2017_10
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(Sat)13:40

大化けした(?)釜

Category: ヤフオク

今年の8月頃、ヤフオクに出品されていた釜。無題2 (512x288)

このショップでは、以前釜を買ったこともあり、フォローしているし、どうしようか迷っていた釜もあったので、よく見ていた。

 

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ちょっと変わった形の釜なので、印象に残った。

「火消釜」といって、明治頃の、火消し壷をかたどった釜だということ。

水車のような地紋も印象深い。

 

無題1 (512x288)

 

8月22日20時40分に、8000円で落札された。

 

その釜が・・・

なんか、最近、べつの釜に化けて? 出品されているみたい・・・

 

無題4 (512x288)

 

タイトルもすごい

 

 大名物 初代 宮崎寒雉 最上位作 伊藤鐐一鑑定箱 名釜 

 

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愛知の釜師 伊藤鐐一の箱書きまでつけて。

水車が「槌車」に。

しかも、初代寒雉作、と。

初代寒雉は、異形の釜も多かった、とそこで、というわけか。

 

説明の画像には、なにかこんなメモまで。

無題6 (512x288)

いったい誰が書いたメモなのかは不明。

 

蓋は、それらしい?別のものに。 

無題7 (512x288)

 

無題8 (512x288)

 

釜のサイズもほぼ同じみたい。

火消釜 直径18.3センチ  高さ16.2センチ(胴のみ) 高さ20.4センチ(蓋含む)

無題3 (512x288)

 

寒雉車軸釜 高さ約17センチ  最大経約18センチ

無題5 (512x288)

よく化けたもんだなぁ(笑

 

まあ、寒雉作にしては、ぜんぜん肌が寒雉っぽくないよな。

しかも、初代寒雉だし。。。

 

蓋も、前の蓋の方が釜本体にしっくりきてたような。

寒雉作というので、無理矢理、それっぽい蓋にしたのはいいけど、なんか、品が無くなった。

 

識書き、伊藤鐐一というのは、ちょっと、気が利いてる。

出品者は愛知県のようなので。

でも、これ、ほんとに伊藤鐐一の識書きなのか?という疑問が出てくる。

まあ、伊藤鐐一作の鉄瓶や釜の画像というのはネットに上がっているので、暇な人は調べてみるといいかも^^

釜や鉄瓶を見るんじゃなくて、箱を見る。とくにサイン。自分の名前。

名前というのは、一番よく書いてる文字のひとつ。文字のカタチそのものよりも、書きクセや勢いを見る。ハネやトメ、筆の入り方等々。

いろいろ見くらべて、判断する。

僕的には、どうもこの識書きは眉唾モノ。

 

なんとも、この業界の実態のひとつ、真の姿のひとつをまのあたりにした思い。

ヤフオクで買うの、よっぽど注意しないと、と、ゲンナリする(笑

 

いや、ヤフオクだからじゃなくて、もともと骨董なんてこういうところがある業界。

それが、今は、プロの骨董市場が崩壊してしまって、その場がヤフオクに移ったというだけ。

釜なんて出品数が少ないので、こういうのがあらわになりやすいのだろう。

 

10月22日13時32分現在 入札2 で 1100円。

終了日時が、2017.10.30(月)20:00。

あと、入札履歴とか見れば、吊り上げされてるかどうかもわかる。

 

一体、いくらで落札されるのか、おもしろそうなのでウオッチしてみよう、っと^^

 

感想

この釜、実は、ちょっと、ほしいと思った釜。

誰が作ったのかわからないから、よかった。

面白いかたちだし、誰が作ったかわからない、というところが、かえってパーソナルに愛で楽しめる釜、という感じで。

蓋も、前の蓋の方がしっくりきて、品もあり、なによりも蓋をしたところがチャーミング^^

けど、まあ、ちょっとほしい、くらいでは増えすぎるので買わなかった。

それが、寒雉作となると・・・。

あきらかに、僕的には、寒雉ではないので。

逆に、もし、ほんとに寒雉作でも、というか寒雉作となると、いらない。

寒雉なら、この程度の釜を愛でる気ににはならない。

 

(画像はヤフオクから)

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