

 

 つくったのは、5/15の昼ごはん。

 ただ、失敗したら・・・ご飯抜きになるかも・・・。

 

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 洗った米に材料を入れ、いよいよ、炊いてみる・・・

 買い物に行って、帰ってくると・・・いかのいい匂いが・・・

 炊きあがっている、炊飯器の蓋を開けてみると・・・

 

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 おっ、それなりに・・・。

 少なくとも、食べられなくはなさそうだ(笑

 

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 いわしのたいたのと、美味い菜のあげのたいたの。

 そして、素干しホタルイカの炊き込みご飯。

 質素(笑

 

 イカの風味がほんのりご飯にうつっていて、ご飯だけでもイカを食べているみたい。

 ご飯はイカの脂のせいでか、ちょっとぽろぽろ気味で、炊き込みご飯というよりは、パエリアって感じ。

 イカ本体は、やわらかくなっていて、ただ、味は、ちょっと抜けてる。

 まあ、ほどほどに美味しい。

 ご飯とだったら、お茶漬けの方が、美味しいかな。。。

 

 とにかく、昼ご飯抜きにならなくてよかった・・・(笑

  

 

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2016_05
16
(Mon)22:29

 ゆる茶の時、食べている、自家製のパウンドケーキ。

 アーモンドを入れていたけど、暑くなってきたせいか、なんとなく、ほかのものを入れてみようか、と。

 ちょうど、朝ご飯で、ヨーグルトにいれてるオレンジ・マーマレードのジャムがあったので、入れてみることに。

 

 レシピは、いつもとほぼ同じ。

 ただ、砂糖を、上白糖にして、分量も、30グラムと10グラム減らした。

 いままで、砂糖は、上白糖ではなく、さとうきび糖とかいう、茶色ががったのだった。アーモンドには、こっちの方がいいだろう、と。

 ただ、マーマレードはさわやかに、できるだけ雑味なく仕上がる方が美味しいだろうし、上白糖にした。

 マーマレード(ファヴォリ オレンジ・マーマレード)は、30~40グラムほど。

 

 作り方もおなじで、適当に、卵黄や粉等の方に入れて混ぜ、さいごに、いつもどおり、泡立てた卵白をまぜて、型に入れて、焼いた。

 

 ただ、なぜか、ちょっと膨らみが悪い。

 また、型にこびりついていて、なかなかとれなかった。

 ジャムのなにかの成分のせい?

 焼き色も、普段より、若干濃い感じ。

 

 で、ゆる茶に。

 

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 亀末さんの、此の花と(たまたま・・・)

 

 ハウンドケーキ。

 まわりは、ちょっと硬くて、耳って感じ。

 生地の色は、ほんのりオレンジ色で、人参ケーキみたいな感じ。

 食べてみると、ふんわり、しっとり。

 パウンドケーキと言うよりは、シフォンケーキ。

 ほんのり、口のなかを柑橘のそよ風。

 これは、適当につくったわりには、すごく、おいしい。

 

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2016_05
16
(Mon)22:14

 ヤクシマシャクナゲ シャキーの芽

 

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 こんなふうに大きくなってきた、シャッキーの芽。

 なかにはついに・・・

 

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                     (5/14)

 開きかけてきた。

 ちょっと見、白い花のよう。

 葉の裏にしろい綿毛が生えているので、こんなふうに。

 

 とりあえず、シャッキーはかなり元気そうだ^^

 

 ピンクシャラの花

 5/14に植えたピンクシャラ。

 花がもう、ちらほら。

 

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 2メートルちょっとあるとはいえ、まだ、苗のよう。

 2~3年して、ちゃんと根付いて庭になじんできたら、結構、よさそう。

 

 シェード

 日射しがかなり強いので、パーゴラにシェードを。

 ほんとは、当初の計画通り葡萄が茂ってくれるといいのだけど、なかなか。

 なので、シェード。

 

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 すると、シェードに葡萄の葉影。

 これはこれで、ちょっと、いいね^^

 

 

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2016_05
14
(Sat)20:04

 庭の、玄関先のところ。

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 常緑ヤマボウシ月光を植えたことはいいが、いまいち、成長が悪い。

 もっとも、月光は南の方のなので、滋賀県のこの辺りでは、それも致し方ないか。

 とはいえ、もっさいので、植え替えることに。

 

 去年、ピンクシャラを植えようと言うことになっていたが、去年は、シャッキーをどうしようか迷ったり、そのほかのを植えたりで、植える気がなくなっていた。

 今年になって、なんとなく気運が高まってきたので、やっと、植え替えることに。

 

