2018_07
02
(Mon)00:07

灰陶緑釉彩茶碗 と 灰陶緑釉彩花入 でゆる茶

Category: ゆる茶
 
 
今日は、こっちを正面に。
P7018256.jpg 
 
緑釉の流れ具合がとても面白いところ。
灰釉の上に流れている。
一度かけの灰釉は土にしみこんだようになっている。
上の方は、二度がけ以上してあり、コーティングしてようにつややかになっている。
土も見え、鉄釉も。
肩のあたりに黄瀬戸。
灰釉の上にかかっている緑釉は、いわゆる織部釉よりも半透明感がある。水彩のようでもある。そこも、美しい。
 
床に飾ったら、オーラが部屋へ拡散して部屋の雰囲気を支配するかと思っていたが、その逆。
むしろ、この花入れにむかって凝縮していく。
やわらかく、かっちりとした姿ではないのに。
おとといまで飾っていた灰釉の壺とは逆。
この壺はかっちりとしている。が、凝縮せず、この壺の雰囲気が部屋にひろがって、部屋の雰囲気を引き締まったものにする。
 
P7018241.jpg  
茶器は、蔦で、替えに染め付け。
どちらもこの茶碗にあう。
 
茶碗は、今の季節にぴったり。
平茶碗もいいが、手に馴染みにくい。
この抱え込んでいるかたちは掌に馴染む。
土も軟らかく、釉薬はつるつる。やわらかいつるつる。飴のようで、なんとなくしっとり。
灰釉と緑釉が季節感にしっくり。
 
P7018265.jpg 
昨日の画像でははっきりしなかった、茶だまりのビードロ。
黒糖の蜜か、飴か、琥珀のような色。
境目がぼかしてある緑釉は、高い瀧のようでもある。水がおちて滝壺にいたるまでに、霧のようになってしまう。
 
いちまに^^
P7018242.jpg  
 
菓子は、老松さんの蓮根餅。
葛とも違う、琥珀とも違う、蕨とも違う、つるん、ぷるんとした食感が喉に涼しい。
昨日は、なんとなく、カフェオレ味?
今日はちゃんと黒糖味だった^^
ただ、黒糖といっても琥珀のようなストレートな黒糖ではなく、やはり、どこかカフェオレみたいなところが。 
P7018235.jpg 
そのほか、亀末さんの一休寺と、オーツ麦ビスケット。
  
P7018236.jpg 
釜は、勘渓の竹紋胴締め釜。
薄手で、小振りで、なかなかよい。
竹の地紋もむさくるしい藪っぽいが、むしろ、なぜか、涼しげ。
去年は鳴りが甲高くてちょっとなぁ、と思ったような気がしているが、今年は鳴りが落ち着いている。
低い鳴り。
また、早く鳴り始める。あまりお湯の温度が高くならないうちに鳴り始めるので、そこもいい。
とはいえなってくると湯は熱いので、飲むまえはいちいち柄杓で水を差している。
鳴りがやんだり、また、起こったりするのも面白い。
 
軸の瓢箪から、梅。
釜の地紋が竹で、蓋の摘まみが松毬。
知らず知らずのうちに、松竹梅がそろっていた。
また、胴締め、となっているが、これはふくべのヴァリエーションに見える。
 
P7018270.jpg 

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