2017_09
04
(Mon)20:53

まだすこしはやいかな、とおもいつつ、軸を替えた。

菊の図。

 

P9033176 (384x512)

 

箱もちょっと面白い。

P9043189 (384x512)

 

 菊  恩師栖鳳先生筆  門人峻嶺鍳(?)題  落款

 

鍳という字は表示されてるかな?

「鑑定」の「鑑」の、「皿」をとって「金」を「皿」のところへ。

意味は、「鑑」と同じ。

 

「恩師栖鳳先生筆のこの図に、門人の峻嶺が『菊』という題を考えてつけました」、という感じ。

 

竹内栖鳳の弟子に、大矢峻嶺という人がいて、どうやら、その人が題をつけた、ということらしい。

 

箱の裏にも、識書きらしきものが。

 

P9043191 (384x512)

 

 

 昭和卅年うんたらかんたら 何乃誰兵衛  花押

 

昭和三十年に、だれかが鑑定した、と(笑

(よう読まんので、鑑定した方には、申し訳ないです)

 

まあ、箱はいいとして、飾ってみると部屋の雰囲気ががらっとかわった。

P9043186 (512x384)

 

なんか、いまどきの(旅館などの)数寄屋造りの一室のような雰囲気に^^

 

P9033177 (512x384)

 

菊の絵もさることながら、表装も面白い。

天地がクリーム色で、中廻しがちょっとくすんだ草色。

織りがらは、菊?

とにかく、このコンビのおかげで、軸そのものが菊のよう。

で、部屋中に、爽やかな菊オーラがふりそそぐ。

菊の香りまでしてきそう。

 

また、風帯もなく、一文字もない。

軸に仕立ててあるけど、額縁と等価な感じ。

でも、額ではなく軸。

それで、部屋がモダン数寄屋に変身^^

 

なかなか洒落た表装だな、と。

 

P9043181 (512x384)

 

さっくりと描いてあるけど、 菊も見どころが多い。

筆運びや、かすれや、割れや、ぼかしや、勢いや・・・。

 

そもそも菊のポーズが、植物というより動物っぽい。

なんか人臭いポーズ^^

使っているのは、墨と花の黄色だけ。

 

もうひとつ、落款も面白い。

P9043204 (512x384)

 

「竹内棲鳳」となっている。

ニセモノ?

竹内セイホウなら、「木」偏に「西」とつくる「栖」のハズ。

まあ、たいしたことでもないし、知ってる人は知っている^^ 

「栖鳳」になるまえの「棲鳳」。

(箱は、「栖鳳先生」なのにね^^)

 

お茶の道具はなにを取りあわせようか?

  

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