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 根鉢が結構大きかったので、穴を掘るだけでもかなり疲れた。

 

 ほりあげた土に腐葉土を混ぜて、高植えで、ピンクシャラを植えて、水鉢をつくり、バークチップで蔽った。

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 まわりの気が大きいので、まだ、苗って感じ。

 

 月光は、鉢植えにして、玄関前の階段に置くことに。

 

 ピンクシャラ、もう、花が咲いていた。

 三重県のネットショップから買ったので、まあ、あたたかいからなのだろう。

 こっちに来て、風をひかなけゃいいけど(笑

 

 疲れて、支柱をつけないで、今日の作業は終了。

 あした、支柱をつける。

 まあ、根鉢が大きく重いので、風が強くてもひっくり返ることはないだろうけど。

 

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2016_05
11
(Wed)22:12
 ぽこつつじ  きんとん製  亀末廣

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 5/7に。

 

 「ぽこつつじ」とは、また、なんという銘かと、叱られるかも知れないが、うちの庭の玉仕立てのつつじ(「ぽこ」とよんでいる)に、ちょうどこんなのがあるので。

 いちまは、その「ぽこ」をみるたびに、たぶん、こういったきんとんを思い出して「にっこり」いることだろうけど(笑

 たいてい、今の季節、このタイプのきんとんは、「岩根つつじ」などという銘がついているようだ。

 見かけは、ほとんどどこの店もにたりよったりで、差異を見つけるのはなかなか至難の業かも知れない(とは、ちょっと大袈裟すぎるかな)。

 亀末さんでは、シンプルに、「つつじ」とだけ。

 

 そぼろは、たぶん、白小豆だけの白餡。手芒が入っていると、どことなく豆くさいというか、青くさいというか、手芒独特の風味がでる。それはそれで美味しいが、白小豆だけの白餡というのは、澄んだ雰囲気。でも、ふっくらとしている。

 みずみずしく、なめらかなそぼろ。

 水っぽ過ぎることもないし、やわらかさもちょうどよく、きめ細かい。

 薯蕷入りのそぼろは、これはこれで、それこそクリーミーといった口当たりになるが、これは、そんなクリーミーさではない、白小豆のなめらかさが、とてもここちよい。

 こういうそぼろを食べると、薯蕷のクリーミーさは、ちょっと邪道にも思えてしまう。

 また、薯蕷入りの場合は、ときどき、(たぶんその年の出来具合によるのかも)薯蕷のクセがあったりして、ちょっと残念なこともある。

 

 種は、粒餡。

 餡のやわらかさ、なめらかさは、そぼろ同様で、区別がつかない。

 ただ、今年は、丹波大納言の皮があつめで、すこしかたい。

 

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2016_05
11
(Wed)22:02

 からころも  外郎製  亀末廣

 

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 5/7に。

  

 亀末さんは、「かきつばた」と呼んでいたようなので、ちょっと、ひねって、お気に入りの和歌から、銘を。

  

  らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ

 

 まあ、例の「伊勢物語」の歌。

 べつにぼくがしなくても、この意匠を「かきつばた」としているところはすでにたくさんあるので、いまさら、といえばいまさらだけど^^

 

 画像は青っぽいが、じっさいはもっと、紫っぽい。

 

 亀末さんの外郎、食べたことあったかな・・・と、思い、食べてみることにした。

 (それを言うと、奥さんに、「食べてへんわけないでしょう」と言われた。結構、ぼくは、すぐに忘れる。というか、ブログに書くのは、実は、忘れてしまうためだったり。忘れることで、人は身軽になれるし、ものごとが、いつも、新鮮(笑))

 

 さて、ただ、忘れているだけかも知れない、亀末さんの外郎。

(ブログの過去の記事を検索するのもめんどくさいので、このまま、いこう!)

 

 花びらは、ほんのり、お米のかおり。このほんのり加減が、とてもここちよかった。

 外郎で、米の風味が強すぎると外郎というより米か米粉を食べているみたいで興ざめするし、反対に、ぜんぜん香りがないと、外郎らしくない。米からできているのにその香りがしないのは、つまらない。

 その香りのほんのり加減が、とても絶妙。

 やわらかさも、ここよりやわらかいとちょっとべったりして上生の外郎らしくないし、これよりかたいともうひとつおいしくないと思う、その間のちょうどいい塩梅のところ。

 

 種の餡は言うまでもなく、やわらかさ、あまさ、味など、もちろん亀末さんのくせのない、すぐれた餡の味で、花びらにとてもよくマッチしている。

 (いや、外郎が餡にマッチしている、というべきか)

 

 口に含むと、かきつばたの花びらとは、食べてみるとこんな食感なのかな、なんて想いがわいてくる。

 

  ※ この記事を書いてから過去の記事を見てみたら、「折り菖蒲」という銘で、2011/5に記事にしている。

 

  ※ また、実は、メモしてなかったので、餡が、漉し餡だったのか、粒餡だったのか、あいまい。外郎によくマッチした餡だったという印象はあるものの。だから、漉し餡かとおもっているが、上の「折り菖蒲」は粒餡となっているので・・・どっちだろう?

