2017_07
09
(Sun)01:06

道喜さんのちまき 水仙粽

今日、京都へ。

猪飼さんの個展を観て、大丸の地下の菓子売り場へ。

そのとき、たまたま、川端道喜さんとこの粽があるのを奥さんが発見。

聞いてみると、土曜、日曜には、少量入荷するのだとか。

たいていは午前中になくなってしまうのだが、それが、ラッキーなことに、今日はこんな時間まで(午後4時くらい)。

とても高価だが(五本で3900円)、以前から食べてみたかったので、買って帰った。

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ビックリしたのは、「由来記」の長さ。

粽のそもそもだけではなく、川端家の代々のことが書いてある。

川端家は、もともと、渡辺綱の流れを汲む渡辺進四郎左右衛門というひとが、餅屋を始めたのが始まりなのだそうだ。

窮乏した朝廷の朝ご飯(おはぎのような感じ)を毎朝献じたことからそれが習わしとなり、御所には道喜さんとこ専用の「道喜門」なるものまであったそうな。

と、まあ、その他にもいろいろ、庶民感覚では雲の上の出来事のようなことがいろいろ。

 

さて、それはいいとして、粽。

道喜さんとこの粽には、二種類あって、今回買ったのは、「水仙粽」。

もうひとつは、「羊羹粽」。

 

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五本で一束。

紙の包みをとくと、はやくも、笹の涼やかな芳香が漂う。

 

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笹は湿っぽい。

 

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みずみずしい、ぷるん、とろん、葛の粽。

 

笹の香りがよい。

食べおわっても、口中をしばらく満たしている。

 

葛のくちあたり、やわらかさ、ぷるんの加減、甘さ、風味など、亀末さんの葛焼きを思い起こした。

つうじるものがあった。

ただ、水仙粽の方は、みずみずしく、笹の芳香がここちよい。

 

素朴、というのとはちょっとちがう。

洗練とはいっても、それを感じさせない。

が、ひなびたところはない。

なにか特別にすごいというものでもなく、素直でふつうな感じ。

でも、このふつうがなかなか。

小細工した葛のお菓子では無理。

 

奥さんも同じ感想。

 

今日、一本ずつ食べて、また、明日。

 

その後、お茶。

 

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