2018_06
13
(Wed)21:30

雪花  梅花皮茶碗

猪飼さんの茶碗などの棚を新設。 
猪飼さんの茶碗、あまり季節を限定にせず、いつも見えるところに置いておいて、その時々の気分で選んで使おうか、とふとそんな気になったので。
こうして並べてみると、とても見応えがある。
飾っておいても映える。
こちらのテンションもかなりあがる^^
また、常設しておくととくに好ましいものもあることがわかった。
釉調がわずかな光の変化に伴って顕著に移り変わっていくものがあるのだ。
季節によって、時間によって、光は変わっていくので、それに伴う茶碗の表情の変化を楽しまないでどうする?
もちろん、どんな茶碗でもそれなりに変化するが、猪飼さんの場合釉薬がとても特徴的、個性的なので、ことにその変化が著しものも少なくない。
そこがよくて買ってきた、というのもある。
 
さて、こんな風に並べてある茶碗のなかで、今回使いたくなったのは、これ。
P6137895.jpg 
総梅花皮茶碗
 
茶碗の外も見込みも高台にも、どっぷりとカイラギ。
ここからしてかなり個性的でおもしろい、と思った。
ことに見込みのカイラギが美しく、しかもまるで満開の桜のようなので「桜花皮」と表記したくなる、とか、以前ブログで書いていた。
なので、自然に使う時期も、春、桜の頃、と限定してしまっていた。
今年はぜんぜん使わなかったので、使いたくなった、というのもある。
 
P6137894.jpg 
 
使っていて、ふと、これを夏に使ったら・・・と思いついた。
するとこの白いカイラギは、雪のよう。
春には桜なのだから、「雪月花」の雪花と。
あと月があれば、いいわけだけど、軸に月下湖水図がある。
その軸を飾れば、「雪月花」のお茶となる^^
雪花にみどりの松(お茶)とでもするか。
また、茶碗のかたちは夏向きではないと言えばないが、しかし、カイラギのさらさらとした肌触りは蒸した季節や暑い季節にはとてもよさそう。
しかも、お茶が冷めやすい。カイラギで見込みの表面積が通常の茶碗とくらべるとおおきくなっているせいだろうか、あるいはざらざらとしていて茶筅が使いにくいせいだろうか、なんとなくお茶が冷めやすいことに気づいた。夏にはもってこい。
 
釜は、富士釜とは相性がいい。かたちとやはり、雪だから?
笹地紋胴締めとはちょっとどうかな・・・。
雲龍とも面白そう。
雲龍釜の雲龍は、雨を降らしている龍。その雨が、なぜか、手元では雪に^^ というわけ。
 
見込みは、画像ではあまりはっきりしないが、桜の季節には見られない色もみられた。
ラベンダーのような色。 
P6137891.jpg 
 
お茶、ラベンダーのような色、茶碗の地の色と三層になっていた。
P6137904.jpg 
 
とどうじに、やはり、満開の桜をおもわせる。
それも面白いか、と。
 
P6137893.jpg 
茶入れは蔦よりは、独楽染め付けがしっくり。
 
茶道具として作られた茶碗ならそれなりに季節感とかカタどおりのこともあるようだけど、猪飼さんの茶碗をそんな風に使うのは勿体ないので。
 
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