 

 

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2016_05
10
(Tue)23:06

 ふくらつつじ  薯蕷製  亀末廣

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 5/7に。

 

 ふっくらつつじ。

 胡麻はおしべ。

 ふっくら、なんかかわいいので、食べてみたくなった^^

 

 種は、こしあん。しっとり。薯蕷饅頭は蒸してあるので、餡がほろほろになったり、固めになっている店もあるが、そういうのを感じさせない、しっとり感。

 皮はもっちり、ふっくら、ふわふわ。薯蕷の風味は、ほんのり。クセなどもなく、品がよい。

 全体の風味は、過不足なく、バランスよく・・・。

 ぼくとしては、いつものごとく、言うことなく、こういうお菓子に接することができて、ほっこり、とても嬉しい。

 

 せっかく日本に生まれてきて、幸運にも、京都近辺に住んでいて、わりと手軽に手に入るので、接しない手はない。

 ネットで、いながらにしていろいろなものが手に入るが、上生だけは、そういうわけにいかない。

(冷凍なんてのがあるようだけど、亀末さんのは、そういうわけにはいかない)

 また、「手軽に」とはいっても、京菓子の歴史や熟練や洗練がつまっている。

 それなりに、いろいろの店の京菓子を食べてきて、そのうえで、味わうことができる、わかることができる、亀末さんところのお菓子の良さ、おいしさ、というものがある。

 

 亀末さんところの上生には、食べるたびに、あらたな感銘を受ける。

 意匠は、たしかに、やや、古典的で、定番で、みかたによっては、すこしふるめかしいところがあるかもしれない。

 たとえば、鶴屋吉信さんのようにあたらしい意匠をつくりだしたり、長久堂さんに見られるような斬新で新鮮な銘と意匠のむすびつき、といった、そういうものも、もとめることはできないかも知れない。

 でも、食べてみれば、それらのことが、亀末さんの上生にとっては、さほど重要でないと、いつも、納得させられる。

 

 京菓子の上生とは、こうあるべきだ、というひとつの、典型的な、優れた見本、といったそんな上生ばかり。

 (もちろん、亀末さんでは、上生ばかりがそうではない)

   

 銘は、例によって、勝手気ままにぼくが。

 

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2016_05
09
(Mon)21:30

 5/5に、奥さんが買ってきてくれた。

 

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 鶴屋さんの柏餅、じつは、去年まで、五個セットが最低販売単位で、さすがにふたりで五個はと、食べたかったがなかなか縁がなかった。

 ところが、今年は、一個ずつ、ばら売りになっていたということ。

 

 緑の葉っぱが、粒餡。

 茶色が、漉し餡。

 

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 餅は、道明寺。

 

 みずみずしい道明寺と、すこしゆるめの漉し餡。

 そのマッチングがとてもよかった。

 風味のバランスもよく、もうすこしここがこうだったらいいのに、というところもなく、つまり、過不足なく、とてもよかった。

 

 粒餡の方は、やや、小豆のえぐみのようなところが。 

 また、小豆粒の皮がしっかりしていて、やや硬い。

 今年の冬に食べた亀末さんの「大納言」も粒の皮がしっかり、かため。

 今年の丹波大納言は、ちょっと皮があつめで、かたいようだ。

 餡も、漉し餡にくらべるとしまっている。

 どちらかというと、好みもあるが、ゆるめの漉し餡の方が、この道明寺にはよくあっている気がした。

 

 最近、上生とか生菓子は、亀末さん一色になりつつあるが、この鶴屋さんの柏餅、とくに漉し餡の方はとても美味しかった。

 来年もばら売りがあるなら、ぜひ、食べたいな、と。

 

 

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2016_05
05
(Thu)20:20

 去年まで、今のシャッキーが植わっている場所に植えてあった芍薬。

 紅葉を対象点に、約180度反対側、紅葉の南西に。

 それがよかったのか、今年はいちばん大きいのは60センチほどになり、つぼみも三つほどつけている。

 もう一株も、蕾が。

 

