2018_08
05
(Sun)23:55

「彎刀作釜」

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どうやって読むのかなぁ・・と思っていて、読めるまえに買ってしまった。。。
で、明日届くという日に、こう読むんじゃないかな、と。
 
この箱。 
P8058498.jpg

「彎刀作釜」と書いてあるんじゃないか、とくずし字辞典しらべて、なんとなく。
左は、「釜屋 彦九郎」とある。
 
商品説明の画像のでの、釜肌とてもよかった。
なにか独特の色合い、雰囲気。いままで見てきたのやうちにあるのとはひと味もふた味も違う。
というので、ほしくなった。
今日届いた。 
 
二重箱。
外箱には、「寒雉尻張釜」「釜師 五代 尚行共箱」とある。
が、箱は箱。
 
そして、内箱には、さっきのよくわからない文字。
商品説明では、「作者の名前だが読めない」、つまり、作者不明、五代寒雉極め、とあった。 
けど、「彎刀作釜」と読めると、作者の名前ではないだろう。
「彎刀」から作った釜、と言う意味かな、と。
「彎刀」とは平安以降の反りのある日本刀のこと。
つまり、刀にする鋼で作った釜、ということらしい。
それでか、肌の雰囲気が、和銑や洋銑の釜とかなり違っている。
和銑も硬いと言うが、もっと硬そうな感じ。
そして、重い。
硬くて割れやすいので、厚手になったのか。
また、和銑のような流す鉄にくらべてとうぜん流れにくいのだろうから、そのせいで、この姥口尻張のかたちにしたのか、とも思える。
このかたちは、鉄が、他のかたちにくらべて素直に流し込みやすそう。
それに、この釜肌に、ぴったり。
 
P8058499.jpg 
内箱の蓋の裏。
 
刀にする鋼で釜を作った、という例が他にあるのかないのか知らないので、なんともいえないけど、でも、そうだとすると面白い。
ちょっと調べてみたら、五代寒雉は、たたらで作った鋼を質や大きさで選別することができるようになった頃にかさなっているみたいで、そういうこともあって、つくらせた施主がいるのかもしれない。
 
P8058500.jpg 
広角カメラなので、釜のかたちがヘンになってしまう。
尻張りなのに、尻張りになっていない。本物はもっといい形。
この肌の色。青っぽい、というか、青白っぽい、あるいは、白い。
この色合いが、洋銑や和銑のものにはない色合い。というか、あまり見たことがない色合い。
というだけではなくて、すごく気に入った。
説明の画像でも言い肌だなと思ったけど、実物はもっとよかった。
 
P8058504.jpg 
蓋も重い。
釜鐶付で、釜鐶の使い心地もよい。釜鐶は、和銑のよう。(画像の金色のは、真鍮の水屋鐶。付いていたのは、蓋の左の)
  
試し炊きで、水に濡れた感じもとてもいい。
P8058508.jpg  
 
P8058509.jpg 
 
湯に、錆びもでなかった。 
ちょっと炭酸臭のような・・・湯垢の臭いかな。
 
肌のアップ。 
P8058515.jpg 
これらは、すこし赤っぽく撮れている。P8058521.jpg 
 
P8058517.jpg 
 
P8058519.jpg
 
この砂肌がとてもいい。
これも赤っぽくなってしまっているが。
砂肌で、ところどころ弾いてある。
 
試しに使ってみたかったが、暑いので、やめた。
色合いは、箱と一緒に写っているのがちかい。 
 
ちなみに、ヤフオクの説明画像のひとつ。 x7nfr629myu10[1]1
ほぼ、こんな感じ。 
 
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