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 こちらだけではなく、ぽこの根元の株もよく育って、蕾を。

 

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 植え替えたのがよかったというよりは、今年は芍薬にとっていい気候ということらしい。

 

 トマトはこんな感じ。

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 去年は、5/20と植えるのが遅かったせいで、すぐに梅雨になってしまい、日照が少なく、上手くいかなかった。

 サターン、と 桃太郎。

 4/30に苗を買いにいき、5/2に土が届き、3日に奥さんが植えつけた(写真)。

 もう、全部の苗に花がついていて、植えたあとにトマトトーン。

 

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 この辺りは風が強く、よく農家の人がやっているので、奥さん、行灯にしてみた。

 風雨、虫除けになるとのこと。

 

 イヌツゲの根元のスズランが咲いていた。

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 チシャの株から芽が出ていた。

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 ライラックも咲いた。

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 ホウチャクソウは一週間以上前から開花。

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2016_05
05
(Thu)00:46

 ずっと、この一ヶ月くらいか、もう少し前から、気になっていた。

 半額セールで安くならないかと首を長くしていたが、なりそうにないので、とうとう、買ってしまった^^

 もともとは、茶入れというわけではないが、面白そうなので。

 

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 乾隆ガラス製。

 清の時代の小壺らしい。

 高さ、蓋含めて約10センチ。

 胴のいちばん太いところ、約8.2センチ。

 ちょっと大きめ。

 梅と竹らしきものと、鳥が彫ってある。

 かなり、ずっしりとして重い。

 でも、このずっしり感がなかなかいい。

 

 P5030436 (448x336)

 

 ふつうに見ると、一枚目の写真のよう。

 光に透かすと、褐色にも見える。

 

 竹・梅・鳥のほかにも、文字が彫ってある。

 「梅」「竹」「囍」「雙」

 どこから読み始めるのかよく分からないけど、竹と梅がならび喜ばしい、といった意味かな、と。

 

 ま、薄茶器と言えば棗なんだけど、いろいろなカタチがあっても、所詮、棗は棗。

 なんか、面白くないんだよね、茶道具としてつくられたもの、カタにはまったもの、ってのは。

 で、こういうのも欲しくなる^^

 

 清めるときは、蓋を、むこう、手前と袱紗で清め、さいごにつまみも。

 と、そんな感じで。

 

 P5040458 (448x336)

 

 茶碗は、いまは、猪飼さんの粉引き。

 

 P5040453 (336x448)

 

 

 

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2016_05
05
(Thu)00:19

シャラ

Category:

 庭の西側。

 というか、南西。

 

 西には、ベニバベニバナマンサクの生け垣。

 その手前に、チシャ。

 南に、ソヨゴ。

 

 マンサクの生け垣、北の方ほどよく育っていて、2メーター50以上ある。

 南の方はやっと、1メーター80ほど。

 で、チシャとソヨゴの間が、ぽっかりと穴が空いていて、どうも気になっていた。

 

 4/30に、近所のホームセンターに、例によって、トマトの苗などを買いにいったのだが、そのとき、たまたま、2.4メーターほどの単幹のシャラがあった。

 で、値段もものすごく手ごろだったので、植えてみることにした(2980円)。

 

 昨日、植えた。

 

 P5040441 (448x336)

 

 ちょっと、目隠しになった。

 これで、落ち着く。

 

 ただ、ちゃんと根付いてくれるかどうか、心配。

 なんせ、シャラは、べつの場所だが、2回ほど枯らしてしまったので。

 

 原因は、まず、植えた場所。

 今回は違う場所なので、まあ、期待。

 あとは、根元。

 乾かないように、バークチップでトリミングした。

 

 P5040442 (448x336)

 

 シャッキーも調子いいみたいなので、期待。

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2016_05
04
(Wed)23:56

 暑くなってきたので、そろそろ、いちま、お着替え。

 

 P5040446 (384x512)

 

 いつもどおり、縮緬の単衣。

 帯も・・・もしかすると去年もこれだったかな?

 新緑なので、ついついこの帯に。

 

 P5040445 (448x336)

 

 ふつうに蝶結び。

 帯を二つ折りにすると、両端がピンクになって、真ん中が新緑になるので、そのまま。

 

 肌着も、紅絹から木綿に。

 長襦袢も、駒絽に。

 毛糸の靴下も、足袋に。

 帽子も、毛糸のベレーから、レースに。

 

 P5040450 (448x336)

 

 おすましいちま♪

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